焼鳥の旨さと店員さんたちの元気が光る店 : Tori hachi

以前、友人に連れられて、八幡駅近くの『とり八』に行ったことがあり、
その時は2次会であまり飲み食いしなかったものの、好印象を持っていました。

店の場所は、JR黒崎駅から離れた商店街の通りなのに、お客さんは多いようです。
今回、初めて友人と利用してみました。

店内は、カウンター席と、テーブル席。
テーブル席は掘り炬燵とそうでない席があります。
また、奥の方に、個室っぽい席も見えましたがハッキリ確認できませんでした。
黒を基調にした内装。オシャレとまではいかない程度です。
テレビがあったりして(文字放送)、ゆるい雰囲気もあります。

私達が店に入ってしばらくすると満席に。

【料理・味】
メニューは焼鳥がメイン。
鳥の刺身(肝刺し、ズリ刺し、ササミ刺し)もあり、素材の新鮮さに自信があるようです。

焼鳥は80円から。量、大きさは普通。
肉の柔らかさやジューシーさを残した串もあれば、カリッと強めに焼き上げた串もあります。

塩加減はちょうどいいと思います。
タレのほうは見た目が濃いのですが、実際はサラリとしています。
個人的にはもっと甘めでネットリ絡むほうが好きです。

好きだったのは、鳥肝、セセリ、ハート。
ややレアに焼いてあって、弾力のある食感がたまりません。

ホルモン鉄板も名物のようで、この日は会員登録をした方にはサービス価格で提供されていました。
値段は通常1280円。味はやや濃いめの甘辛いタレが使われています。
チリトリ鉄板のようなものに盛られたホルモン、キャベツ、もやしなどをコンロで加熱していきます。
全体的な量は結構あるのですが、ホルモンが充分入っているわけではないので、
これをメインにするなら、肉を追加したほうがいいと思います。

『とり八』八幡店のメニューにないものとして、サツマイモスティックのディップを勧められました。
カリッと揚がったサツマイモを、砂糖が入ったバター(見た目はアイスクリームみたい)につけていただきます。
オッサン同士で食べるのもなんですが、女子には受けが良さそうです。

【焼酎】
カウンター席から見ると、目線よりやや高い位置に焼酎のボトルがズラリ。
メニューに書いてあるのは一杯500円ぐらいからですが、
宝山の全量芋麹が600円、魔王が800円(飲んでません)でしたので、プレミアム焼酎もリーズナブルな値段設定だと思います。

【接客】
調理は店長・副店長、接客はアルバイトというのが基本のようですが、
この店のアルバイトさん達は、元気＆さわやか＆テキパキ。
これは『とり八』の八幡店も同様です。
また、後半、焼鳥を3種追加した際、時間を少しずつズラして1種類ずつ持って来てくれました。
その時は注文が立て込んでいた訳でもなかったので、多分、あったかいうちに食べられるようにという配慮だと思います。
ちなみに店員さん全員のプロフィールが、メニューと一緒に置かれています。

最近、黒崎には焼鳥店が増えているようですが、
ここは、味、接客、CPなど、総合的に良い店だと思いました。