製麺所直売店でいただく伝統製法の津軽そば
めんの店 アキモト@弘前で「幻のそば」(430円)。弘前駅から徒歩5分ほどの場所にある弘前市民の台所という生鮮食品市場「虹のマート」の中にある製麺所直売所のイートイーンンスペース。
お湯にそば粉なを溶かしたそばがきを作って一晩寝かせ、さらにそば粉を混ぜながら練り上げて麺にしてからまた一晩寝かせ、さらに茹でてからまた一晩寝かせるという粉から3日間かけてそばにする伝統的な製法で作られた津軽そばがリーズナブルいただける。
「幻のそば」は通常の「津軽そば」より80円高いが、そばの実の中心だけを引いた最高級のそば粉(御膳そば)を9割使用し、津軽そばの製法で作っているそう。
茹で置きのため水分量が多く傷むのが早いことから、保存技術が発達していない時代は津軽から他の地方に持って行くことが出来なかったため「幻のそば」と呼ばれていたそうだ。
刻み海苔とネギがトッピングされたシンプルなかけそば。御膳そば(さらしなそば)らしい白っぽい色味で柔らかくふんわりとした優しい食感。先日いただいた弘前の老舗食堂「三忠食堂」の津軽そばと比べると箸で持ち上げてもプツプツ切れたりせず滑らかな食感。
つゆは津軽らしく煮干しの風味がじんわり感じられる。甘みのあるまろやかな味わい。卓上に津軽地方で昔栽培が盛んだった「清水森ナンバ」という在来唐辛子がある。辛味はあまりなく唐辛子特有の旨味をメインに感じる。辛味成分のカプサイシンが通常よりも少なく糖分やビタミンの含有量が多いのが特徴だそうだ。
餐厅信息
细节
| 店名 |
Menno Mise Akimoto（Menno Mise Akimoto）
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|---|---|
| 类型 | 荞麦面、乌冬面 |
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0172-32-1025 |
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| 预约可/不可 |
无法预订 |
| 地址 |
青森県弘前市駅前町12-1 虹のマート内 |
| 交通方式 |
距離弘前 300 米 |
| 营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化，因此请在参观前与餐厅联系。 |
| 预算 |
～￥999 |
| 预算（评价总数） |
～￥999
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| 付款方式 |
无使用卡 无使用电子钱 |
座位、设备
| 座位数 |
5 Seats （ カウンター席のみ） |
|---|---|
| 个人包厢 |
不可能 |
| 包场 |
不可能 |
| 禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
| 停车场 |
可能的 虹のマート駐車場を利用 |
| 空间、设备 |
有吧台座位 |
特点 - 相关信息
| 此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
|---|---|
| 网站 | |
| 备注 |
めんの店 アキモト 虹のマート店＠青森県弘前市
●津軽そば 380円＋にしん 250円
●幻のそば 460円
JR弘前駅から徒歩5分、弘前バスターミナルの前にある生鮮食品市場「虹のマート」の中にあるアキモト製麺の直売所。食堂コーナーも併設されていて、津軽地方伝統の「津軽そば」を手軽にいただくことができる。
弘前市民の台所とも呼ばれる「虹のマート」は昭和31年(1956年)創業で、正式名称は「弘前食料品市場」。昭和の雰囲気が溢れる昔ながらの市場で、施設内には鮮魚店や精肉店、青果店、お惣菜店などが入っている。
アキモト製麺は明治21年(1888年)創業で130年以上の歴史がある弘前市内の老舗製麺所。創業当初は時代劇に出るような“担ぎ蕎麦屋”から始め、今では地元の飲食店やスーパーにそばやうどん、中華麺などの麺やスープを卸しており、病院や学校の給食でも提供されているので、地元住民なら一度は食べたことがあるそうだ。
こちらの直売所自体は虹のマートの営業時間と同じく朝8時からだが、食堂コーナーの開店は朝9時から。メニューは名物の幻のそば(460円)、津軽そば(380円)、うどん(380円)、和風らーめん(480円)など。
「津軽そば」は箸で持ち上げるとプツリと切れてしまう柔らかさが特徴。スープは津軽地方で出汁の定番の煮干しと昆布が効いたほのかな甘味としょっぱさを感じる味わいで身体に染みわたるような絶妙な塩梅。
「幻のそば」は通常の津軽そばより80円高いが、そばの実の中心だけを挽いた最高級のそば粉(御膳そば)を9割使用しているそうだ。普通の津軽そばよりも幻のそばの方がより柔らかくて口の中でふわりとほどけるような繊細な食感。
一般的に美味しい蕎麦の条件といえば「三たて」(挽きたて・打ちたて・茹でたて)を信条とするが、津軽そばはそば粉の状態から食べるまでに3日寝かせて作るという独特の製法。また、つなぎには小麦粉ではなく、大豆の粉を使用するのも特徴。津軽地方では昔は小麦の栽培が少なかったことから、大豆をつなぎに使ったそうだ。
伝統的な津軽そばの製法としては、そば粉をお湯で溶いて練ってそばがき(そばの素)を作って、冷たい水に入れて一晩寝かす。このそばの素にそば粉をまぶしながら練っていき、蕎麦を切ってさらに一晩寝かす。切った蕎麦を茹でて1人前の玉にしてさらに一晩寝かせてようやく津軽そばが完成。最後に湯通しして熱いスープをかけて食べる。
現在では製麺機や茹で釜など機械化されている工程もあるが、アキモト製麺では今でも上記と同じ3日寝かせる伝統的な製法で津軽そばを作っているそうだ。
津軽地方ではそばの実の生産量が決して多いわけではなく、なぜこういう独特な製法の蕎麦が作られるようになったのか明確な理由ははっきりしないそうだが、一説によると「短く切れる蕎麦と出汁を口の中で絡めて良く噛んで食べるため」と「噛んでも麺が潰れずプチッと切れる食感を追求したため」の2つの説のどちらかが有力とされているらしい。