安定感抜群の食堂でいただいた、今夏の新作「辛口冷したんたん」 : Harashi yokudou

青森市松原にある食堂。2018年10月から少しお休みをされていたが、2019年に無事に営業を再開されている。美味しさはお休み前と変わらず安定感抜群で、最近は週に２回程度の頻度で利用させていただいている。自分がよくいただくのは「チャーシューメン」「中華そば」「冷し中華」「かつ丼」「スープカレーラーメン」あたりだが、先日、今夏の新作、「辛口冷したんたん」を初めて食べたので紹介したい。

その日はかなり混雑していたので、オーダーから提供までは15分ほど。「辛口冷したんたん」は普通のラーメン丼で提供され、盛り付けの第一印象は冷し中華に近かった。トッピングは細切りの胡瓜、焼き海苔、チャーシューにほか、茹で玉子、紅生姜、白ごま。冷たいスープが予想以上にたっぷり張られ、その名のとおり結構辛口。胡麻がベースとは思うが複雑な味わいで詳細は自分には解説不能。麺はいつものモチッ、シコッとした食べ応えのある自家製麺。いつもながらとても美味しい。

さすがにスープはちょっと残したが、最後まで美味しくさっぱりといただいて完食。お会計は780円。原食堂のメニューの中では高めの価格設定だが、個性的な一品で、暑い夏の日でも食べられそう。この日だけでも数名がオーダーしていた。辛いもの好きな方は試してみる価値ありかも。「辛口冷したんたん」だけだと★3.5ぐらいだが、メニュー豊富で総合的な満足度は揺らがない。

ごちそうさまでした。

青森市松原にある食堂。投稿は３回目、訪問は30回を超えていると思われる。最近は気になっているメニューに次々に挑戦している。そのうちのいくつかについて紹介したい。

■五目ラーメン（塩）（690円）★3.8
まず、いつもの煮干しベースの中華そばとはスープが異なる。旨みが強く深みもあって美味しいスープなのだが、自分の舌では詳細を分析するのは難しい。鶏や豚などの動物系と香味野菜、海鮮系の感じもある。具材はチャーシュー・メンマ・ゆで卵・かまぼこ・白菜・ねぎなど。いつものシンプルな中華そばも良いが、具だくさんなのも楽しい。麺は中華そばと同じと思われる。

■タンタンメン（690円）★3.7
スープのベースは五目ラーメンと共通と思われ、味わい深い。ゴマは使われていると思うが、自分の知っている一般的な担々麺（芝麻醤やラー油がたっぷり使われているこってり系）とは異なる印象。辛さはあるがすっきりとした味わい。具材はキャベツ、もやし、にんじん、ほうれん草？、万能ネギなど。麺は中華そばと共通と思われる。

■みそラーメン（690円）★3,8
スープは五目ラーメンと同じような感じで、少し魚介系の風味を強めに感じた気がした。味噌は赤味噌寄りな感じ。具材は白菜・もやし・キャベツ・人参・万能ネギなどの野菜にチャーシューが２枚。麺は中華そばと共通と思われる。出汁の旨みのきいた味噌ラーメンという印象。

■冷し中華（720円）★3.8
夏季限定のメニュー。細切りのきゅうり、ハム、錦糸玉子、刻み海苔、紅生姜の乗った、オーソドックスな見ための冷やし中華。麺の美味しさが際立っていた。冷水で締めているせいもあってか、ギュッと締まった食感にチュルチュルっとした舌触り。いつもの中華そばの麺とはまたちょっと違った良さがあるように感じた。たれは酸味も程よくバランスの良い印象。たっぷりの練りがらしが添えられる。

中華そば以外のラーメン系もレベルが高いことがよく分かってきた。ラーメン系をほぼ制覇しつつある。寒い季節に向けて、温かい蕎麦やうどんもいただいてみたい。と思っていたら、10月から年末まで休業されるとの貼り紙がされていた。ちょっと心配だが、再開されたらまた食べに行きたい。

いつもありがとうございます。

青森に引っ越してきてから最も訪れているお店。投稿は２回目だが、もう20回以上は訪れている。お店の方に顔を覚えていただいたようで、ますます落ち着いて心地よく過ごしている。

最近、チャーシュー麺を初めていただいた。ベースは通常の中華そば。チャーシューは、少し脂身のついたものが３枚、赤身のモモまたは肩ロースと思われるものが３枚の計６枚。派手さはないけれどとても安心感のある美味しさ。スープは煮干しのクセも心地よい、旨みたっぷりのあっさりスープ。麺はツルッとした舌触りにモチッとした食感。自分好みの本当に美味しい麺だ。

汁まで飲み干して完食。これで690円はお得感がある。次回は、まだ食べたことのない「野菜ラーメン」か「五目ラーメン」あたりをいただいてみたい。

いつもありがとうございます。
ごちそうさまでした。

青森市松原にある食堂。これまでに昼食で何度も訪れている。内観・外観ともにかなりの歴史を感じる雰囲気で、カウンター席とテーブル席、小上がり席がある。作り手の男性店主と接客の女性２人は穏やかで感じが良い。メニューには中華そば、ラーメン、そば、うどんといった麺類の他、ご飯物は親子丼・カツ丼・おにぎり・カレーライス。ミニ丼メニューが充実しているのも嬉しい。

■「中華そば」（570円）
スープは煮干しをメインに魚介系の風味・旨み豊か。若干感じるクセも自分には心地よい個性・コクと感じた。具材はチャーシュー・メンマ・ねぎ。チャーシューは昔ながらな見た目だが適度に脂身もついていてなかなか美味しい。麺は自家製麺で、ツルッとした舌触りにモチッとした食感の美味しい麺。

■「天中華そば」（670円）
中華そばに海老天が一本入ったもの。海老天は作り置きのもので特段の良さは感じなかったので、普通の中華そばで十分かなというのが正直な感想。

■「カツ丼」（690円）
塩胡椒でしっかり下味のついたカツが４切、ほうれん草や玉ねぎとともに卵でふんわりととじられている。全体的にやや塩分強めな感じがするが、ときどき食べたくなる味。揚げとわかめの入った熱々の味噌汁と、胡瓜の漬物が付く。

■「スープカレーラーメン」（690円）
出汁の風味・旨みとカレーのスパイシーさが調和した一杯。出汁は中華そばのものと同様と思われ、ベースがしっかりしているせいか最後まで飽きずに美味しくいただけた。これは一度お試しいただきたいメニュー。

メニュー豊富でホッとする雰囲気の良いお店。今後もいろいろなメニューを試してみたい。