店名 |
Sakedoko Berabou(Sakedoko Berabou)
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类型 | 日式小酒馆、日本料理、乡土料理 |
预约・查询 |
0185-54-4066 |
预约可/不可 |
可预订 |
地址 |
秋田県能代市柳町2-39 |
交通方式 |
距離能代 787 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算(评价总数) |
¥5,000~¥5,999
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付款方式 |
可使用卡 (JCB、AMEX、Diners) 无使用电子钱 |
个人包厢 |
不可能 |
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包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
可全面吸烟 自2020年4月1日起,有关被动吸烟对策的法律(修订后的《健康促进法》)已生效,因此请在访问前与餐厅联系,并且可能与最新信息有所不同 |
停车场 |
可能的 |
空间、设备 |
有吧台座位,有日式包厢 |
酒水 |
有日本清酒,有烧酒,对日本酒讲究,对烧酒讲究 |
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料理 |
对鱼类料理讲究 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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位置 |
家庭式餐厅 |
服务 |
可提供两个半小时以上的聚会 |
网站 |
秋田県の能代市にある名居酒屋「べらぼう」さん。
もう何年も前からずっと訪れることが念願だったお店でありましたが、ようやく今回機会を得て初訪問することができました。
店内はこれぞ昔ながらの居酒屋さんといった感じのとても落ち着く雰囲気です。
早速カウンター席に座り、まずはビールから。
生はエビス、瓶はキリンラガー、アサヒスーパードライ、サッポロ黒ラベルから選べるとのことでしたので、キリンの瓶をいただくことにします。
お通しは三種。
枝豆ととうもろこし、みずとみょうが、そしてふきの煮物。
どれも味付け加減がとてもいいですね。
お通しが丁寧に作られていて美味しいお店はまず外れがありません。
それでは料理のほうも選んでいきましょう。
メニューには能代市を中心とした秋田県北部ならではの郷土料理がしっかりならんでいてそれだけで嬉しくなります。
そして能代の三大鍋料理といえば「だまこもち」「くじらかやき」「じゅんさい鍋」の三つ。
このうち「じゅんさい鍋」は夏の旬だけにいただける季節メニューですが、私が訪れた日はちょうど1週間前に終了したばかりだとのこと。
残念ではありますがこれはむしろラッキーでもありますね。
いくら一人鍋とはいってもさすがに三種全てを一度にいただくのはちょっと無理があります。
まずは「だまこもち」から。
きりたんぽのたんぽを団子状にしたもので、きりたんぽの原型との説もあるそうですが、原料は同じでも形状が違うと食感も味わいも大きく異なるものですね。
だまこもちにはだまこもちの良さが、きりたんぽにはきりたんぽの良さがあるといった感じです。
一般的なきりたんぽ鍋と同様に比内地鶏のダシの旨みが具材全体にいきわたっていて美味しいですね。
続く二品目はもちろん「くじらかやき」で。
能代周辺の方々にとっては昔から食べてきた懐かしい味だとのことですね。
クジラの脂身と茄子、豆腐を味噌仕立てでいただく汁物料理ですが、クジラの脂身のダシが結構しっかりしていてなかなかコクがあります。
これも結構お酒がすすむかも。
さらに串焼きメニューの中から「比内地鶏」をいただきます。
ぷりぷりで程よい弾力感と柔らかさ、そして肉質のジューシーさと上品な脂の加減がいいですね。
そしてお酒はいよいよビールから日本酒のほうへとすすんでいきます。
「べらぼう」さんでは地元能代市の「喜久水酒造」さんと能代市の北隣に位置する八峰町の「山本酒造店」さんの各種ラインアップを中心に、秋田県内外にわたって多数の種類のお酒が用意されています。
まずは地元能代市の「喜久水酒造」さんで造られている「べらぼう」さん専用のプライベートブランドの特別純米酒「うぼらべの酒」から。
程よい甘さと軽快さのバランス感が絶妙ないつまでも飲んでいたくなるような美味しいお酒です。
二杯目にいただくお酒は八峰町の「山本酒造店」さんより純米吟醸「白神のめぐみ」。
イメージ通りとても爽やかですっきりとした味わいで、同時に重すぎない旨みもしっかり感じることができるこちらも美味しいお酒です。
三杯目はお店の方からのオススメもあって同じく「山本酒造店」さんのメインブランド「山本」の中から一般販売は一切行っていないという飲食店限定酒をいただきます。
「コロナのバカヤロー‼」と書かれたシンプルなラベルがとても印象的です。
困窮する飲食店を応援するために蔵元が採算度外視で造られたというお酒は、優しさと力強い旨みが共存する蔵元の思いの伝わる味わいでした。
最後の四杯目は再び地元に戻って「喜久水酒造」さんの吟醸純米「一時」を。
こちらもお店の方からのオススメです。
心地よい発泡感とクリーミーな味わいが印象的な濁り酒です。
こちらも記憶に残る美味しいお酒でした。
もうこの時点で十分にお腹いっぱいになっていましたが、どうしても能代ならではの締めの料理が気になってしまいます。
最後は「片栗うどん」か、あるいは「檜山納豆のなっとまんま」か。
悩んだ末に、するするっと食べられそうな「片栗うどん」にしました。
実は「だまこもち」の鍋の中にも少し入っていたのですが、その独特の食感が気に入って再度いただくことにしたのですけどね。
うどんとしてはかなり細めの麺は食感も喉越しもよく、ダシのしっかり効いたおつゆに唐辛子をふりかけていただくともう最高です。
やはり飲んだ後には汁物が身体にとても嬉しいですね。
気付けば夕方の17時過ぎに入店してから21時過ぎまで結局4時間近くも長居してしまいました。
満席近くになって新規入店者がお断りされる事態になる前に店を出ようと心掛けていたのですが、幸いこの日はそこまでもならず、こちらのお店の居心地の良さにすっかり甘えさせていただくことに。
居心地の良さはハード的な雰囲気に加えてお店の方達によるホスピタリティの高さによるもの。
能代といえば言わずと知れたバスケの街。
そのせいかスタッフの皆さん全員スポーツ好き。
特に野球かバスケ、このどちらかで少しでもかじった程度の会話が出来れば、それまででも十分にサービス精神旺盛だったスタッフさん皆さんのサービスがさらにすごくなります。
「これ飲んでみて」「これ食べてみて」と、なんか注文していないはずのお酒や小鉢がどんどん出てくるわ、とにかくすごいです。
郷土色あふれる料理と地酒、さらにこんなにも居心地がよくて楽しいお店であるとは、まさに期待値を大きく超えてきました。
次はいつ行けるかわかりませんが、無理やりにでも機会を作って再訪したいお店ですね。
できれば次回はスタッフさんのオススメにもあった五能線の旅とセットで伺いたいものです。