クセの少ないラム肉にジンギスカンの認識を改めました : Sawaya

　今回は私の誕生祝ということでカミさんのおごりです。体調は未だ戻りませんが、おごりとなると体調不良なんて言ってられません。最近はうどんや消化の良い料理が続いていましたので、相反する濃厚な味付けの料理に狙いを定めて決めたのがこのお店です。

　我が家のジンギスカンは25年程前にいただいたマトンが基準となっています。カミさんと独特の獣臭さが残るマトンをいただき、獣臭さが野菜にまで及んだ記憶があるため、それ以来、ジンギスカン料理から距離を保つようになりました。

　今回は、弱った食いしん坊の胃袋に濃厚な味の料理をカンフル剤とするため、あえてジンギスカンに挑むことにしました。

　お店のジンギスカンは獣臭さが少ないラム肉を提供していますが、ラム肉はいただいたことがないのでどれくらいの獣臭さか判断できません。まずはオーソドックスなジンギスカン（1人前：1,100円）で様子見です。

　野菜と豆腐を鉄板で焼き、野菜がしんなりとしたところでラム肉を鉄板に投入です。1人前８枚のラム肉が提供されるため、カミさんと分け合っていただきます。

　味付けはラム肉用のハーブ塩とタレの２種類があります。ラム肉はマトンに比べると独特な獣臭さは抑えられています。牛や豚に比べると独特の味ですが、ある程度クセのある味の方が食欲がわきます。

　ラム肉は専用のハーブ塩かタレでいただきます。どちらの味付けもラム肉の味わいを引き立てていますので、美味しくいただけます。

　手作りラムソーセージ（800円）はビールのおつまみとして注文しました。こちらもラム肉の風味はしますが、ラムの味は強く主張しておらず、まさにビールのおつまみとして重宝しました。

　焼く時間が待ちきれず数本を先にいただきましたが、ソーセージは鉄板で焼くと一段と美味しくなります。

　つぼ漬けジンギスカン（1,100円）はタレに漬け込まれているので、肉質も非常に柔らかく、タレもラム肉の味を引き立てています。鉄板で焼くとタレが焦げて香ばしい風味が加わりますので、あっという間に完食です。

　これで我が家でも「ジンギスカンも肉次第で美味しくなる」ことを認識しましたので、積極的にジンギスカン料理に手を出せそうです。