色々言いたいことはありますが… やはり素晴らしい
このお店は、天ぷらとうどんのマリアージュ無しでは成立しない。そうするとそれなりにお腹を減らして行かねばならない。今日は早朝から結構ハードにウォーキングをこなし、かつ開店時間の11時まで我慢して整えました。嫁さんは珍しく土曜の出勤ですから、お一人様でお伺いいたします。
入店する時に入り口にて「本日の天ぷら」を確認します。まこもだけは一応存じ上げておりますが、しかくまめは食ったことがございません。一体どのような味がするのでしょう? 好き嫌いが多い私としては、かなりおっかなびっくりです。
前回はえび天付きの肉うどんでしたので、今回は肉無しのえび天付きにいたします。もちろんかしわおにぎりを添えて。
何の気なしに券売機を見ると、「天ぷらなしの場合は200円引きとなる」と貼ってあります。多分、天ぷら付きだと食べ切ることが出来ないというお客さんがいらしたからだとは思います。
お一人様ですから、カウンターでかぶりつきにて天ぷらを揚げる様を拝見いたします。待ち時間を潰すには最高です。丁寧でしっかりと揚げていらっしゃいます。しかも麺上げから出汁を注ぐことまでワンオペです。これは忙しい…。
程なくして商品が提供されます。前回と比較して、若干ごぼう天の数が控えめですが、気になる程ではありません。値段を冷静に考えると、えび天が2本増えて150円増し。結構なサイズですから、どこぞの天ぷら屋に言って聞かせてやりたくなるレベルです。
出汁もしっかりとした味わい、でも塩味は出過ぎではありません。先ずはごぼう天を一つ浸していただきますが、やはりパリサクで旨い。天ぷらのネタが全て大きめですから、見た目で幸せを感じます。
麺を啜ると、今回は茹で過ぎの感があります。若干表面がほとびておりますので、少しばかり残念です。奥さん(勝手にそう思っております)がいらっしゃるのですから、オペレーションを分けた方が良いでしょう。天ぷらと格闘する時間が結構長いのですから。
しかくまめ、初めてたべましたが、サクサクして、かつ甘味があって美味しいです。貴重な経験でした。カボチャはしっかり熟したものを厚めに切って揚げてあります(格闘時間が長い原因)が、失礼ながら揚げ過ぎです。これだけ油を吸って旨味が半減しています。もう少し余熱を信用しても良いのでは?
かしわおにぎり、付け合わせの漬物含めて素晴らしい。100円は安過ぎです。ワカメも滑りを切っているのが出汁との親和性を高めています。いちいち別にしてあるのも小憎らしい程素晴らしい。
堪能しました。ご馳走様でした。
地元の名店になり得るお店、なって欲しいお店です
このお店、出店される前は別のオーナーが居酒屋をされていました。立ち寄ることはついぞありませんでしたが…。
そこがいつのまにかうどん屋さんになっていた、という話を息子から「新しくうどん屋さん出来たらしいけど、美味しいと? 会社の先輩から聞かれたんやけど」と言われて初めて気がついたという体たらく、恥ずかしい限りです。
「早目に行かなければ」という自分と「地元に美味しいうどん屋さんが出来るのか?」という疑いの自分が闘い、しかもうどんは必ずこだわりの天ぷらセットになっているという情報が猜疑心を生み…。
今朝突然、ウダウダ考えんと行ってみようと思い立ち、嫁さんと二人で来訪させていただきました。
最初にお知らせしておきますが、掲載されているメニュー写真よりも全て100円高くなっています。店内は四人掛けのテーブル席が3つ、カウンターが8席ぐらい(曖昧な記憶ですみません)で丁度良い感じ。一番高いメニューでエビ天肉うどんと野菜天ぷらセットが1000円。かしわおにぎりは据え置きの1個100円です。
私はエビ天肉うどんと野菜天ぷらセットとかしわおにぎり、嫁さんは肉うどんと野菜天ぷらセット(750円)を券売機にて購入。天ぷらは注文ごとに揚げるシステムですから、それなりに時間がかかることは承知、会話をしながら待ち時間を楽しみます。
運ばれて来た商品を見てびっくり、天ぷらの量が想像の1.5倍! 平たく並べてあるのでは無く、こんもりあります。これは気合いを入れて食べないと入らない…。覚悟を決めて出汁を一啜り、おーっと節系の味が濃い。福岡では経験が無い、どこかと聞かれれば五島寄りか? 割にスッキリしていて、うどんとしては後半飽きがくるかもと思いつつ、次によもぎの天ぷらを塩で頂く。野趣溢れて美味い! 新鮮が分かり易い。うどんの出汁に少し浸けると味わいが変わる。更に美味い(以降は「!」を使いません)。ごぼう天は味と香りが濃い。出汁に浸して若干柔らかくすると最強。麺は食べたことが無い、表面がツルツルして腰というより噛みごたえパツンという感触。しかも丸めで細い。
途中で気が付きましたが、天ぷらを浸して油分が出汁に混ざることによって、味わいが大きく変わります。まさしく塩梅が良い。天ぷらとセットでなくては味わえない素晴らしさ。
そしてかしわおにぎりと言えば、朝倉市ではJAあさくらの朝倉店(旧朝倉町)が有名ですが、このお店のかしわおにぎり、100円とは思えない旨さです。付け合わせの漬物も美味しい。エビ天なんざ2本で150円とは思えない大きさと美味さ、衣の歯応えと甘味が素晴らしい(決して地元贔屓ではありません)。
食べ切るのに全く覚悟は必要無く、嫁さんと共に一気に平らげてしまいました。近場のうどんは長らくあずみうどんが最高でしたが、天ぷらとうどんでしたら全く引けを取りません。
漬物は自家製とのこと、是非販売していただきたい。通わせていただきます。
ちなみにサービスを少し低めに評価したのは、ほぼワンオペですから平日のランチタイムで満席になる様であれば、注文してから食べ終わりまでかなり時間がかかることを見越してのことです。コスパバランスはお勧めします。
待ち時間を楽しみ、味を楽しむことが出来る方には是非とも来訪いただきたい…。
店名 |
Udonya Toki
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类型 | 乌冬面、天妇罗 |
预约・查询 |
090-5295-1407 |
预约可/不可 | |
地址 |
福岡県朝倉市頓田457-1 |
交通方式 |
距離甘木 1,653 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算 |
~¥999 |
预算(评价总数) |
~¥999
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付款方式 |
无使用卡 无使用电子钱 |
座位数 |
( カウンター7席ぐらい 座卓12席ぐらい) |
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个人包厢 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
可能的 |
此时建议 |
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位置 |
家庭式餐厅 |
开店日 |
2021.6.10 |
今夜は某所にてお酒を呑みます。某所とは? お昼の段階で決まっておりませんでして、電話して予約が取れたお店となります。ちょいと急に決まりましたもんで…
その為には、コンディションを万全にしておく必要がありまして…ホストの努めでございます。
色々忙しいもので、きちんと、かつ消化の良い物。はて、どうしましょうかね?
うどんかなぁ…うどんだよなぁ。ご飯食べたら消化している自信がない。悲しき、哀しき50代後半。
最初は「一六うどん」さんを思い描きますが…ハタと「とき」さんが頭に浮かぶ。そう、1年半前にお邪魔したっきりです。
久しぶりに行ってみよう!
一旦自宅に戻りまして、私用の一部を先に済ませる。理由は簡単、お昼時の混雑を避ける為です。人気のかしわおにぎりを食べたいなら、昼前から昼時入店は必須でしょうが、今回はご飯を腹に入れません。
むしろやらなければならないことが山盛りなので、さっさと食べて用事を済ませたい。
敢えて13時の10分前に到着、店前の「本日の天ぷら」のボードをパチリしまして…「おかのり」って何?
お店の中には2組のみです。狙い通りの展開。
券売機の前で…予習していなかったから呆然。確かに1年半、時間は経過しております。原材料の値上げもありました。ただ、値上げ幅がデカい。えび天肉うどん・野菜天ぷらが1250円、なんと250円も上がっています。どうしましょう…天ぷらが無いと旨みを存分に堪能できない。
個別の具材の値段を頭で計算しつつ、最適な解を求める。そうすると違和感が生じる。えび天の設定金額にズレがあるのか?
半ば諦め気味に、最初の選択である「えび天肉うどん・野菜天ぷら1250円」としまして、待ち侘びていらっしゃる奥さん?に手渡します。
カウンターに座りまして…直ぐに私の注文を捌き始められたご店主に、「すみません、おかのりって何ですか?」とお聞きします。
するとご丁寧に現物をお見せになりまして…形容するなら「肉厚の小さい楓様のもので、表に細かくびっしりと毛が生えている」ものでして、「ほんのり海苔の風味があるので、おかのりと呼ばれています」と教えていただきました。
このお店は自家製のお野菜を天ぷらにして食べさせていただけるので、全く知らないものが随時出されます。
以前は「まこもだけ」とか「しかくまめ」、名前は忘れましたがズッキーニと何かの掛け合わせ野菜もありました。これが勉強になるんです。名前を聞いて検索を繰り返しております。
天ぷらの揚げ方も手慣れたご様子…基本ワンオペですが、手際が良くなっておられます。
作業を眺めていますと、時間がどれほど経ったか分からない…程なくして商品が提供されます。
なんだか野菜の天ぷらのボリュームがおさまったような。200円としては適量ではありますが、少し寂しい気がします。
写真に収めまして、久しぶりの出汁からいただきます。以前はすっきりしつつしっかりした味わいでしたが、今やちょっとどっしりした感があります。コクが増しているような。
塩味と旨味のバランスが良いですねぇ。うどん単品をメニューに追加されたので、食べ応えがあるように工夫されたのでしょう。ただ、単品に天かすが添えてあるのは「コクを添えたい」という考えの現れだと推察いたします。
確認したら、かしわおにぎりが150円になっている模様です。どうやら色味が変わっていますから、味も変わったことでしょう。
かしわおにぎり1個に150円、私には手が出ない値段になりました。「久万や」さんなら同じ値段でデカいいなりが2個です。
添えてあるワカメとネギを載せまして、本格的にいただきます。肉も程良い味付け、出汁の邪魔をしていません。塩梅の良い甘味が加えられています。
ごぼう天を浸しながら…以前より薄めに削いであり、衣もサクサク。美味しいですねぇ。
茄子も丁度良い揚がり具合です。こちらは塩でいただきます。
えび天は…若干揚げ過ぎですねぇ。初めましての「おかのり」さん、こちらも揚げ過ぎて風味が飛んでいます。
しそも同じですが、葉物は裏にのみ衣を付けて、付けた面だけをさっと揚げるか、香りを飛ばしたくないなら丸めて衣を付けて揚げた方が良いかと…
この揚げ方では、パリパリになってしまいます。
ワカメの滑りがとってあるのは好みです。こればかりは人それぞれでしょうが。出汁が良い感じで染みまして、噛み締めるとそれが染み出してくる感じが良い。
自分が写した券売機の写真を見ながら、先程感じた違和感の正体を探ります。
うどん単体が600円、野菜天が200円、肉が150円、えび天が200円。
えび天と肉がミックスされたら、なぜか100円増しになる。 この100円は、何かその要素があるのかしら?
他の方の投稿を見ても、その要素は見当たらない。もしかして…?
ただやはり、うどん単品で600円は高いかなぁ。ワカメとネギが添えられていたとしても…
確かに小麦粉が値上がりしていますから、うどんと天ぷらという組み合わせのこのお店にとっては上げざるを得ないでしょう。難しい問題ですねぇ。
地元のお店ですから、頑張っていただきたい!
ご馳走様でした。