安い焼鳥スタンド : San to ku

久しぶりにPCで食べログを開いてみたのだが、そういや僕の口コミ投稿ジャンルってどうなっているんだろうかと確認してみた(スマホモードではわからないからね)。たぶん①居酒屋②ラーメン③焼鳥だろうとチェックしたらやはりその通りだった。そんな焼鳥大好きっ子Ribot、当然この店も抑えております。

スピナ戸畑店前にある焼鳥スタンド。いつ開業かはわからないが僕がこのスピナに初訪問したときにはすでにあった。ただ、当時はこういった小規模店は口コミ対象外にしていてスルー、近年は対象に入ってきたのだが、新型コロナ以降ずっと店を出していなくて、ひょっとしたら閉店したのか……と心配していたが、先日より復活していた。

こちらの店、まず目を引くのが値段。写真にあるとおりほとんどの値段が150円。と聞くと「普通やん」と思われるかもしれないが、よく見てほしい、1本150円ではない。2本ですらなく、なんと3本150円なのだ。スケールメリットがあるからか、と思いきや、1本売りだと10円高いだけの60円なのだ。

肉質については、適度に熟成した肉で、いわゆる「朝引き」のようなプリプリ感はないが、アミノ酸が分解され深みのある肉を、濃い味のタレで楽しめる。定番のモモやレバーだけではなく、母体が肉屋らしくホルモン系も多くて一般的な焼鳥屋よりも多くの部位が楽しめるのもアピールポイントか。その分焼鳥屋の定番メニューが少なかったりするが、「焼鳥」というよりは「肉屋の肉を焼鳥スタイルで焼く」って書けばイメージしやすいかな。

ご夫婦で経営だがフレンドリーで、むかしこのあたりで食事したときはついでに数本買って帰って家で晩酌、ってのが定番だったのだが、店の復活に合わせそのスタイルも復活しそうだ。

そうそう、面白いのが店先にビールの紙コップが設置してあり、お金はそこから投入するのようになっていた。コロナ禍で接触を減らすためだろうが、手作りなところが風情があってまた良いね。