鮎とホタルと月見草@まる八さん : Maru Hachi

(2020.06/初訪)

まる八さん
愛知県豊田市下平町


【 お詫びとお断り 】

※ 恒例の夏季繁忙期に突入しました｡ 　　お伺いもコメ返も遅くてごめんなさいm(_ _)m


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｢鮎料理とホタルと月見草｣

この３つをキーワードに｡
毎年こちらに行かれているフォロワーさんレビューも興味津々｡
この数年のBM攻略地点にようやくお伺いすることができました｡


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豊田松平ICから2､30分ほど｡
ナビ通り､迷わず到着するお店は・・・予想のまんま､山の中(笑)

凡そ立地条件は、、なんですが､その人気たるや(驚)
ほぼほぼリピーターさんや口コミ等のご予約のみ｡
で､これがかなりご盛況の様｡
これは期待も高まるというものです｡


｢6時から6時30分ごろにお越しください｡食事後の8時に蛍を見に行きます｣

ご予約時｡
こんなご説明をいただき､定刻のお伺い｡
(この日は予約満席でした)

まずはお食事をいただきます｡
いつものように｡
運転手の呆けカエルはノンアルで､同行者はビールやら冷酒やらを愉しんでいました(^^;)


◼️ せせらぎ定食　2650円(税別)

刺身・塩焼・唐揚げ・小鉢・デザート等
(写真をご覧くださいね)

小鉢三種盛｡
真ん中は青紅葉を背景に蛍をイメージした羊羹もかわいいです｡
刺身は､鯉｡河豚刺のように薄造り｡
塩焼､唐揚げともに鮎｡

お味はどれもふつうにおいしいものでした｡
(この季節､自身が鮎釣りをしますので川魚料理に思い入れが乏しいんです 笑)

蝉の声｡
虫の音｡
木立の風の揺らぎ｡
ふだんとは違う自然のBGM｡

お料理にサービスを含めて｡
華美だったり､洗練されてたりとは対極のお料理です｡
どこか田舎の親戚宅でいただくそれに似通ったもの｡
穏やかでほっこりするそれ｡

ゆっくり時間をかけていただく､山のごちそう｡
日常とは少し違う状況が新鮮です｡

のんびり､まったりとした食事の時間｡


陽が長い夏の夕刻も､だんだんと陰ってきました｡

すると､戸外から歓声が！
そうでした､そうでした｡
目の前で月見草が花開くんでしたよね｡

慌てて玄関前に出ます｡
すると・・・
月見草の蕾がじわじわ〜と膨らみ｡
おぉ〜！来るんちゃう？来るんちゃう？
刹那｡
ポンッ！(実際は音はしませんけどね)
花びらが開き､開花する月見草｡
薄黄色の可憐な花びらが一瞬にして花開きます｡
なんともステキ！
一輪咲いては､また隣の株から一輪と｡
花開くたびに歓声が上がります｡
目の前で花が咲いていくのを見る機会は､あまりありませんもんねー｡
これはなかなかに感慨深いものでした｡

何輪かの開花を見て楽しんだあと｡
座席に戻り､セルフのコーヒーをいただきます｡

しばらくして｡
｢ホタルを見に行かれる方､どうぞ｣と｡
店頭にご店主が運転するバスが停まります｡

ホタルツアーに自社バス(&マイクロバス)を有しているんですね｡
もちろんこのためだけじゃないんでしょうが｡
こりゃ､すごい(笑)

朴訥としたご店主さんの心暖まるアナウンスの下､ホタルツアーのバスが進みます｡

山間の谷間から谷間へ｡
慣れていらっしゃるんですね｡
バスの運転もスイスイ｡

途中､この日オススメのポイント数ヶ所を巡ってくれます｡
車中から眺めるビューポイントでは､もちろんライトを消して眺めます｡

一ヶ所で｡
バスを降りて見るそこは｡
まさに蛍乱舞｡

呆けカエルを含めて､同行者も茅野や米原等々､蛍の名所とされるところを毎年見ていますのでこの｢乱舞｣に懐疑的ではあったんですが・・・

すげえぇぇ〜〜☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆

ホントに乱舞する蛍を見ることができました｡

もちろん､自然界のものゆえに当たり外れはあるのでしょうが､当たりに遭遇できる率はかなり高いようですよー｡
(ご店主さんの努力の賜物ですね)

そんなこんなでお店に戻ったのが9時前｡
小1時間の楽しい蛍ツアーでした｡


名古屋市内の自宅まで､豊田松平IC経由で1時間ほど｡
アクセスも良好です｡


夏の風物詩として｡
これはアリですね〜♫

再訪あり｡

ご馳走さま