ガチ中華のクミン使いはレベルが違う。 : Shoukain

　今回は各国料理巡り。

　行ってきたのは「庄稼院」。

　瓦町ガチ中華シリーズです。

　この辺りのガチ中華料理店の中でも値段は安め、品揃えは豊富と繰り返して使いたくなる要素が満載。

　まだ４回目、気になるものを制覇するには先が長い…

　この日は、

・酸菜包子（漬け白菜饅）（税抜180円）
・孜然実蛋（玉子のクミン風味）（税抜880円）
・鶏珍（焼き砂肝）（税抜200円）

　の３つで。

　合計1,276円でした。

◎料理・味…いつも同じことしか書けないけど、この辺りのお店は街中華とのレベルが違いすぎ。
　特にクミン炒めは、街中華のものがお子様向けぐらいに思えてしまう…。

・酸菜包子（漬け白菜饅）
　白菜と肉入りの中華まんじゅう。
　明らかに手作り手捏ね感のあるビジュアルで、皮は密度高くてむちむち。そして値段の割に大きくて、ほんとにお得メニュー。
　漬け白菜の味は目立つほどでもなくでした。

・孜然実蛋（玉子のクミン風味）
　クミンを使った玉子炒めみたいなもの。肉は割とあるけど玉子バージョンは珍しいです。
　玉子といってもニラ玉のようなものでもなく、ゆで卵でもなく。卵を蒸し固めたようなもので、感覚としては白身だけの玉子のようなプルプルとしたおもしろい食感です。
　味はとてもワイルド。クミンと塩辛い調味料がガシガシ入った強めの味付け。ここのクミン料理はうまい！

・鶏珍（焼き砂肝）
　中華スパイスで食べる砂肝の串焼き。
　コリコリはしてるけど、砂肝のジャリっとした食感はなく。満遍なく全体に中華スパイスまぶされてスパイシー！
　串物色々試してきてるけど砂肝もありだなぁ。

◯サービス…特に前回と変わりなく。
　中国の女性スタッフさんがテキパキと。
　ここのお店は日本人慣れしてます。

◯雰囲気…作りは前回と変わりなしでしたが、当日は日本人のお客さんが多かったです。
　うまい、とか、すごい、とかいろんな声が耳に入りました。同感。

◯コスパ…これだけ食べてこの値段、安いと思います。量多いし。

◎総合…前回と変わらず。
　うまいし、ボリュームあるし、おもしろい。
　ここらのお店の良さを知ってしまってから、リピートすることが増えてしまい、なかなか中国料理店の開拓が進まないです。

　今回は各国料理巡り。
　
　行ってきたのは瓦町界隈にあるガチ中国料理店のひとつ「庄稼院」。

　前回のことは鮮明に記憶に残ってます。

　中国版の大学芋と言われる料理を頼んだところ、大量の飴でコーティングされた山盛りサツマイモ。
　辛いものもを食べて汗をかいたことはあれど、甘いものを食べて汗をかくという生まれて初めての謎の体験をさせてもらいました。

　あれから約１年。久々に来たけど、相変わらず食べたことないものばかり並んでて迷う迷う。
　
　結果、
　
・大妈茄子（中華風ナス炒め）（税抜880円）
・牛肉萝卜包子（牛肉と大根肉まん）（税抜180円）
・牛肉串（牛肉串）（税抜100円。2本〜）×2
・猪肉串（豚肉串）（税抜100円。2本〜）×2

　にしました。

◎料理・味…ほんとうにぜんっぜん町中華とは違う。まいりました。

・大妈茄子（中華風ナス炒め）
　揚げナスを挽肉入りの味噌＆醤油ベースのタレで煮込んだような中国家庭料理のひとつ。
　和訳だと全く普通の料理に思えますが、かなりこってり目の味付けだし、量も普通のお店の倍近く。
　黒光りするナスがオイリーさを物語っています。
　後半だんだん苦しくなってくる。さらっと食べられるものより、この感じが自分的にはたまらない。

・牛肉萝卜包子（牛肉と大根肉まん）
　「萝卜」は大根の意味。牛肉と大根入りの肉まんです。
　日本ではなじみないけど中国ではメジャーどころ。肉の味、旨味の感じが全然違います。
　皮も日本の甘いふわふわなものではなく、無味で密度の高いむっちり食感でこれまた違う。
　さらに、200円未満とは思えないサイズの大きさで、コンビニはもとより中華街の肉まんも高く思えてしまうはず。
　これはおススメ。

・牛肉串（牛肉串）
　串焼きというよりちょっと揚げてあるような。
　味付けは唐辛子入り中華スパイスパウダーみたいなやつ。これは間違いなくおいしい。１本100円というのもナイス。

・猪肉串（豚肉串）
　基本は牛肉と同じ。豚肉のほうがやわらかくてジューシーさがあり、食べやすいかもしれません。

〇サービス…１度目はメニューブック、２度目はタブレットになって、３度目の今回は自分のスマホでオーダー。
　来るたびにハイテク仕様になっています。

〇雰囲気…前回と変わりありません。

〇コスパ…ここのお店は数年前からほぼ値段据え置き状態。
　前は普通と思っていたけど周りの値段が上がってきている分、安く感じるようになってきました。

◎総合…あと20回くらいは使いたい、そんな気持ちになりました。
　この辺りのガチ中華の中では通りに面してるし建物の一階にあって入りやすく、メニューは豊富、値段も高いほうではなく、試してみるにはおすすめのお店のひとつです。

　今回は各国料理巡り。

　行ってきたのは名古屋のチャイナタウン新栄エリアにあるガチ系中国料理店のひとつ「庄稼院」。

　２回目の利用です。

　この辺りのお店は、どこに行っても珍しいものばかりなのですが、この日は以前からここのメニューで気になっていた中国版の大学芋と呼ばれる料理を試しに行ってみました。

　頼んだものは、

・抜絲地瓜（税抜980円）
・草帽餅（甜）（税抜580円）

　の２つ。

　抜絲地瓜は、じっくり揚げたさつまいもを熱々の飴でコーティングしたスイーツ的な料理。糸を引く姿からこういう料理名になってるんだとか。
　草帽餅は、中国の焼きパイ。中華の餅は日本のイメージする米ではなく、パイです。こちらは、麦藁帽子の形をしてるからこういう名前になってるということです。

◯料理・味…前回はそんなにインパクト感じなかったのだけど、やっぱりこの界隈の店だと痛感。すごいの出てきた。見た目で伝わらないのが惜しい。これが現地系外国料理店を巡る醍醐味。

・抜絲地瓜
　ほんとに芋についた飴が糸状にびよーん。
　それを付属でついてくる冷水に浸して、溶けた飴を固めて食べる。飴が固まって外側はパリッとするのに、内側はほくほくで熱いまま。これおもしろい。
　食べてると気づけば皿は糸だらけになり、次第に甘さと揚げ油で胸が焼け、体が熱くなりじんわり汗が。
　辛いものではなく、甘いものを食べてこんな風になるのは初めての体験。そして、甘いもの好きなのに、しばらくいいやと思ってしまうほど。
　こういうのを待ってました。

・草帽餅（甜）
　外側はさっくり、内側はしっとり。食感は焼きたてクロワッサンのような感じ？
　甘いタイプのものを選んだけどそんなにこれは甘くなく、それより油の香り。
　インド料理など食べる人なら間違いなくパラタを連想するはず。

◯サービス…スマホでのオーダーになっててびっくり。
　最初はなんか抵抗あったこのシステムですが、今となってはむしろ便利と思えるように。行き違いとかないから良いのかもしれません。

◯雰囲気…特に前回と変わりありません。
　壁一面の新聞が謎。

◯コスパ…メニューが一部値上がりしてましたが、まぁ最近どこもそうなので。

◯総合…前回の印象からガラッと変わりました。
　同じような料理を一度よくある大陸系中華料理店で食べたことあるのだけど、ぜんっぜん違う。
　新栄界隈の中国料理店はほんとどこも凄すぎ。
　中華好きでまだこの辺りの店に来たことない方はどこでも良いのでチャレンジしてみることをおすすめします。

　今回は各国料理巡り。

　行ってきたのは「庄稼院」という中華料理店です。

　新栄の南側の現地系中華料理店のひとつ。

　最近、この手のお店にも興味を持ち始めたのでここも利用してみました。

　他のお店と同じようにやたらと豊富なメニューの中から"イカのクミン風味"と"焼餅"をオーダーしてみました。

　ほんとは、主食は別のもの（とうもろこし蒸しパンか花巻）食べるつもりだったけどないとのことで…。

◯料理・味…最近回ってきた現地系の中華料理店の中では比較的質も量もおとなしめな印象。
　頼んだものがたまたまそうだったからかもしれませんが。

・イカのクミン風味
　クミンを使ったイカと野菜の炒め物。
　唐辛子が効いてピリッときます。クミンの香りもなくはないけど、個人的にはもっと強い方が好きかなぁと。
　他のお店と比べるとややボリュームは控えめ、油っこさや癖も強くなく、比較的普通だったかも。

・焼餅
　ほぼこれはゴマ団子。
　ゴマがまぶされたもちもちの餅（米）の中に、ゴマの風味がするこし餡入り。
　出来たてで熱々、おいしかった。
　ちなみに、餡子が入ってるとは思わず頼みました。

◯サービス…メニューたくさん、見慣れないものもたくさんでおもしろい。一方、日本人向けのチャーラーセットみたいなやつとかもあって、日本人利用も意識はしてそうです。
　スタッフの方はもちろん中国人です。日本語は全然問題なく通じました。　

◯雰囲気…入口付近に肉が売ってて、中に進むとずらっと席が並んでます。
　奥行きあって結構広い。
　ほぼボックス席なので周囲が気にならず食事とれました。
　なお、周囲のお客さんは日本人のみ。アウェイ感はありませんでした。

◯コスパ…こんなもんかと。

◯総合…確かに現地感強めのお店ではあったけど、個人的にはこれまでまわったお店の方がより料理のインパクトがあっておもしろかったと思います。
　揚げパンとかは気になるので再訪してもいいけど、そこまで優先はされないかも。