Eiheiji Age
(永平寺揚げ)- 预算：
-
- 定期休息日：
- 星期三、星期日
餐厅信息
细节
| 店名 |
Eiheiji Age
|
|---|---|
| 类型 | 食堂 |
| 预约・查询 |
0776-63-2605 |
| 预约可/不可 | |
| 地址 |
福井県吉田郡永平寺町飯島23-5 |
| 交通方式 |
●福井から車で20分 距離轰 390 米 |
| 营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化，因此请在参观前与餐厅联系。 |
| 预算（评价总数） |
～￥999
|
座位、设备
| 禁烟・吸烟 |
可全面吸烟 自2020年4月1日起，有关被动吸烟对策的法律（修订后的《健康促进法》）已生效，因此请在访问前与餐厅联系，并且可能与最新信息有所不同 |
|---|---|
| 停车场 |
可能的 |
| 空间、设备 |
有吧台座位,有日式包厢 |
特点 - 相关信息
| 此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
|---|---|
| 服务 |
提供外带服务 |
| 网站 |
小松空港から福井県まで無事に到着したカントナ一行は、永平寺、一乗谷、東尋坊と観光地を巡る旅のプランを着々とこなしてゆくのでありました。
観光ガイドを読んで期待値が上がり、Softbankのお父さんのコマーシャルのロケ地でもありますので、急遽プランに入れる事にしたにしてはちょっとがっかりな観光スポットであった一乗谷を後にして、夕陽が沈む東尋坊を目に納めようと、時間を気にしながら急いでいる途中に思い出したのが厚揚げの事。
厚揚げは福井県の永平寺近辺での名物との事。謂れは忘れましたが、禅寺と厚揚げはタンパク質関連で重宝されそうなイメージがありますので(結構適当…)、多分そういう感じなのであろうかと思われます。
そんな厚揚げの中で、食べログの検索スキルを駆使して決めたのがこのお店。カントナの現在地から比較的近かったのと、目的地の東尋坊方向にあった事、評価が比較的高かった事が挙げられます。連れは「厚揚げ」というキーワードには快い反応は見せず、「また食いしん坊の病気が発症したか…」という冷静な目線をカントナに送るのでありました。
そんな事は気にせずに田舎の県道のような、交通量の少ないのどかな直線道路沿いに見つけたお店は、思っていたよりも小さな駐車場と小さなお店であります。観光地っぽい感じを醸し出しているかと思いきや、現地密着系のお店のようであります。3台分くらい頑張れる駐車スペースに車を止めてお店の扉を開けます。
時は16時30分。お客さんは誰もいません。店員さんも誰もいません。お店も暗いです。「休憩中かな？」と思いながらも「ごめんください」と声を出しますと、奥から仕込み中らしきおばさんが登場であります。
営業中だとの事でしたので、「ほっとあげ(ダシ付き)」を2つお願いいたします。「ほっとあげ」とは、豆腐一丁くらいの揚げ豆腐そのものであります。壁に貼られている写真からは全然美味しそうに思えないシロモノであります。「名物に美味いもの無し」という格言を思い出したりするカントナは、そんなものを見栄を張って2つもオーダーしてしまった事に、食べる前から深く後悔をしているのであります。
「じっくり揚げるから20分くらい時間がかかる」旨案内いただきましたので、テーブル席に座らせてもらいお茶を出していただきながら暫し待ちます。
パチパチという心地よい油の音と、香ばしい油の匂いを嗅ぎながらお店を眺めておりますと、壁には「厚揚げ定食」のポップを発見。厚揚げをメインのおかずに据えるという大胆な采配に、驚きを隠せないカントナなのでありました。でも、特徴があってとっても好ましい気持ちになるのであります。
おばさんの告知通り、しっかりと20分くらい経過して渡されたのは持ち帰り用のパックに入れられた大きな厚揚げ。車の運転中に食べるようなイメトレをしておりましたので、お店の人に無理を言って食べやすい大きさにカットしてもらい、割り箸も2膳用意していただきました。
お礼を申し上げてお店を後にし、揚げたてでアチアチの容器をぶら下げながら車に乗り込みます。もちろんカントナは運転手でありますので、助手席で靴を脱いで寛いでいる連れに食べさせていただきます。
連れが蓋を開けますと、ボワッと湯気が立ち上り、油で揚げた香ばしい香りに車中が包まれます。いわゆる芳香剤効果であります。こういう芳香剤であれば、一部の食いしん坊なマニアには受けるかも知れません。添付のダシ醤油(市販)を回しかけますと、油で揚がった豆腐の表面が美味しそうにデコボコ波打っていて、そこにダシ醤油が絡まって、とっても美味しそうに見えます。そんなカットしてもらった厚揚げを連れに一つ摘まんでもらって、赤信号時に食べさせてもらいます。
案の定、揚げてから間もない厚揚げは対処しようの無いくらい熱く、「ダチョウ倶楽部のおでんの件」なんてのを思い出しながら悶絶するカントナなのでありました。
口の中を高速に回転させて温度を冷ましながら味わいますと、油の香ばしさが口のなか一杯に広がって、油で揚がった部分のカリカリな歯応えが心地良くて、そこにダシ醤油の深みが加わって「これはマイッタ！」の美味しさなのであります。
最初は何の期待も抱いていなかった(はずの)連れも、その美味しさに興奮しているようであります。厚揚げをメインに添えた定食が成り立つのも理解出来る美味しさ。 2つ購入しておいても、無駄じゃなかったかと安心するのではありますが、2つも食べられないなと悩むのでもあります。
結局、2つ目の厚揚げはしばらく経過してからいただく事になり、常温で口にした厚揚げの美味しさは半減以下でありました。欲張らず、熱々を熱々のうちにいただける量を購入すべきであったなと反省するのでありました。