松山では珍しい、「今治風」鉄板焼き鳥の店。小さい店だが繁盛している。 : Yakitori momosuke

今治風の鉄板焼き鳥の店。松山では珍しい。繁華街にあり、周辺には本格、炭火焼きを標榜する焼き鳥店も多いが、繁盛している。

【立地】
大街道の二番町通りとの角を東へ、かもとり権兵衛の角を南に折れてすぐ左手側。松山中心街の飲み屋街のビルの一角の路面店。ただ、通り過ぎてしまわないよう、明かりのついた看板が、目印。

【造り】
L字になったカウンターと、小上がりというか座敷。小上がりは4人がけのテーブルが２つ。
小上がりは厨房が見えないので、カウンターのほうがよい。

【料理】
鉄板で焼き、さらに「こて」の大きいので押さえる「今治風」。
最初に飲み物とともに、「皮」でいいかと聞かれる。今治焼き鳥を知らない人には何のことかわからないが、まず、これ。
この日のお通しは枝豆。実が太い。それとキャベツが出される。

すぐ、皮焼きが出来上がる。楕円形のお皿に盛っているが、卵の目玉焼きの上に焼いた皮が載っている。それにたれがかかり、刻みネギを散らしている。今治の皮焼きには卵に乗せないものもある。この店のオリジナルか。
たれは甘辛。皮は、その言葉のもつ印象とは裏腹に、ペラペラではなく、身の一部とも言うべきで、肉厚、ボリューム感、食べでがある。この一品でビールが、軽く一杯は飲める。
余ったたれを少しつけていただくキャベツも美味しい。
一品一品、皿を替えていく方式。
なんこつは串刺しであるが、大きくて、美味しい。
【サービス】
おじさんというにはまだ若いようにも見える店主と、バイト?の女の子1人で切り盛りしている。
店主は一見無愛想だが、いい人です。一時サラリーマンをした後、某焼き鳥店で修業し、平成の初めごろに独立開業したと聞いている。