極上純系名古屋コーチンをいただきました。 : ko-chinteisera

川名にあるコーチン亭せらさんへお邪魔しました。

お店の外観は一昔前の居酒屋といった感じで、正直全くオーラは感じられません。

店内の雰囲気も同様で、BGMは座敷の奥に設置されたテレビの音声といった具合。


いただいたのは、極上純系名古屋コーチンのコースです。

1品目は刺身の盛り合わせでしたが、さすがに新鮮そのものでどれも美味しかったです。

砂肝はシャキッとハツはプリッと、レバーは特有のクセがなくとろりと甘くて美味。

肉は胸とささみでしたが、個人的には程良い弾力があってより旨味の深い胸肉が好みでした。

甘めの刺身醤油も悪くないですが、レバーはもちろん淡泊な胸やささみには塩が好相性でした。


刺身を半分もいただかないうちに、手羽先や手羽元などの焼き物が登場。

この後もこちらの食べるスピードは考慮してもらえず、先方のペースで続々運ばれてきたのは残念。


焼き物についても総じてしっかりとした弾力と旨味が感じられ、やはり肉質はかなりのものかと。

ただ、ガス火のせいか、焼きは正直イマイチ。

焦げ目は香ばしさよりも焦げ臭さを感じましたし、中はもう少しふっくらジューシーに焼けていると良かったかと思います。

良かったのはやはりももで、食感、味わいともにさすがの迫力でした。


チキンカツも衣サクサク、身はしっとりで美味しいですね。

こんなチキンカツだったら、いくらでも食べられそうです。


連れの分もいくらか食べたので、最後に鍋と雑炊をいただいたらもうお腹はパンパン。

お腹一杯美味しい鶏料理をいただいて、満足いたしました。


総じて、肉質の良さは間違いないところでしたが、焼きがイマイチなのと提供速度の速さが難。

それなりには楽しめましたが、個人的には他所の有名焼鳥店の方が満足度が高いかなと思いました。

ともあれ、どうもご馳走さまです。