越前蟹フルコースと開高丼 : Kobase

七年ぶりの訪問、一泊二食付きです。値段は四万円、プラス開高丼を付けました。前回からは一万ぐらい、初めて来た十五年前からは二万近く上がってます。今回はタイミング良く旅行割が使えたのでラッキーでした。去年から蟹を食べたいと思ってたので春頃早々に予約しておきましたが、実際に行くと土日ではあるけど満室では無さそうでした。

こちらの蟹のフルコースは以前と内容はほとんど変わりないです。鍋は無し、蟹以外は甘海老と大きなバイ貝？、あとは蟹は刺身、メレンゲ、みぞれなどの創作メニュー、湯引きした花咲がに、焼き、茹で、それに追加注文のせこがにの炊き込みご飯にせこがにがたっぷりのった開高丼です。こちらのカニは料理も美味しいけど、蟹自体の質も非常に高い越前蟹です。蟹の大きさもかなり大きく、身の詰まりも味も良いです。帰りに道の駅の市場で見た越前蟹の値段を考えたら、決して高くは無いと感じます。開高丼はせこがにの量に、出汁も効いてて、小さなせこがにを解す手間も考慮すればかなり満足出来ます。ただ、蟹のコースだけでお腹いっぱいになるので、開高丼は半分は翌朝ご飯です。朝ご飯も蟹は無いけど、干物など優しい和食朝食で美味しかったです。
久しぶりの訪問でしたが、値段は上がっていたけど満足度は変わらずです。毎年は流石に厳しいけど、時々来たい宿です。ここで蟹を食べると、今年はもう他で蟹を食べる気が起きなくなります。

なお、今回は宿に行く前の夕方に近くの道の駅、漁火の温泉に入りました。日の入時間に待ち合って水平線に赤い夕陽が沈む景色は素晴らしかった、越前海岸行く際のイチオシスポットです。

一泊二日で訪問しました。コースは二万からとのこと、取り敢えず二万五千のコースに、開高丼を付けました。ここは、コースに鍋は付きません。おそらく、鍋だと蟹以外でお腹いっぱいになるからと勝手に解釈しています。個人的にはそれが有り難いです。
コースの内容は、刺身に、オスメス一匹ずつの茹でがに、焼きがにといった定番以外に、創作メニューが結構付きます。茹で、焼き、刺身はボリュームも、身のつまりも大満足でした。茹では店の人が解体してくれましたが、かなり時間を掛けてキレイに身を取るので、ちょっと時間が掛かります。創作メニューは美味しいですが、味付けが酢であえるのが多く少し飽きるかもしれません。しかし何と言ってもここの名物は開高丼でしょう。セイコがたっぷりのってる上に、ごはんもセイコの炊き込みご飯で味が絶品です。一杯一万円でかなりのボリュームですが、ハーフもあるので、これは別注ですが注文必至です。
ちなみに宿自体は普通の旅館で、風呂も小さいので、とにかく越前がにを堪能したい人向けです。
-----
7年ぶりの訪問です。冬の味覚を堪能する旅、今年は久しぶりに越前蟹、そして開高丼を食べに来ました。久しぶりに来たら、建物は変わっていないけれど、風呂は広く綺麗にリニューアルされていました。
料理は変わらずです。少し値上げした様で、一番安くて23000円です。25000円にしました。それに、ハーフの開高丼です。
甘海老刺身、蟹味噌と蟹の足、月見蟹、蟹のみぞれあえ、茹で蟹は雄一匹、甲羅焼き、焼き蟹、ご飯にゲンゲのお吸物、みかんです。当たり前とは言え、茹で蟹が温かい茹で立てで出てくるのは嬉しいです。なお、やっぱり開口丼の前にお腹いっぱいになります。蟹の料理宿は、調理された料理を出す店と、ほぼそのままで食べる人が煮るなり焼くなりと分かれますが、こちらは調理された料理が出る宿です。どちらが良いというわけではなく、好みだと思います。

朝ご飯も、イカソーメン、カレイ干物、みりん干し、海苔の形の昆布、それに蟹雑炊と海鮮三昧でした。朝ご飯も美味しいことに改めて気付きました。白ご飯が美味しいんですよね。福井産コシヒカリで。これも満足度高い理由の一つです。
やっぱり、蟹の料理宿としては値段も考慮して、ここはかなり良い宿である事は間違いないでしょうね。