なんと言う 接客でしょうか : Isari Bino Yado Miuraya

誕生日に一人旅。
本州最北端で旨い物をと、
大間の手前 下風呂温泉に宿を取る事に。

この地は全く知識が無いので、
ネットを頼りに
三浦屋を選択。

一人旅を年に10回位のペースで楽しんでいるが、
この様な接客は初めてであり とても腹が立つ...

青森に着くと、地吹雪状態で
楽しみの、リゾート列車は運休。
　仕方なく各駅で野辺地へ
　野辺地から下北駅まで代行のバスに乗り換え
　なんとか下北駅到着。

　地吹雪でとにかく寒さがこたえる
　しかも、下北から下風呂温泉 までの最終バスに間に合うかとの心労がかさなり ヘトヘトである。
　寒さの中バスを待つこと３０分　ようやく乗り込めた。　
　
　最終バスで行くことをあらかじめ　伝えてあるので　これで、ひと安心。
　ここから約１時間３０分で念願の温泉
　冷え切った体を早く温泉で癒したい...
　そればかりを考えながら　バスでの時間を過ごす。
雪のせいか　バスが予定より３０分近く遅れて１８時４０分頃到着。
　
さて、ここから受けた接客に　大いに疑問を持つ。

　まず、６時４０分にチェックインしたのだが　
　食事は７時から　始めますと　一方的に告げられる。
　とにかく、冷え切った体を　
　温泉で温めたかったのだが...
　どうしても　７時から始めてほしいとの事。
　仕方が無いので　慌ただしく　荷物をおろし　食事を待つ。
　
　程なくして料理が運ばれて来た
　ここは　一品出しではなく　
　まとめて　一膳で　並ぶスタイル

　まず目当ての刺身をつまみながら　地酒を楽しみ
　ゆったりと　旅の醍醐味に浸ろうと　思っていたのだが、
　いきなり　仲居さんの一言。
　「寒いから、ご飯が食べたいでしょう、だから釜飯作ってきましたから」　
　締めで目の前で火をつけて作る釜飯が　既に出来上っていた。
　早く　食事を終わらせろと　言うことなのか。
　
　それにもまして、料理である。
　刺身は何時間前に調理したのだろう...
　身が乾いている状態。
焼き物はすべて　冷たい。
デザートのりんごは、ラップがかかっており　色が変色している。

この日は　どうやら自分の他にもう一組のお客だけの様で　
その客と一緒に調理をして　時間がたった物が出てきたようだ。

確かに　種類もあり、ボリュームもあるのだが
　これでは　素材が台無しである。
腹ただしくなり、酒もすすまない。残念な夕餉となった。

温泉は１１時までと言うことなので　１０時頃向かうと　
すでに電気が消えており　温泉もとまっていた。

一人客　閑散期と言う事で　手抜きなのだろうか。
少なくともこちらは、割増料金も支払っているし　
これでは　あまりにも　酷過ぎる。

１２時間　寒さに耐えて　本州最北端で待つていたのは　
此の様な　お寒い接客であった。