Teuchi Soba Futaba
(手打蕎麦 ふたば)
餐厅信息
细节
| 店名 |
Teuchi Soba Futaba
|
|---|---|
| 类型 | 荞麦面 |
| 预约・查询 |
052-522-5660 |
| 预约可/不可 |
可预订 |
| 地址 |
愛知県名古屋市西区押切1-3-1 第二伊藤ビル １Ｆ |
| 交通方式 |
从地铁“浅间町”徒步约6分钟 距離浅间町 518 米 |
| 营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化，因此请在参观前与餐厅联系。 |
| 预算 |
￥2,000～￥2,999 ￥1,000～￥1,999 |
| 预算（评价总数） |
￥1,000～￥1,999￥1,000～￥1,999
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| 付款方式 |
无使用卡 无使用电子钱 无使用二維码支付 |
座位、设备
| 座位数 |
24 Seats （ 4个桌子×4个小桌子×2） |
|---|---|
| 个人包厢 |
不可能 |
| 包场 |
不可能 |
| 禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
| 停车场 |
可能的 进入店北侧的道路左转则是3辆车的空间 (店西北约50米) |
| 空间、设备 |
平静的空间,有日式包厢 |
菜单
| 酒水 |
有日本清酒,有烧酒,对日本酒讲究 |
|---|
特点 - 相关信息
| 此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
|---|---|
| 关于儿童 |
接待儿童 |
浅間町に所用があり、昼飯時でもあったので、少し足を伸ばすことにした。
予定では浅間町交差点辺りでタクシーを降りるはずだったが、
「押切交差点を右折したところで停めてもらえますか」
と運転手に告げる。
車は浅間町交差点を通り過ぎ、押切交差点を右折。
横断歩道を越えたところで停車した。
関係先の若い男性スタッフと一緒に車を降りる。
押切交差点北西角から徒歩スグ。
随分ご無沙汰の蕎麦屋は、以前とまったく変わらない外観のまま。
11時45分という時間を踏まえれば、すでに混雑しているかも知れない。
暖簾をくぐり、引戸をカラリと開けて店内に入る。
先客はなく、自分達が本日最初の客のようだ。
予想外の状況に面食らっていると、
「いらっしゃいませ。お好きなお席にどうぞ」
と小柄なご高齢の女店員が声をかけてくれる。
入口から左手、一番奥の席に陣取る。
昭和の頃、どこの町にもあった店屋といった内装。
中村草田男ではないが、"笊蕎麦や 昭和は遠くになりにけり"といったところか。
「蕎麦屋となると一杯やりたくなるよな」
「いいですね」
「とはいえ、平日の昼間、しかも仕事中だからね」
「そうですね」
「でも、折角蕎麦屋だしね。純米酒をクイッとね」
「いいですね」
「一杯、やっちゃうか？」
「そうですね」
とはいえ、あまり時間があるわけでもない。
品書きに書かれていた"天狗舞 山廃純米"を一合。
となれば酒肴だ。
九条葱入り出汁巻き玉子と天麩羅盛り合わせ。
我らが束の間の躊躇を満たした徳利と銚子が先に運ばれてくる。
口取りは切り干し大根。
「しかし、あれだね。やはり飲むとなると一杯目はビールだよね」
「いいですね」
銘柄を確認する。
「おかあさん、このラガーってのはキリンラガー？」
「はい。中瓶です」
「ください」
最早躊躇はない。
徳利には暫時待機してもらって、先にビールだ。
待つ間もなく運ばれてきた瓶とグラスで差しつ差されつして乾杯。
差しつ差されつという表現は艶っぽい場合限定だろうか。
泡立つ黄金色で喉を潤す。
「やっぱり、こうでなくちゃね」
「そうですね」
続いて、九条葱入り出汁巻き玉子、天麩羅盛り合わせと運ばれてくる。
思ったよりも早い。
既に正午は過ぎたと思うが、まだ貸切状態なので、然もあらん。
職人仕事で丁寧に拵えられた…と評するよりは、家庭的な感じの出来映え。
出汁巻きも天麩羅も、どこか懐かしい感じがする。
昼間からってのはどうも…などと言いつつ、四方山話に現を抜かしていると徳利が空に。
何の躊躇もなく、お代わりを所望。
「蕎麦と一緒にやらないとね」
などと、もっともらしいことを言いながら。
これだから呑兵衛は困る。
「やっぱり、十割蕎麦がいいね」
「いいですね」
「さっきから、"そうですね"と"いいですね"しか言ってないぞ」
「そうですね」
「ほら」
「あはは。じゃあ、僕はかけにします」
「かけ？ それはまた無粋だな」
「え？ そうなんですか？」
宵の口だったら講釈の一つ二つも出てくるところだが、あくまでも昼膳。
小難しいことを言っても仕方ないだろう。
「おかあさん、十割せいろとね…」
「すいません、十割はもう品切れです」
意味するところを理解するのに若干の時間を要した。
本日最初の客だったはず。
店内の様子からしても、直前まで満員御礼だったということはなさそうだ。
「もしかして、予約とかってことですか」
「そうなんです」
開店直後に店を訪れて売切と言われるとは。
まあ、そこは店の方針なんだろうから仕方がない。
二八せいろとかけそば。
常であればザルの二、三枚はツルッといけるのだが、開店直後に売り切れと言われては気が悪い。
まかないご飯を腹の足しにすることにした。
驚いたのは提供時間の早さ。
昼飯時だから早いのかも知れないが、それにしても早い。
で、肝心の蕎麦はといえば、まずまずといったところか。
一昔前の名古屋の蕎麦屋としては及第点以上だったかも知れないが、最近、名古屋でも随分と良くなってきている。
蕎麦汁は好みが分かれそうな気はするが、個人的には嫌いではない。
以前、界隈の仕事関係者と付き合いがあった頃、数回出向いたことがあるが、当時と比較できるほど記憶に残っていない。
小うるさいことを言うつもりはないが、そういうことであれば、最初に、
「十割せいろは売り切れです」
と言っておいてほしかった。
いや、だからといって、じゃあ、帰りますなんてことは言わないから。
覚悟という程のことでもないが、少なくとも心の準備はできる。
盛り上がった気持ちに冷水をかけられたようで興醒めの感は否めない。