宗庵つけ麺（\920） : Tsukemen Ramen Shuuan

今日はどうしてもつけ麺の気分だったので、一度行ってみたかった新規開拓店・宗庵さんへ。
11:30開店凸を狙って時間どおり行ったのだが、実際に開店したのは11:33だった。ちょい待ち。
おばちゃん２名で回しており、手慣れたオペレーション。正午前にはほぼ満席になる人気店だ。

左上の法則で宗庵つけ麺（\920）を食券機で購入。食券機は現金オンリーでお札は\1,000のみ。
予習では\820だったけど、原材料価格の高騰で値上げしたのだろう。麺大盛無料はリスキーね。
大盛か普通盛を聞かれたので、店内表示の「大盛510g」に恐れおののきつつ大盛をオーダー。
店内と店外で表示が異なるのだが、おそらく店外表示の「茹で前270g」が基準値なのだろう。
だとすれば美味しく食べきれると判断、茹で前270gって茹で後510gまでいくか？

出てきたつけ麺、麺は想定どおり食べられる量。いや、これ大盛にしないとつけ麺じゃ足りないの
ではないかというくらい。ストレート中太麺にメンマが添えられている。
つけ汁は食べログ予習で見た表面の背脂から濃厚こってり系を想像していたが、背脂の下には東京
背脂醤油ラーメンのような非乳化でカエシの醤油と塩味で食わせるタイプのスープが入っている。
つけ汁の上には背脂と小分けネギが浮き、中には角切りチャーシューとワカメが入っている。

麺をつけ汁にくぐらせると醤油ベースの塩味を纏ってツルシコと口に入ってくる。
つけ汁は醤油ベースのほかニンニクの風味も感じた。卓上調味料は胡椒と魚粉しか置いていない。
麺を上げる際、テボに入ったままでまず常温の水道水で温度を下げ、その後の仕上げで氷水に入れ
２度締めをしていたので、しっかり締まっており弾力がある。家系の麺のような短いタイプで食べ
やすくスイスイ入る。普通に美味いけど、まぁそんじょそこらにあるとも言えるくらいかなぁ。

背脂の脂っぽさはあまり感じない、他メニューにあったたたき背脂つけ麺というのが気になった。
中に入っているワカメが時折麺と一緒に付いてくる。東京醤油系のこのつけ汁には合っている。
チャーシューはつけ汁に浸かってしょっぱかったかな、これは麺の方の丼に乗せても良いのでは。
乳化系スープだと表面に纏う程度なんだけど、非乳化の塩分濃度の高いスープに浸かると染みる。

半分以上食べ終えたところで魚粉を投入、これ醤油の塩味に負けないように結構ドバドバ入れない
と味の変化が解りづらい。魚介の旨味が加わってしっかりと味変が楽しめる。
胡椒は東京背脂醤油なのだから当然に相性が良い、これもGABANだけど先日鯛塩そばの灯花さん
で見た"ブラックペッパーグラウンド"という粒子の細かいもの。この辺で流行ってんのかコレ？

後からきたお客が豚チーズつけ麺をオーダーしていたのだが、麺の上に生卵が乗せられていたりと
まるでパスタのような見た目に削り器のチーズが付いており、どちらかというとそちらの方が気に
なった。つけ汁も乳化系に見えたし、お店の個性が光る。次回はそっちを試してみたいと思った。
お店の名前、「そうあん」かと思ってたら「しゅうあん」なのね。しばらく置いてまた行きます。