コスパ最強！ : Osteria Il Pagliaccio

急遽当日1時間後の予約で受け入れてくださいました。
2時間制です。
お店の雰囲気も想像以上に空間作りがしっかりされており、とても落ち着くお店でした。
3500円のコースをお願いしました。
前菜の生ハム2種にその下には自家製のクラッカー、外サクッと中もちっとしていてとても美味しいです！甘エビのフリットはもうめちゃくちゃ濃厚で、これはまた食べたい！と思うほど本当美味しかったです！右のチーズボールもどれも揚げたてで、サクッとしていて、すべて味も変えられています。しっかり味が付いてるため、ワインに良く合うと思います。
カルパッチョも肉厚で、程よい酸味と彩どりで目で見ても綺麗で、正直穴子の稚魚のヌルッと感は好みではありませんが、食材に拘りを感じますね。

パンも焼き立てです。オリーブオイルを付けていただきます。周りは少しとカリッとした部分もあり、中はもちふわな感じのフォカッチャですが、なぜか何か物足りません。。香り付けにローズマリーと塩気がもう少しあるといいかもしれません。またはオニオンを入れたら甘みと旨味が増してさらに美味しいと思いました。

パスタはラザニアを注文。
主人はイカ墨パスタ(+1000円)を注文。
※ニョッキにズワイガニソース+2000円
　雲丹の温製パスタ+3000円もあり
ラザニアは上部はパリッとしっかり焼かれており、中はもっちりしており、ゴロッとしたミンチが挟まっています。ふつうに美味しいですが、感動はありません。

イカ墨パスタは、味がしっかりしており、見た目ではわかりづらいですが麺と同じようにカットされたイカが一緒に絡めてあります。個人的にはラザニアよりこちらのパスタのほうが好きでした。

メインは肉(ポーク)と魚(スモーク牡蠣)が選べて、牡蠣をお願いしました。これが正解でした！！もうとても濃厚かつ旨味が凝縮されており、3粒もいただけて幸せでしかありませんでした♡
美味しすぎてソースにつけるのは勿体なすぎて、そのままいただきます。一切の臭みもなく、もう少し燻製が強くてもいいですが、本当に美味しい牡蠣でした。これをいただけただけで今日こちらにお邪魔した価値があります。
中央に添えられてる緑のソースは、菜の花をベースに上に牡蠣の出汁とオリーブオイルがかけられたものですが、エクストラバージンオイルが強くて、牡蠣の旨味は感じられず、菜葉のエグ味と苦味が強くて、残してしまいました。ですが、その周りに添えられている、玉ねぎのチーズオープン焼きは玉葱の甘みが存分に引き出され、とても美味しかったです。
焼き芋は中はねっとりとても甘く、外がカリッと揚げ焼きされているかのような食感で、どうしたらこんな焼き芋が焼けるのかと不思議なほど、とっても美味しくて、感動しました。

最後にデザートのティラミスです。
コーヒーシロップ?(とゆうよりほぼ珈琲)の上にクリームと苦めのココアパウダーがかかっている感じで、個人的にはもう少し甘みを感じられる珈琲シロップでもいいかなと思いました。クリームも食感は重いのですが味が軽いためもっと濃厚な生クリームだと嬉しいですね。
ティラミス好きな私は口コミを見て期待していましたが、個人的にスポンジにシロップひたひたが好きなので、こちらは珈琲の上に淡白なクリームが乗っている感じで、スポンジひたひたとは違い、好みのティラミスではありませんでした。
カップを持ち上げると、その下には珈琲豆が敷き詰められており、抜かりないお洒落は流石ですね。

紅茶はフレーバーティーです。(何の？かは説明はなかったです)香りも薄くあっさりしたお紅茶でした。

全体的に大満足なランチでした。これで3,500円はコスパ最強です！3,500円でここまでのランチをいただけるところはないんじゃないんでしょうか。
全体的にチーズを基調とした、チーズ好きにはハマるお店なのではないでしょうか。

そしてスタッフの方の接客も好印象でした。笑顔は少ないものの、お酒やお水がなくなるタイミングに合わせて、注ぎに来てくださり、お料理の説明もわかりやすく、プロの接客を感じさせていただきました。

サービス料やドリンク含め2名で1万円強です。
ランチでもカード払いができるのも嬉しいですね。

最後はお店の外でキム兄に似たシェフが挨拶に待っていてくださいました。

お気に入りのお店がまたひとつ増えました。
このお料理が3,500円とは素晴らしいです。
ミシュラン愛知のビブグルマンに掲載されたのも納得です。

必ずまたお邪魔したいです。
美味しいランチをごちそうさまでした。