伸び代は大きいと思います。 : Torimen kantouya

千葉の三越で用事を済ませ、どこかでランチを取ろうと思って徘徊していたところ、モノレール栄町駅の真正面に新規開店のラーメン店を発見。
●鮮部○の入り口且つ個室付き特殊浴場密集地への入り口という微妙な立地条件ながら、そういう場所で営業するということは期待できるという判断で飛び込んでみました。
一応、呼び込みのおっちゃんに情報提供を依頼したのですが、「出来たばっかりなんでわかんねぇ」とのことでした。

さて、肉鶏塩麺（だったと思う）\900を注文して席に着きます。
カウンターのみの狭い店内は、おそらく4人が定員。
店内は思いのほか清潔感があり、これにはびっくり。
店主の人柄もよく、また常連(?)と思しき職人風のおっちゃんもフレンドリーで雰囲気は◎。

で、料理です。
猛暑にあわせて塩分強めにアレンジしてくれていた（確認済み）のですが、ちょっと塩っ気が強すぎます。
スープの味自体はというと、鶏の出汁と塩ダレが喧嘩しちゃってる感じ。
かといって、決して不味いわけじゃなく、なんか不思議な感じ。
麺はやや細めでコシのある縮れ麺で、これはスープによくあっています。美味しい。
チャーシューはほんのり焼き目をつけた鶏肉。それにトッピングで薄切りの炙りチャーシューが乗っていました。
この豚肉がちょっとミスマッチ。
可能ならば全部鶏でまとめて欲しかった。

店主に聞いてみると、いろいろと試行錯誤をしている状態のようで、これから更に美味しくなってゆくでしょう。
酷評レビューから2週間も経っていない状況でここまで来ているのですから、伸び代は大きいと思います。
いずれ安定してくるとは思いますが、じっくりと腰を据えて、その進化を見守って行きたい、そんなお店でした。