店名 |
Rai fuku(Rai fuku)
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类型 | 中国菜、饺子 |
预约・查询 |
092-673-1586 |
预约可/不可 |
可预订 |
地址 |
福岡県福岡市東区唐原1-2-45 |
交通方式 |
九産大前駅 徒歩2分 距離九产大前 87 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算(评价总数) |
~¥999~¥999
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付款方式 |
无使用卡 可使用电子货币 可使用二維码支付 |
座位数 |
20 Seats ( テーブル5卓) |
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个人包厢 |
不可能 |
包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
可全面吸烟 自2020年4月1日起,有关被动吸烟对策的法律(修订后的《健康促进法》)已生效,因此请在访问前与餐厅联系,并且可能与最新信息有所不同 |
停车场 |
不可能 近隣にコインパーキング有 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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今回の個人的な中華料理屋さんの特集も同店『來福』さんで終わりますが、憚りながら神様が見ててくれたのか、ワタシを最後に本場中国に連れてってくれました。
ってまあ、ワタシに憑いてる神様って貧乏神なのか、残念ながら中国は中国でも満漢全席じゃなく、小汚い町中華でしたけどね。
と書くと、同店『來福』さんには失礼な話ですが、恐縮ながら当たらずしも遠からずでしょう。
分かりやすい例えとして、偶然ながらワタシが入る直前に入店しようとした老婦人は、そのままドアを閉め、他店へ宗旨替えされたようなぐらいです。
同.食べログで既知してたからワタシは暖簾をくぐりましたが、知らなかったら外観からしてまず入らない、いや、営業してるとさえ思わないでしょう。
そんな感じなんで、どれだけ味が気に入っても絶対デートにゃ使わない方がいいし、近くに九産大がありますが、もし使う男子学生がいたら将来大物になるか、とんでもないパッパラッパーかのどちらかでしょう。
そんな場所は和白通りこと国道495号線沿いで、九産大前駅の少し和白側、市内から行くと左手の、共同テナントの真ん中辺りです。
専用Pはないと食べログにはありますが、お店の前に1台ぐらいは置けそうなものの、縦に駐車すると歩道に食み出そうなんで横着けしかなく、って、駐めていいのか分からなかったんで、取り急ぎ近くのコインPが60分100円だったんで駐めました。
このコインP、写真のように車両ナンバー認識システムみたいで、最近よく見かけられるようになりましたけど、昭和な人間なもんで不安になっちゃいます。
ちなみに11時オープンですけど、最初に行ったときは開いてなく、12時近くになって暖簾を出されてましたから、結構ユルめなのかもしれませんので、くれぐれもお気をつけください。
で、冒頭のように老婦人の後に続いて入ったものの、なるほど一目でヤバいと感じられたのが分かるほど荒れてるし、いい意味で言えば『野趣あふれる佇まい』
別に自然の中にあるわけじゃないし、逆に窓も見えず、壁はメニューの写真で埋め尽くされてるんだけど、中華風でもイニシエ系だからか、なんとなくワイルドなイメージが漂い、いつ店内でカンフー・ファイトがおっ始まっても不思議じゃないような雰囲気。
近頃よく流れてる『大地真央』さんの『アイフル』さんのTVCMシリーズのような、ザラザラした画質の往年の香港カンフー映画のイメージです。
卓上調味料の瓶には怨念のような油がこびり付いてるし、席の背凭れの部分は燻んでるし、果ては先客の中年夫婦っぽい奥さんの方がトイレに入ったら
なんでんかんでん、もちろん余り聞きたくなかったから耳の栓をオフにしてましたが、そんな声さえ聞こえてくる始末。
とはいえ、だからこそ店頭にある錆びついた看板に書かれてるように『味に自信あり』なんでしょうし、メニュー表にも本場中国らしい品が並んでる。
『水煮肉片定食 900円』
ですから悩むだろうとの推測のもと、予めオーダーは決めていました。
水煮肉片(シュイジュウローピエン)とは、薄切り肉を油入りのスープで煮込んだ四川料理だそうで、食べたこと有るような無いような感じだったし、マイレビ様の評価も良かったんで注文しました。
で、待ってる間に見ると、店内は4人掛けテーブル席が5卓なものの1卓はお店の人が占領(ってまあ、時間帯によるのかも?)のみのシンプルさで、初老のご主人と、娘さんか女性従業員さんかのお二人で営まれてましたね。
で、先に述べたように中年夫婦っぽい先客さんが何品も頼まれてたようで、それだけで15分ぐらいは掛かりましたし、食べきれずに持ち帰りするなど、なんだかんだありましたが、だからといって、いくら経ってもワタシのお皿が出てこない。
目の前に厨房が見えるんで、さすがに作ってはいるようですし、ホール担当の女性も痺れを切らしたのか何か言いに行ったものの、聞こえてきた中国語は全く分かりませんが、イメージ的に
「うるせいな! この料理は、ちゃんと作んなきゃいけねえだよ」
なんて反論されてるよう。
かくいうワタシも、普段なら催促するものの、前述したようにコインPには60分の猶予があるんで、その日ばかりは余裕をぶっこいてました。
といって20分を過ぎ、25分ともなると、さすがに30分を過ぎたら言おうと思ったら、28分に提供されましたね。
〝ちょっと、なんでもいいんだけど、なんだよ、この見た目?〟
それだけ待ってたのに出てきたのは、写真のようにラーメン用の中華丼に、なみなみとつがれた辛そうなスープはまだしも、丼の縁は
〝誰か先に口つけてない?〟
なんて疑わしいほど汚れてるし、ご飯はご飯で盛りはいいものの、ただ単にボリュームの良さでごまかしてるようにさえ見える。
スープとザーサイも見るからに覇気がないし、となると、食べる前から余り期待しちゃいけないのかな?と。
〝熱ちっ! 熱つ、熱っつー〟
見た目からして辛そうなのは当たり前ながら、同時に熱そうでもあるんで、分かっちゃいるけど火傷しそうな用心はしてたものの、それでも激アツで、一気飲みしたら病院送りになりそうなレベル(そんなヤツ、おらんやろ ⁉︎)
これも何度も書いとりますが、ワタシは猫舌の反対『犬舌』なんで、かなり熱さには強いんですが、そんな輩でもビクついちゃうくらいの高温!
おそらく、いや、絶対にスープに油を含んでるからで、油ってなかなか温度が下がらないのよねえ。
ですから、具材を食べ終わるまで熱々でしたが、辛さもあったんで、さすがのワタシもスープは完飲できず、5分の1程度は残しましたけどね。
〝ううむ、こんなもんかぁ〟
しかも、ようやくフーフーして冷まして口に運べたのに、味自体は何となく麻婆豆腐の汁と油を合わせて煮込んだ汁で豚の薄切り肉をしゃぶしゃぶしたみたいで、もちろん不味くはないし、結構な辛みもあるから『ご飯のお供』にもなるんだけど、いわばそれだけ、一般的な域からは脱してない。
本場中国らしい、出会ったことのない味を期待してたんだけど、ありきたりとは言わないまでも、予想がつく味。
添え物のスープは卵入りの柔らかな、優しさはあるものの僅かに冷め気味だし、ザーサイも普通っちゃ普通かな?
ですから熱いうちに食べ、早めにお店を出ようとしたものの、なんだか途中から、やたら美味くなってきた?
って、そんな感覚を表す言葉がまるで見当たらないんですが、不思議と途中からは止めどない食欲がわいてきて、箸は勿論のこと、汗も止まらなくなりました。
辣油や唐辛子は言うに及ばず、たぶん八角など中華系スパイスなんでしょうが、それらが徐々に作用してきたような感じです。
いわゆる強壮作用ってやつでしょう。
熱さも落ち着いてきたというのもあるんでしょうが、それでも冷まさないと火傷しそうな熱さだから、やはり汗をかきながら食べ続けてる醍醐味もあるんでしょうね?
〝ありゃ? にっ、肉がない!?〟
しかし順調に食べ進んでいたところ、なぜか突如として肉がなくなり、出てくるのはキャベツばかり。
どうやら重さの関係上、肉が浮かんできており、キャベツは反対に沈んでたようです。
って、もちろん全てではなく、たまにキャベツも食べてましたから、まさか下にあれだけ沈んでるとは、ましてや肉が無かろうとは想像だにしてませんでした。
とはいえ、ご飯は残り5分の1ぐらいだったんで、そのまま何もなかったかのように食べ続けましたが、さすがに肉なしは寂しいんで、何事も計画的にしなきゃいけませんね?
総括すると、やはり食べたことありそうでない食べ物だし、食べてる途中、ふと我に返ると、カフカの悪夢みたいな異空間にいるようで、楽しめたって言うよりは、いつか夢に出てきそうなトラウマっぽさがありました。
ですから当然、万人にオススメは出来ませんが、もし相性が合えば人生最高の中華屋さんになるかもしれません。
いわゆる劇薬です。
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