鉄板メニューが豊富なお店 : Okage san

小倉南区沼エリアといえば、僕は知らなかったのだがなかなかのベッドタウンとして栄えているようで。小倉までバス1本、40数分で行けるからだろうか。したがって飲食店もなかなか揃っており、25号線沿いは有名どころだとスシロー、コメダ、丸亀製麺や桝元。北九州では数少ないやよい軒などもある。

当店は大通りではなく、完全に住宅街のほうにある。新店でもないのに食べログに登録すらなく、遠地の人にはまず知られていないだろうが、当店の並びには飲食店が3軒、はす向かいにも人気だというスナックもあり、地元の方には周知のゾーンだろう。僕の目当ては始めからここ。靴を抜いて上がるスタイルになっていてくつろげる。

当店、メニューがなかなか豊富なのだが1枚に文字が印刷されたメニューではなく、写真入りメニューのためページ数が多くて、大将の顔を見ながら撮影していたのだが、途中でスマホ操作の手が滑って動画モードになっていた(それもブレブレで読めない)……なので全ページは撮影できていないし、どんなメニューがあったか忘れてしまった(汗)。酢豚や酢鷄などはあったな。

あとは「山芋鉄板」をはじめとする鉄板モノの数が多かった……が、これも撮影ミスかつメニュー失念(苦笑)。いずれにせよ、このあたりにお住まいの鉄板マニアにはオススメできる。

写真入りメニューのほかに上に貼られた札メニューや、さらにそれ以外の本日のオススメもあり。僕は、オススメの中からシメサバと、別で立て札メニューのある焼き鳥から適当に5本。

シメサバは、ポン酢か醤油か聞かれたが醤油で。「卓上の刺身醤油を使ってください」と。酢昆布で〆たと言っていたが、なるほど一般的な酢漬けのものに比べると酢が浅いが、そのかわり旨味はしっかり。それゆえ、味の濃い九州刺身醤油よりも別で置いてあった普通の醤油のほうが相性良かったかもしれない。

ビールはジョッキをギンギンに凍らせたシャリキンビール。真夏なら嬉しいが、この時期だとちょっと寒さも(笑)。もうちょっと控えめの冷やし具合のほうが良かったか。

焼鳥はいずれも塩気が少し強くて、旨味の引き出しは充分。レモンチューハイなどともよく合う酒が進む「酒飲みのための焼鳥」。

大将は気さくな方で、初訪問ながら暖かく迎えてくれた。ただ……先客との相性がちょっとイマイチで。どうにも避けようのない、大将もどうしようもない不運があった。詳しくは書けないし書かないが、0.1点足りとも点数を下げたりはしていないものの、本当はもっと長居したかったところ、刺身と焼鳥だけで退散せざるを得なかったのは無念。鉄板焼きメニューも試したかったんだけど。

なお、こじんまりした店でお手洗いは中にはない。歩いて2分ほどのところに公園があり、そこの公衆トイレまで行かなきゃいけないのかな、と思ったが、確認したところ店のすぐ横、自販機隣に共用トイレがあった。