コッペパンの美味しさを知った名店 ♡ : U-pan bakery

今回の個人的なコッペパン特集、後出する２件、本日で終了となりますが、昨今のこの手の美味しさを不肖ワタシに教えてくれたのが、同店『うーぱんベーカリー』さんでした。

って、一度しか行ったことないんですが、一発でＫＯされ、

〝ああっ、昔と違って今のコッペパンって、こんなに美味いんだなあ〟

って感動したんです。

さりながら、それから色んなお店のを食べても、そのときほどの感動はなくて、初めてだったからそう感じただけなんだろうと言い聞かせてましたが、今回、改めて頂いたら、それは間違いだったと痛感いたしました。

って、それは後述するとして、今回、たまたま以前のレシートが出てきて、日時を見たら2017年５月に行ってますから、ほぼ５年振りの再訪となる同店『うーぱんベーカリー』さん、場所は西鉄高宮駅の北、磐瀬公園の角地で、たぶん行けば誰か並んでるんで分かるでしょう。

最初ワタシが行った理由も、知人からいつも待ち客がいるパン屋さんがあると聞いたからで、それだけなら興味を示さなかったんでしょうが、調べたらコッペパンが名物とのこと、

〝コッペパン？ コッペパンがウリってなん？？〟

みたいな、？マークだらけだったからです。

で、実際に行ってみたら、列が出来るのも店内が猫の額ほどしかなく、１組ずつしか入れないから待つほかなく、自ずと待ち客が人目につくという寸法でしたが、といっても実食した感想は冒頭の通りでしたから、また来たいなと思わせるには充分でした。

とはいえ、なんせ専用Ｐがなく、高宮じたいに滅多に用がないんで、今回、個人的なコッペパン特集を組まなきゃ重い腰は上げてなかったでしょうね？

まあ、高宮といっても半ば住宅地で、専用Ｐがないからちょこっと路駐してと思われるかもしれませんけど、まず法令違反ですし、この辺りへ行かれた方ならお分かりなように案外ミニパトさんがおられるんで、ヤメといた方が賢明でしょう。

って、たぶん他の交通違反を見られてるようですが、君子なら危うきには？ですからね。

探せば、それなりに安めなコインＰもあり、近くには住宅地にひっそり佇む面白い店々もありますから、ついでに寄られるのも一興かもしれません。

ワタシが並んだのは11時45分ぐらい、同じく写真の父子さんが並ばれてて、かなり沢山お買い物されたんでしょう入店できたのは正午近くになってからでした。

で、待ってる間、店頭にある注意書きを見るに、店内の写真撮影は待ち客がいなければＯＫらしいけど、振り返ると１組とお一人様が待たれてたんで、どうやらＮＧっぽい。

とはいえ、同店はショーケース販売、注文してから奥の厨房でコッペパンにフィリングされるんで、その間、ふと憶い出し何枚か撮りましたが、改めて訊いたら、やんわり待ち客がおられるんでご遠慮くださいとのことでした。

まあ、ワタシみたいに余り画角など気にせず10数秒で撮るんならまだしも、やれ映えるようにとかトロトロ撮る、性別差別してるわけじゃないものの、それが女子力だと勘違いしてる◯スもいますから、分からんでもないです。

って、だからって思い違いしてほしくないのは、同店の女性ご主人は恐らく写真撮影自体にどうこう思ってる節はなく、多分に来客を待たせたくないという一心からでしょうし、例えば前述した初訪問の際など今のコッペパン事情を全く知らなかった田舎者のワタシにも、そのときは待ち客もいなかったからか、分かりやすく教えてくださる物腰の柔らかい方なんで、ご安心を。

そんな同店で今回、購入したのは以下の３点です。

① こっぺぱん はちみつバターサンド ￥210
》 ずっと定番の人気パンです

② こっぺぱん ピーナツバターサンド ￥220
》 つぶつぶのピーナツ入りのピーナツバターです

③ ハムたまごサンド ￥380

①は、最初に食べたときビックリしたぐらいだったんですが、さほど強い味じゃなく、はちみつバターにしろ染み込んでいて、ほのかな甘さ。

噛めば噛むほどジュワ〜と滲み出て、無限ループで食べられるような感じ？

②は、かなり粒立ちのいいピーナツ・バターですが、甘さは控えめ、どちらかと言うと香ばしさ重視ってな感じ？

有りがちなんだけど、やっぱちょっと食べたことないタイプです。

甘い、香ばしいに、やや苦みさえ感じられ、カタい、柔らかいに、ちょっと言葉は悪いけどムチャっとした食感もあります。

不思議とサッパリしてるという形容詞さえ当て嵌まるような、色んな面白さがあり、食べていて飽きが来ません。

③は初のサンド挑戦！

それにしても、こんなにしっかりしたパンの耳は久し振り。

きちんと噛みごたえがあり、手作り、家庭的なサンドイッチと言えますが、中のたまごがまったりだけに終わらず後を引かない。

案外たまごは潰しておらず、といって粗くもない、絶妙な崩し具合で、その辺が秘訣なのかなあ？

ホント、大したことやってるようには思えないんだけど、抜群に美味いのは何故なんだろうって悩めるほどです。

①と②、コッペパンに関しては、まず生地がちかっぱ美味い ♡

しっかり焼きが入ってて、写真からも一目瞭然な焦げてるように見え、確かに多少の苦みも感じられるんだけど、それがまた香ばしさに感じられ、多用されすぎて使うのは憚れますが、外はパリっと中はふんわりしてるんです。

たっぷり空気を含んでいながら、割と重さがあることからも分かるように、誠実な歯応えがあり、何度か書いとりますようにコッペパンって生地が命と信じてるワタシにとっちゃ、もう至上の悦びなんですよね。

ですから、やはり最初に覚えた感動が間違ってなかったことを再認識できたし、それだけじゃなくサンドイッチも美味しいとなると、コッペパンと双璧を成す同店の看板商品なベーグルや、他のパンも食べたくなるのは、そりゃ人情ってもんでしょう。

俗に言うホームメイドっぽい生地でもあるから、いかにも小バコらしいパン屋さんって感じで、ここが嫌いな女性も滅多にいないでしょうね？

あっ！ って、そんなこと言ってたら、また例の映え女子が来ちゃうかもしれませんが、つらつら憶い出すに、今回並んでたのって男ばかりだったなあ？

もしかしたら同店の母親が作った如きパン生地に、世の男性は飢えてるのかもしれませんね？


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