洗練された深海のような中華 : Chuugoku Shisen Shuka Manzan

友達とのやりとり．．．私「週末飯食う～？」「どこがいい？」私「任せるよ～」．．．「蔓山取れた」．．．マジ！？という訳で再訪です。先月、平日に一人で予約取ろうとしたら「満席です」と弾かれたのですが、彼は引きが強い．．．

この日は12000円のコースをオーダーです

飲み物はテッカンノン茶(3杯までおかわり出来ます)。いい感じの味わいで美味しい

コースの内容は以下のとおり

サラダと稚鮎コンフィ - 稚鮎の食感が滑らかに仕上がっていて、蔓山さんらしい一品

久慈ダコのマーラーソースがけ - 久慈ダコの食感はしっとりしていて、スプラウト(?)の香りと味わいがとても合う一品。辛さは軽く仕上がっています

棒々鶏 - 骨付きの鶏肉の凝縮した旨味に唸ります。味付けは軽くてバランスの良さが印象的

乾燥キヌガサタケ、黒アワビ茸、ブラウンエノキ - キヌガサタケの繊細な食感とじんわりと広がるキノコの旨みにフリーズします。後から広がる紹興酒の香りも絶妙。凄い．．．と関心する一品

鹿児島天然車エビのチリソース - 洗練されたチリソースはバランス良い辛味、卵のコク、ビスクの濃縮された旨味．．．フリーズしながら「これ、今まで食べた中で一番美味しいかも」と思いました。初訪問で食べたエビチリもかなり旨かったですが、このビスクが加わると香りも味わいも飛躍的に芳醇さが引き揚がります

ホロホロ鳥のコンフィ - ホロホロと箸でほぐれる柔らかさで、とにかく鶏肉の旨味に驚きました。ほんのりと香るスパイスと軽やかに広がる紹興酒の香りにも悶絶します。付け合せの焼いたヤングコーンも凄く美味しい

ノドグロ、舞茸素揚げ - 程よく脂が抜けたノドグロはフワッとした食感で上品な味わい。高温で一気に揚げた舞茸は今まで食べたことない凝縮された旨味としっくりと来る食感に唸りました

麻婆豆腐 - 山椒の軽やかな香りがいいですね～。肉の濃い旨みは上品で、バランスがきっちり噛み合った味付けに唸ります。ご飯が合います、そりゃ合いますよ

杏仁豆腐 - アーモンドの香りが印象的。もっと食べたい気持ちの脳とお腹一杯だよと言う胃とのせめぎ合いが勃発しました

食材の旨味を引き出す熱入れと繊細な味付け、さすが蔓山さん、再訪できて良かったぁ～。再再訪したいなぁ～。ごちそうさまでした

最近、食べログ検索に目覚めた友達が「行ってみたい」というので、予約を取ってもらったら運良く予約が出来た僥倖、というわけで初訪問です。お店はモダンな雰囲気

ジャスミン茶

今回は7000円のコースで、中身は以下のとおり。中身はその時の仕入れで、かなり変化するようです

サラダ - 最初は水菜のシャキっと感が印象的なサラダ

佐世保の太刀魚炙り - タチウオの程よい刺し身感と皮目の柔らかなパリパリ感に唸ります。カイワレの辛みとほんのり辛いソースのバランスもいいですね～

棒々鶏 - 出しゃばらないソースとネギの香りが引き立てた鶏肉の旨味に唸りますね～

はたまネギと本ズワイガニ - 滑らかなスープにネギとズワイガニの旨味がギュッと詰まった一品

全体的に味付け＆塩分控え目で、素材の旨味を活かし切ってる料理だな～、と感嘆

牛もも肉と春野菜 - 海苔の香りがいいですね～。そして、あんの旨味とキレの良さに唸ります。もも肉と春野菜の旨味を邪魔しない構成に悶絶です

エビチリ - ネギの香りがとてもいいエビチリ。辛みも程よく、エビの旨味が引き立っています

水ナス素揚げ - シンプルな一品ですが、水ナスのみずみずしさから溢れるナスの旨味に唸ります。中華っぽくない料理ですが、このお店の意味を感じる一品

牡蠣とフレッシュトマトの鍋 - 薄口醤油と紹興酒の香りがいいですね。トマトの美味しさが引き立っています。牡蠣の香りと野菜の旨みがマッチした一品

陳麻婆豆腐 - 挽き肉の食感、味のバランスに唸ります。豆腐の味わいもしっかり感じる一品

筍ご飯 - しっとりと炊き上げたタケノコの食感も絶妙な歯ごたえ

杏仁豆腐 - すっきりとした甘みで豆腐感が印象的

王道の中華というよりもモダンチャイニーズの印象。旬よりも良い素材をセレクトして、旨みをしっかり活かす味付けが素晴らしいです

いや～、何食べても唸る美味しさでした。ここは、ぜひ再訪したいです、ごちそうさまでした