今日の昼食は晩酌セット￥980円×2人前 : Taiwan Ryouri Mikouen

今日の午前中はサイナスリフトとチタン強化オープンバリアメンブレンを使用した、ややこしいインプラント手術があって疲れた。疲れて自宅に帰ると家内が眼鏡を作りに行くからキクチ眼鏡まで送って行けという。又面倒な話だと思ったが、家内の機嫌は全てに優先するという信条から、お供することにした。人生50年のキャリアから言えることは、この世で最も重要なことは奥さんの機嫌だ！この原則を無視すると取り返しのつかない事態に陥ることを、先週結婚したばかりの息子に諭したばかりだ。

さて、店はどこでも良かったが、眼鏡屋に行く途中たまたま道路のコインパーキングに空きがあったので車を入れた。まさに、たまたま空いていたようで、ココまで10個くらいのコインパーキングは全て満車だった。ちなみに、ココの駐車場は30分￥200円だ。

駐車場の隣に中華料理屋があったので、どこでも良い。という気分で店内に入った。店は間口は狭いが奥は広く、店内は新しい為なのか奇麗だ。昼はランチメニューの定食ばかりのようで、ラーメンとかライス、炒飯などが組み合わされたメニューばかりだ。しかし、糖質制限をしている私は、ラーメンや御飯は残すことになってしまうので、どうしょうとメニューを捲っていたが、晩酌セット￥980円というのが目に入った。小皿が二皿と中ジョッキで￥980円だ。家内に免許証があるか確認すると「ある」というので、晩酌セット￥980円×2人前を注文した。小皿は家内と分けて食べて、ビールは私が一人で両方とも頂く。ビールは本当は糖質制限からはダメなのだが、この店にワインは無いし、焼酎は呑み過ぎて、これ以降眠りこけることになるので、ヤムを得ない選択なのだ。

最近「先生！毎日昼から呑んでいますね！大丈夫ですか？」などと非難めいたことを後輩から言われたが、私はすでに52才だ。昔だったら53才が定年だった訳で、この年齢で夕方まで働くことは人として間違っていると思う。女性の閉経の年齢が51歳程度なので、生物学的に人として第一線でバリバリ働くことは生理的に難しい年齢なのだ。私は午後は家内の「お付きの者をする」という重大な仕事があるので、午後からの歯科医院は代診と息子に任せている。

さて、ビールは良く冷えていて美味しい。まだ、午後1時で皆が働いている明るい時間に飲むビールは格別に美味しい。料理もどれもまあまあ美味しい。強いて言うと、棒棒鶏は私が行きつけている店達よりは、ぐっとレベルが下がるが、問題では無い！私の食べログ上の評価では、このロケーション（街中という意味）で￥1000円でビールとつまみが手に入れば上出来だということだ。純粋に、これで充分美味しいと感じる。もちろん何万円も払って食べる中華料理と比較すれば劣るが、比べること自体がナンセンスだ。

私は仕事以外は理想が低い。仕事に対して理想を低くしか持てないと、有能なスタッフや患者から見放され、安酒さえ呑めなくなるから要注意だ。逆に仕事を最高レベルで行っていれば食い逸れることはマズ無い。しかし、仕事以外の料理や酒については安いワインでも値段なりに美味しいと満足することが可能な人間だ。ただ、飲み放題の店で一人でワインを3本空けると悪酔いするという事実を先日経験したので、極端に安い酒は沢山飲まない方が賢明だと認識した。「飲み放題」と「時間制限」という二つの単語は何故か私の理性を狂わせる。また、女性に対する理想だが、歳をとれば家内が老けるのも当たり前で、私は納得、我慢、いや、非常に満足して何時も家内と一緒に居る訳だ。無理をして若い女性と仲良くなろうとは考えない。家でも、車でも、なんでも上を見ればきりがない。今、自分が得ている身の回りの者、環境が最高だと信じている。私が毎日努力して懸命に生きているのは、私が持っていない何かを手に入れる為では無く、私の与えられた幸せを維持する為に頑張っている訳だ。

しかし、真っ昼間のビールは実に美味しい！ピリ辛の冷や奴と餃子は素直に美味しい！と言える。ゲソの唐揚げと棒棒鶏はま〜美味しい。ここで、あまり美味しく無いと思うようでは、この辛い世の中を幸せな気分で生きることは不可能だ！

中ジョッキ2杯呑んで、満足した私は、眼鏡屋で家内が眼鏡を作っている間、私も眼鏡を作ってしまった。問題は眼鏡の支払いをポイント還元率の一番高いVISAのプラチナカードで支払おうとしたら「カードが使えません」と言われたことだった。ヤムを得ずポイント還元率の低いダイナースのプラチナカードで支払った。自宅でカードが使えなかった訳をネットで調べたら、なんとプラチナカードの買い物限度額まで、後30万円しか無い事実が判明した。どうしよう！毎月の支払いなんとかなるのか？と不安になってまた呑みたくなってきた。