1グラム1円の大盛りチキンライス
火曜日にテイクアウトしようとしたら、運悪く定休日。
今日こそはと意気込んで「千成亭」へ。
待ち時間を削減しようと、あらかじめ電話して注文。
食べログ上の電話番号が間違ってるんで、ネットで調べ直して電話。
3、4回ベルが鳴ったところで出てくれた。
店名を名乗りはしないけど、間違いなさそう。
「チキンライス 大盛り」(税別850円)をスムーズに注文。
10分後にはできるとのことで、少し時間を空けて取りに行く。
今は使われてない外側の受け取り用カウンターではなく、店内で受け取る方式。
本当は子供を連れて喫煙可の店には入りたくなかったけど仕方ない。
チキンライスはすでにできあがってるようだ。
会計すると、店員さんが入口付近のテイクアウト用のケースから、ビニール袋に入ったチキンライスを渡してくれた。
2パックあるから重い。
単純に、普通盛りだと1パックなんだろうか。
100円違いなら、どう考えても大盛りのほうがお得。
家に帰るまでに30分くらいかかったのに、パック同士の保温効果と21℃という外気のおかげでほとんど冷まさずに持ってこれた。
パックを開けて改めて量の多さを実感する。
フライング気味に手を伸ばす息子。
準備を整えてから、息子が先に食べ始める。
よく食べる。
「おいしい?」と聞くと「おいしー」と一言。
自分も食べてみると、たしかにこれはおいしい。
正直、ボリュームありきで味にはそれほど期待してなかったけど、塩胡椒やケチャップの加減が絶妙。
ケチャップが多すぎるとどうしても子供向けの味になるけど、そうはなってない。
濃すぎて途中で飽きが来るということもない。
むしろちょうどよくて、どんどん食が進む。
具の玉ねぎと鶏肉が多いかと言われれば多くはないけど、そんなことは関係ないくらいにライスがおいしい。
米がベタべタせず、一粒一粒にまんべんなく味が付いてる感じ。
1パック弱の量で満足したけど、2パック目もいけなくはないと思う。
ただ、ここは自制してもう1パックは温存しておくことにする。
ちなみに、計量してみたら1パック470g。
パックと輪ゴムが9gだから正味461g。
かなりのボリュームだ。
2パック分で922g。
税込みで918円だったから、1グラム約1円の計算。
かなりのお得感だ。
そういえば、初回訪問時に宿題になってた店名の読み方は今日解決できた。
店頭の自販機でドリンクを購入中の店員さんに聞いたら、「せんなりてい」とのこと。
質問に対する答えだけじゃなく、「またお願いします」みたいな元気な声掛けがあり、感じがよかった。
これは次もありそうだ。
[2019.3.22訪問]
ご飯がおいしい大衆中華
馬橋駅西口から新松戸方面へ徒歩数分。
すぐに店がまばらになり、右手に現れる真っ赤な壁の建物が中華料理屋「千成亭」。
黄色い看板には店名と「餃子」「ラーメン」の大きな文字。
入口の両脇にドリンクとタバコの自販機。
それからガラスケースに陳列した食品サンプル。
このレトロな趣がたまらない。
かつてテイクアウト用に使ってたと思われるカウンターの窓から、店員さんの元気な声が漏れてくる。
その活気に引き込まれるように中へ。
うっすらとタバコがにおう。
これもまたいかにも街の中華屋さんといった感じ。
テーブル席に3組4人の先客。
店員は接客に1人、厨房に4人で計5人。
これで今ちょうど5対5だ。
厨房沿いにカウンター席があるものの、空いてるテーブル席に案内してもらう。
一番奥のビールと日本酒の瓶が入った大量のケースがすぐそばに並ぶ。
ラジオの音声がスピーカーから聞こえてくる。
入口近くでもないのになんか寒い。
上着は脱がずにおこう。
今月の定食メニュー6つの中から、迷いつつも「鳥肉とニンニク芽炒」(税別750円)を選び、店員さんに「5番」と伝える。
ほどなくスープとザー菜が運ばれてきて、続いてご飯、炒め物と、3分以内にすべてがそろう。
ただ、無言で出されたのがちょっと気になる。
ご飯とザー菜の量の多さがまず目を引く。
メインの炒め物は、長めにカットしたニンニクの芽が鶏肉以上の存在感を見せる。
ニンニクの芽は火をしっかりと通しながらもほどよい歯ごたえ。
鶏肉はモモ肉らしく柔らかく、弾力がある。
ニンニクとオイスターソースの味付けでわりとあっさりしてるけど、普通においしい。
スープはオーソドックスな醤油ベースで濃いめ。
長ネギが浮かぶ。
薄めにスライスされたザー菜は塩気が強く、ご飯がほしくなる。
そしてそのご飯はふっくらと炊き上がっておいしい。
全体のバランスとしてご飯が多すぎるように見えるものの、ザー菜があるから大丈夫だろう。
13時過ぎだから空いてると思いきや、後から客がどんどん入ってくる。
地元の会社員とおぼしきおじさん2人組、2階席を利用する喪服を来た一家、カウンター席につく夫婦、オムライスをテイクアウトする1人客など。
ほとんどみんな常連のようだ。
厨房にいる唯一の日本人らしきおじさんが何度も「まいど!」と声を上げる。
隣に座ったおじさん2人組は、「キャベツと肉みそ炒」、「エビソバ」、「餃子」を頼んだ様子。
エビソバの丼がデカい。
餃子も大きく、皮のモチモチ感が伝わってくる。
食後にお茶が出てきた。
渋みが強いほうじ茶といった感じで口直しにぴったり。
この店はオムライスだけでなくカツライスもあり、わりとご飯ものに力を入れてる印象。
会計時にレジで千円札を渡すと、定員さんがレジをすっと離れた。
お釣りを取りにいくのかと思ったら、厨房から上がってきた熱々のチャーハンを配膳し始めた。
戻ってきて、改めて会計。
ちょっと面食らいつつ、お釣りを渡す時間も惜しんで熱々の料理を提供しようとしてるんだとポジティブに受け取ることにした。
ちなみに、金額は810円。
そうだ、店頭の張り紙に「外税」と大きな字で書いてあった。
配膳されたばかりのチャーハンに目をやると、2皿のうち1つは大盛りで、噂どおりの大盛りぶりだ。
完全に普通盛りの倍以上の量になってる。
100円でこの量ならかなりお得だ。
味も悪くないし、量も多いし、メニューも豊富。
接客はまあ許容範囲だろう。
がんばってる感じがするし。
今度は麺にするか、チャーハンにするか、カツライスにするか。
また来てみたい店だ。
あ、その前に店名の読み方を調べないと。
[2019.3.9訪問]
店名 |
Sennari tei
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类型 | 中国菜、拉面、饺子 |
预约・查询 |
047-341-7968 |
预约可/不可 |
可预订 |
地址 |
千葉県松戸市西馬橋蔵元町71-4 |
交通方式 |
JR常磐線馬橋駅西口徒歩4分 距離马桥 279 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算(评价总数) |
~¥999~¥999
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付款方式 |
无使用卡 无使用电子钱 无使用二維码支付 |
座位数 |
( 1Fは27席で、カウンター5席、テーブル席4人用×1卓、6人用×3卓。2Fは座敷あり。) |
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个人包厢 |
不可能 |
包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
可全面吸烟 自2020年4月1日起,有关被动吸烟对策的法律(修订后的《健康促进法》)已生效,因此请在访问前与餐厅联系,并且可能与最新信息有所不同 |
停车场 |
可能的 向かいの月極駐車場に3台有り |
空间、设备 |
有吧台座位 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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服务 |
提供外带服务 |
中華ながらオムライスがおいしいとの評判を聞きつけ、「千成亭」を久々に訪問。
11時半の店内に先客は2組。
1人客は当然、カウンター席に案内される。
いちおう品書きをざっと眺め、「オムライス」(900円)があることを確認してから注文。
「オムライスお願いしまーす」と厨房に注文が通る。
先客のテーブルにもオムライスが見え、やはり人気なんだと実感する。
厨房に立つのは、ご主人を含めて3人。
カウンター席からは調理の様子が少なからずうかがえる。
工程を分けて2人で調理してるようだ。
スープが先行して運ばれてきた後、店内のあちこちを見て気を取られてるうちに、いつの間にやらオムライスが完成。
注文から3分足らずとは、分業してるにしても速い。
まずはスープから。
やや濃いめの醤油ベースで、生姜がしっかり利いてておいしい。
オムライスの卵はふわふわ系ではなく、焼き目のあるタイプ。
スプーンを入れ、チキンライスと一緒に口に運ぶ。
うん、おいしい。
ライスは適度にパラパラで、鶏肉のサイズ感や玉ねぎのシャキシャキ感もいい。
ケチャップは思ったより控えめで、胡椒の辛味が全体の味を引き締めてくれる。
量はけっこうあるけど、おいしいから難なく食べられる。
それでも食べ終われば、やっぱり満腹。
オムライスがこれだけおいしいと、他の料理も気になるところ。
品書きを改めて見ると、一番高いもので税込990円。
値上げ後もすべて1,000円以内に収めてるところに店の努力を感じる。
次回は定食のトップにある「豚バラ肉の角煮」かな。
[2023.10.3訪問]