何を食べても美味しい老舗の洋食店
大須と言えばココ、というぐらい私の中に刷り込まれている洋食屋さんである。休日の昼間はメチャメチャ混んではいるがそれを外せば比較的待つことなく中に入ることができるのだ。
今回は週末の夜での訪問であった。案の定そんなに混んではおらず客の入りは半分位であっただろうか。
こちらでは食べたいものが多過ぎていつも迷ってしまうのである。
大正カツもビーフシチューもタンシチュー好きなのだが、この日の気分はデミグラスソースのハンバーグ。迷わずそれをオーダーして待った。
私はこちらでのハンバーグはいつもデミグラスソースにしている。というのもあっさりと食べたいときにはおろしハンバーグも悪くはないが、やはり洋食屋さんのベースはデミグラスソースにあると思っているのでそれを楽しみたいからである。
またこちらのハンバーグは鉄板熱々の料理が多い名古屋らしい感じで提供されるのだ。鉄板の上ではハンバーグがジュージューと音を立てており油が飛び散っていた。デミグラスソースは鉄板の上に別の容器で入れられており、ハンバーグをそこにディップしてもよし、鉄板の上にかけてもよし、そこは好みで味わえばよいのである。
今回もとても懐かしい味を楽しませてもらうことができた。こういうソウルフードは美味しいとか不味いとかではなく身体に染み付いているね。
また近いうちに訪問したい。今度はビーツシチューかな。
冬の限定メニュー ロールキャベツ!!
久しぶりに行ってみた。休日の昼間などはかなり混雑しているが、夜はそう混んではいないので飛び込みで行ってもまず入ることができる。お店は数年前リニューアルして新しいが、こちらの店は大須界隈では御幸亭と並んで洋食の老舗なのである。
店内はとても明るくテーブル席とカウンター席があり、お一人様でも気兼ねなく食事を楽しむことができる。今回は空いていたのでテーブル席での食事となった。
いつもならビーフシチューかタンシチュー、もしくは大正カツ定食なのであるが、この日はメニューに「11月~3月限定、ロールキャベツ」というのがあったので迷わずそれを頂くことにした。その他サラダのハーフサイズをお願いした。
ロールキャベツは15分ほどでやってきた。見た目はかなり大きい~~
ナイフで切ってみると中には大きなハンバーグのような肉が入っていた。キャベツはトマトで煮込んであり味が染みてとても美味しかった。
中の肉との相性も「良くこれぞ冬の食べ物!」というようなそんな感じであった。
また牛蒡の味噌汁も洋食店ながらなかなかの美味しさ・・・
今回も老舗の味を楽しませて頂いた。
また通おうかなあ〜
名物 大正カツ!!
またまた2週間程度での再訪である。この緊急事態宣言下では仕事が終わったあとに行ける店というのは限られているのだが、そんな中とても通いやすい店として重宝しているのだ。
この緊急事態宣言の中ではかなり早い時間からのスタートでもない限り、通常のフレンチやイタリアンのコースは全く無理だが、急いで食べる焼肉や焼き鳥、そしてこちらのようなセットメニューで頂く洋食屋さんはとてもありがたいのである。
今回もオーダーストップギリギリでお邪魔させてもらうことになった。席に座って今回はこちらの一番の名物、大正カツを頂くことにした。サラダは別でのオーダーとした。
キッチントウキョーの名物と言えばこちらの大正カツであろう。こちらのお店は創業が昭和35年らしいので、大正期から営業しているわけではない。何故大正カツなのか、謎なのである。
まあそういう突込みは置いておいて、しばらくすると鉄板の上に自家製のタルタルソースと思いっきりかけられたネギのかかったとんかつがやってきた。カツはかなり薄めでハムカツと間違えそうなぐらいだったが、この味付けなのでこういう風に薄くしたのかな??
トンカツは鉄板のおかげで熱々になっており、油っぽさとタルタルソースそしてあっさりとしたネギが不思議と合った。食べているととんかつの薄さも気にならなくなり、最後まで美味しく完食させて頂いた。
こういう満足度がこのメニューが残っている理由なんだろうなあ~~
やはりこういう老舗には新しい店がどう頑張っても越えられない、そんなものがあるような気がした。これからも暖簾を守り、昭和の味を後世に伝えていって欲しいものなのである。
老舗ならではの安定感
蔓延防止法にてなかなか外食への風当たりが厳しい中、やはりある程度遅めの時間に訪問しようとすると、オーダーしたらすぐに出てきて食べてパッと帰る、そんな条件が必要となってくる。
こちらのお店はもちろん蔓延防止法での縛りどおり、アルコールの提供一切なし、17時30分ラストオーダー、20時閉店を守っているお店なのである。
そのため仕事が遅くなってたとえ19時を回った後でも受け入れてくれるのがとても嬉しいのである。
今回も一応電話して19時少し過ぎにお店に入った。前回はかなり久しぶりであったが、今回は前回から約1カ月の再訪となった。
こちらに関してまず思うのは「とても使いやすいお店」ということである。
このご時世でもルールを破ることなく19:30のラストオーダーである。20:00には閉店なのでその間に料理を提供し客に食べてもらい時間内に帰ってもらう自信があるのだろう。
私はそこまでギリギリではなかったが食べて帰るのに30分ちょっとしかかからなかった。
今回オーダーしたのは煮込みハンバーグであった。
土鍋のようなお皿の上にはグツグツと煮え立ったハンバーグがやってきた。
食べてみると本当に熱い。ただ熱さの中に旨さが凝縮されているのである。
やはり歴史のある店のデミグラスソースは旨さが秀でていると思うのだ。
ハンバーグも肉の味がしっかりと感じられ美味しいものであった。
今回も閉店までに余裕をもって退散することができた。このご時世ではこういう店がとてもありがたいのである。しばらく重宝するだろうな~~
名古屋の洋食の草分け的なお店
今現在名古屋で洋食の分野で活躍している繁盛店と言えば、キッチン雅木ご出身のシェフのいるお店か、もしくは煉瓦屋出身のシェフのお店であろう。どちらも名東区にあったことは感慨深いがここ大須にはそれよりも歴史があり、ずっと名古屋の洋食の代表選手のようなお店が2軒あるのだ。
その一つが御幸亭、そしてもう一つが今回ご紹介するキッチントーキョーである。
キッチントーキョーが創業どれくらいかは知らないが、御幸亭も含めどちらも学生時代からよく行っていたので、確実に30年以上は経っているのは間違いのないところである。
私の若いころから御幸亭と言えばハヤシライス、そしてキッチントーキョーと言えばビーフシチューが有名であった。今回はタンシチューにでもしようかな、と思ったのであるが、やはりかなり久しぶりの訪問なので懐かしいビーフシチューをオーダーすることにした。
私の知っているキッチントーキョーはもっと間口が狭くて1階はカウンターメインだった気がするが、今回のお店は間口も広くなりテーブル席も増えたようであった。雰囲気も明るくなり若い人にも入りやすい、そんな雰囲気になっていた。ただ周りを見渡すとやはり高齢者が多いようで、こういうところにも老舗の安定感というものを感じられるのである。
セットでお願いしたのでまずは前菜がやってきた。ローストビーフ、醤油味のドレッシングのかかったタコ、オイルでマリネしたキャベツなどであったがどれもまあまあのものである・・・正直に言えば当たり障りのない感じの前菜であった。
そしてしばらく待つと何とも昭和レトロなステンレスの器に入ったビーフシチューがやってきた。ゴロゴロの牛肉のお供はジャガイモとブロッコリーである。スプーンで切れ目を入れるとすっと中に入るぐらい柔らかく煮こまれていた。
またデミグラスソースは少し焦げの味がする本格的なものである。市販のデミグラスソースは美味しいのだが、やはりこういう手作り感のある微妙な「焦げ」の味が足らないのだ。まさにこちらのお店の伝統の味を、そして私にとっては懐かしい学生時代の味を堪能することができた。
思い出のビーフシチューではあるが、もちろんあの当時学生だった私にとっては「超」がつくほどの贅沢品であり、そう何度も食べることができたわけではない。それでも当時の味の記憶は脳裏に焼き付いているのである。そんな思いもあってかこちらに来たときにはついビーフシチューを食べてしまうのだ。
すっかり雰囲気は変わってしまったが、それでも通い続けたい、そんなお店なのである。
店名 |
Kicchin Tokyo
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类型 | 西式料理、日式肉饼、可乐饼 |
预约・查询 |
052-231-1503 |
预约可/不可 |
可预订 |
地址 |
愛知県名古屋市中区大須2-15-13 |
交通方式 |
大須観音駅から徒歩5分 距離大须观音 319 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算(评价总数) |
¥2,000~¥2,999¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX) 无使用电子钱 可使用二維码支付 (PayPay) |
座位数 |
47 Seats |
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个人包厢 |
不可能 |
包场 |
可能的 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
不可能 2000円以上お食事の方で、名鉄協商の方はサービス券をお渡ししております。 |
空间、设备 |
平静的空间,座位宽敞,有吧台座位 |
酒水 |
有葡萄酒 |
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此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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服务 |
提供外带服务 |
关于儿童 |
接待儿童 |
备注 |
クレジットカードはVISA、マスターのみでランチは利用不可 |
久しぶりに栄からもアクセスの良いこちらのお店に行ってみた。休日のランチタイム等はメチャ混みだが、平日の夜はあまり混むことはなく快適に食事をすることができるのである。
この日も遅めからの訪問・・・全然混んでなくてむしろ寂しいぐらいの雰囲気であった。
こちらではいつもならハンバーグか大正カツなのだが、この日は寒く何となくシチューを食べたい気になり、もう久しく食べてないタンシチューを頂くことにした。ビーフシチューはたまに食べるがタンシチューはもう数年ぶりかな・・
自家製のデミグラスソースでしっかり煮込まれたタンシチューは味がしっかりと染みて美味しいものであった。ビーフシチューのようにほろりと崩れることはないが独特の弾力があり、タンの旨味とデミグラスソースが相まって何だか昭和にタイムスリップしたような、そんな感じさえした。
そこの付け合わせはブロッコリーとジャガイモである。どちらも主張が強過ぎることなくタンの脇役としては十分過ぎるぐらいの役割を果たしていた。
定食では御飯と牛蒡の入った味噌汁が付いてくる。この組み合わせは最強だろうな・・・
末永く通いたい大須のお気に入りの洋食屋さんなのである。