連日の訪問
懐かしの味が再復活です
職場の営業課長が「最近、西別院通りに新しいラーメン屋ができたのを知ってる?」と言ってきたので、「そのうち行ってくる」と朝に答え、その日のお昼に訪問することにしました。営業課長は大体の場所しか言わなかったので、現地で探すと、以前歓送迎会で使った「割烹 西かね」のビルが解体され、新しい建物が建っていました。
車で行かれる場合は、フェニックス通りを北進するときは、福井地方裁判所交差点で右折して東に向かって走り、2つ目の信号機の福井市順化小学校の東端の交差点を左折して北に向かって、2つ目の左角にある黒い建物です。
フェニックス通りを南進するときは仁愛女子高校を過ぎて鹿島建設とローソンの間の交差点を左折し、神明神社の前を通りながら東へ直進すると、「止まれ」の標識の左にあります。
建物の前に東向きに2台、南向きに4台、計6台分の駐車場があります。ただし東向き2台分は軽自動車用という感じです。到着した水曜日12:45には、3台分空いていました。
南向きに掛けられた、真新しい緑色の暖簾をみると、左に「蜂家 西かね」、右に「中華そば 餃子」とありました。この「蜂家(はちや)」という名称に懐かしさに心がときめきます(理由は後掲)。割烹をしておられた西さんが、割烹はやめて「蜂家」というラーメン屋さんの権利を買って、2018年5月9日にオープンしたお店とのこと。
建物の東側面には緑の看板には「中華そば 餃子」としか書かれていませんでした。
暖簾の左側に営業時間の案内があります(写真・下記参照)。
**********************************
※小さい店ですので、なくなり次第
終了させていただきます。
平日・土曜 AM11:30~13:30(30食)
PM5:30~8:00(20食)
日・祝日11:30~(60食)
定休日 月・火曜日
**********************************
ちなみに水曜日の12:45時点で入店したところ、待つことなく入店でき、店内に先客が6人いましたが、私の後に5人入ってきた13:00に「完売しました」の看板を出して終了していました。ちなみに食べ終わって店を出たのは13:15でした。
暖簾の奥のおよそラーメン屋らしからぬ普通の民家用の黒っぽい開き戸を引くと、入ってすぐ左にトイレがあり、正面から左奥にかけてL型のカウンターがあります。木製の丸椅子がカウンターごとに各5席、計10席ありました。私は一番奥の10番の席に座りました。
カウンター上には割り箸、レンゲ、胡椒、つまようじ、BOXティッシュのみで、メニューは壁に掲示されており、非常にすっきりしています。
メニューも非常にシンプルで、税別で、中華そば 600円、ギョーザ5ヶ300円、10ヶ600円の3つのみでした。
店内では寡黙なご主人と明るい奥さんの2人で切り盛りしておられるようです。
とりあえず中華そばと、大きさがわからなかったのでギョーザ5ヶを注文します。私の1分後に来店した方も全く同じ注文をしました。ただ、あとから考えるとギョーザは小ぶりでさっぱりしているので10ヶでも楽勝で食べることができそうです。
10分ほどで中華そばが黒い受け皿に乗せ垂れて先に提供されました。中華そばを見た瞬間に「懐かしい」という気持ちでした。
トッピングの一番の特徴は三角形にカットされた薄焼き卵です。その他には半分に切られたハム、モモ肉のチャーシュー、シナチク、青ネギが上品な感じで盛り付けられています。麺は透明感がある平打ちの縮れ麺。スープは透明感が半端ありません。
スープをレンゲでいただくと、さっぱりじんわりとくる、優しい口当たりです。麺を食べると、柔らかく、それでいてスープとちょうどバランスがいい味になりました。
チャーシューも脂分がなく、薄焼き玉子やハムも美味しくいただきます。
スープも全部飲み干して、ほっとしましたが、気がつくとギョーザがまだきていません。ギョーザは中華そばを完食した頃に奥さんがタレを運んできて、更に2分後にようやく届きました。
薄皮で小ぶりながら中身は非常にジューシー。そのままでも美味しく、タレを付けても、また皿に添えられた粒マスタードを付けて食しても、本当に美味しかったです。
奥さんが話すところによると、皮を薄く伸ばすのが大変だとのことでした。
さきほどから「懐かしい」というコメントがありますのは、実は「蜂家 福井市」で検索するとわかるのですが、蜂家さんは10年ほど前に一度閉店したお店です。もともとは、第二次世界大戦後に佐佳枝廼社(さかえのやしろ)が境内の一部を大陸からの引揚者や戦災者のために貸出した中の一角で営業されていました。
私が初めて訪問したのは1978年(昭和53)で、高校の同級生のご家族が営業しているということで訪問し、それから大学生や社会人になってもたびたび訪問しました。
ただ時代の流れや防火防災的なこともあってか1988年(昭和63)福井市御屋形(おやかた)地区第一種市街地再開発事業が工事着工されて、一旦お店は終了。
ところが1992年(平成4)開業「福井ワシントンホテル(2009年にホテルフジタ福井に改称)」の二階、エスカレーターを上がってすぐ左奥の北向きの場所で営業を再開しました。お店はおしゃれな感じでしたが、ホテルと中華そばの店が相性があまり良くなかったのか、いつ訪問しても結構ガラガラで、2007年(平成19)頃に閉店してしまいました。私にとっては、40年前からずっと食べてきた思い出のある中華そば屋さんだったのです。
正直、高校生の頃は少し物足りないと思っていた味が、この歳になるとちょうどいい感じに思えるのが歳を重ねるということかなと思います。
お店の経営は同級生のご家族ではなくなりましたが、高校の同窓生の友人達に教えてあげようと思います。
ごちそう様でした。
店名 |
Hachiya Nishikane
|
---|---|
类型 | 拉面 |
预约・查询 |
0776-22-4340 |
预约可/不可 | |
地址 |
福井県福井市宝永4-6-1 |
交通方式 |
距離仁爱女子高中 318 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算 |
~¥999 ~¥999 |
预算(评价总数) |
~¥999
|
付款方式 |
无使用卡 |
座位数 |
10 Seats ( カウンター席のみ。) |
---|---|
个人包厢 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 店の外に灰皿あり。店内に灰皿は置いてない。おそらく店内禁煙。 |
停车场 |
可能的 店舗前に6台 |
空间、设备 |
有吧台座位 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
---|---|
位置 |
神秘不为人知的餐厅 |
开店日 |
2018.5.9 |
备注 |
お昼はかなり混みます。時間前に売り切れる場合あり。夕方は比較的空いていますと、お店の方が言っておられました。 |
昨日に続き、再訪。
12:30分の時点で20人目だったようで、ご主人が「今日は落ち着いているなあ」と話しておられました。
昨日注文しなかったギョーザ10ヶを頼むと、やはり中華そばを完食したあとにギョーザが届きました。唯一の違いはタレがギョーザの皿の上に載せられて、一緒に運ばれて来ました。
写真にもありますが、予想を超えて、まるでお日様マークのように盛り付けられていました。
最初の頃はかなり混んでいたようですが、平日ならだいぶん落ち着いてきたようです。