勝浦ならここが安くて何でも美味しい
久し振りの勝浦。子供2人、と言ってもう充分大人の歳だが、その子供達を家に置いて、妻と2人でのんびり水入らず。温泉とまだ戻りにはちょっと早い鰹、それに金目を食べにやって来た。元サーファー兼ゴルファーの若大将が都内で修行し、ここ勝浦で独立してからすでに20年近く、我々が子育てのために勝浦に別荘を購入してからでも、もう16年が経過する。勝浦で一番コストパフォーマンスの高いお魚処がこの店と言える。
相変わらずの人気で、前日までは予約で毎日いっぱい。本日はたまたま予約に空きがあったようで、我々が来てから1時間もしないうちに満席になってしまった。海水浴客の溢れる真夏の勝浦では、まあ、あたりまえ。震災の影響は、ほぼなくなったようで、今のところは通りに人が大勢出ている。
予約時に、かつお刺しと金目の煮物を注文しておいたので、席について生ビール、日本酒は地元勝浦の腰古井を頼むと、付け出しに続いて、すぐに主役2人が運ばれて来た。勝浦のかつおは柔らかく、かつプリプリという食感が何とも言えない。ほんとに美味しい。
金目鯛は何と30cm超級の驚きメガトン金目鯛。いかにも田舎風の味付けが郷愁を誘う。この濃い味担当は妻。私は鰹刺しを醤油を使わず、生姜だけで頂く。美味しい鰹に醤油は不要。
すると、見たことのないメニューが増えている。新しいのも造ってるんですと、シャイで無口な若大将。トマトと豆腐のカプレーゼ風、鶏唐揚げチリソースサラダ。なかなかいい。いつも魚ばかりなので、たまにはこういうのもいってみたい。
それにしても、こんなに美味しい鰹をタップリ、こんなに巨大な金目鯛、その他にもこれだけ食べて、飲んで、2人でたったの1万円。いつもながら驚くべきコストパフォーマンスの高さ。この16年で、勝浦の店はほとんどを制覇したが、魚処ならこの店が間違いなく一番。妻も最近は他の店に行こうとしない。
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≪過去のレビュー≫
昨夜は話題のふたご座流星群のピーク。首都圏でも最も冬の空気のきれいな場所の一つ、勝浦に観測に。しかし雲が厚い。悲しい気持ちは美味しいものでしか埋められない。勝浦で一番のさわで、旬の魚を食べることにした。まずは妻の大好きなこの店の煮魚から。お勧めは、都内で長年修行し、実家に戻って店を開けて15年になるイケメンサーファーの大将から。何でもあるけど、今日はカサゴが一番。そいつを貰う事に。真っ赤なミノカサゴを連想していたら、真っ黒な体で驚く。大将曰く、かさごはいろんな種類があるんですよ。赤いのもあれば、黒や他にもいろいろ。勉強になる。それにしても、相変わらずここの煮魚は美味しい。
魚の煮物はどれも1000円から2000円で、何を頼んでも美味しくコストパフォーマンス抜群。地元で200年以上続く吉野酒造の腰古井にピッタリ合う料理。煮物ができるまでは造りを。戻りのかつおが終わって、今の旬は伊勢えびか。やはり、わらさとめ鯛でいくことに。造りも、1000円から2000円と格安。このボリウムと、市場で大将が仕入れてきたばかりの鮮度でこの価格は、勝浦以外では不可能かもしれない。
生ものが食べられない妻が、この店を大好きな理由は揚げ物。本日のお勧め、チーズ揚げ(500円)とさつま揚げ(600円)。妻がビール(中瓶550円)をこんなに美味しそうに飲むのを見るのは久しぶり。いつも強制的にワインにつき合わせて申し訳ない。しかしやはり魚には日本酒。しばらく部屋で窓を開けて流星を探していたため、すっかり体が冷えてしまった。熱燗で。美味しい。熱燗でも腰古井(辛口2合950円)が最高。郷に居ては郷に従えとはまさにこのことか。
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≪過去のレビュー≫
この夏休みを使って、会社の仲間と勝浦に行ってきた。勝浦海岸で1日のんびり海を堪能して、つるんつるんの勝浦温泉に入って、夜は仕上げのかつおと金目鯛。この15年間続けている最高のリゾート感覚を、会社の皆にも味わってもらおうと企画。勝浦の海鮮料理屋や寿司屋は一通り行ったが、やはりここさわが最高のコストパフォーマンス。
今回も戻りに入ったかつおの刺身が、脂のノリが素晴らしく、一口でヨダレが出てしまったくらい。とにかく美味しかった。それに金目鯛の煮物が最高。時節柄、が体が小さい感じでしたが、その分たくさん煮て貰えた。
ここは以前テレビチャンピオンで、例のお魚クンが優勝した際会場になった店で、その時の問題にも出たなめろうも欠かせない。日本酒は何と言っても、地元勝浦で200年以上続く、吉野酒造の腰古井。大吟醸が最高にうまいが、吟醸や純米でも十分堪能できる。酒蔵は美人社長と娘の美人専務。何かブルゴーニュのドメーヌに、限りなく近いものを感じずにはいられない。かつおを食べ続ける人たちが造る吟醸酒。かつおと一緒に飲んで、まずいわけもなく、止められない、止まらない。
これでいつも、1人8千円から1万円。都内の半額以下。若大将は市場の仲買の資格を持っていて、朝、港に揚がった魚を安く仕入れ、そのまま店に出せるので、この信じられないコストパフォーマンスを実現してとのこと。
15年前に別荘を買った時、地元育ちの管理人さんに聞いた、勝浦で一番美味しい店に、間違いはなかった。当時はまだ店が開店したばかりで、いつでも予約なしに来れたが、いつのまにかいつも満席。予約なしでは入れなくなってしまった。おかげで料理が出るのが遅いと言う客もいるようだが、評判が落ちて空いてくれるとありがたい。
店名 |
Osakanadokoro Sawa(Osakanadokoro Sawa)
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类型 | 日式小酒馆、海鲜 |
预约・查询 |
0470-73-7171 |
预约可/不可 |
可预订 |
地址 |
千葉県勝浦市出水1262 |
交通方式 |
JR外房線 勝浦駅 徒歩6分 距離胜浦 446 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算(评价总数) |
¥3,000~¥3,999¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
无使用卡 无使用电子钱 可使用二維码支付 (PayPay) |
座位数 |
45 Seats ( カウンター15席、小上がり12席、座敷18席) |
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个人包厢 |
可能的 |
包场 |
可能的 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
可能的 店舗近くに10台 |
空间、设备 |
有吧台座位,有日式包厢 |
酒水 |
有日本清酒,有烧酒,有葡萄酒,有鸡尾酒饮料 |
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料理 |
对鱼类料理讲究 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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位置 |
家庭式餐厅 |
服务 |
可提供两个半小时以上的聚会 |
关于儿童 |
子供も(幼児も)大人と同じ御膳などを頼まなければいけません |
网站 |
都内で修行した大将が地元に開業して30年。勝浦海鮮料理の元祖となる1店。地元出身サーファーでもある大将の料理は、刺身、焼き魚、煮魚、揚げ物とも、旬の時期に旬のものを、抜群の鮮度で幅広く揃えている。
今回の刺身は巨大なサザエ。店内の生簀で活きたサザエを、注文に応じて捌いていく。大きさもさることながら、形が美しいサザエ。コリコリの食感が活きサザエの真髄。さすがの味わい。
すぐ近くにある、カツオや金目鯛の漁獲量日本一を競う勝浦漁港。その市場で仲買人の資格を持つ大将が、自ら毎朝競り落とす魚介類は、豊洲では手に入らない地元ならではの希少な旬の盛り。
焼き物のお勧めは、房総地方の漁師料理、さんが焼き。アジのナメロウを焼いて、大葉を乗せた房州伝統料理。味噌の味が効いている。春は勝浦湾で揚がる白ギスが素晴らしく美味しい。今回は天麩羅。薄い衣がカリッとしている。
刺身はサザエに続いて、まだメニューに乗らない、本当の意味での初鰹。食感も味わいも、春の鰹らしさが美味しい。サザエは壷焼きも、その大きさに感激する。まるで焼き物の王様のようなビジュアル。
季節に応じて、大きさや味わいが変わる金目鯛。勝浦港で揚がる太平洋の金目鯛の煮付けは、この店一番のお勧め料理。大きな金目鯛の煮付けが、豊洲で仕入れる都内の名店の半額で楽しめる。
日本酒のつまみも揃っている。海鮮や豆腐のサラダから塩辛、揚げ物まで豊富なバリエーション。今回はチーズ揚げ。カリカリになった衣が良い。ハイボールが止まらなくなる。
勝浦港で揚がる勝浦湾や房総沖、太平洋の旬の盛りのど真ん中を、思う存分堪能出来る海鮮料理店。開業から30年、20代からこの店とサーフィンに打ち込む大将は、無愛想なようで、ほんとは優しい勝浦のイケメンサーファー。開業以来、30年通い続けるに値する店となっている。