店名 |
Raamen Waya
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类型 | 拉面 |
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预约可/不可 |
无法预订 |
地址 |
福岡県小郡市乙隈537-1 |
交通方式 |
距離三国丘 2,017 米 |
营业时间 | |
预算(评价总数) |
~¥999
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付款方式 |
无使用卡 无使用电子钱 无使用二維码支付 |
座位数 |
14 Seats ( カウンター14席) |
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个人包厢 |
不可能 |
包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
可能的 広い共有地有り |
空间、设备 |
时尚的空间,座位宽敞,有吧台座位 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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位置 |
家庭式餐厅 |
开店日 |
2023.6.24 |
同店『らあめん わや』さんの屋号は、てっきり方言から来たかと思いきや、マイレビ様の想像だと店主が『脇山』さんだから、その可能性もあるんじゃないかとのこと。
ってまあ、どっちでもいいっちゃいいんだけど、前者の方言の『わや』って東京じゃ通じなかったの、よく憶えてます。
といっても西日本じゃ凡そ通じるし、今なら東京人も各地の言い方に慣れたから分かるでしょうが、ワタシが上京した時代なんて、平気で方言を嘲笑う空気感だったんで、田舎者にとっての第一関門は標準語に慣れることでしたからね。
まあ、ワタシは同時に上京した中でも割とすぐ使えた方で、一ヶ月してGWに帰省したら、もう地元の友達から
「きさん、もうカブレとーやなかね、いっちょん好かーん!」
なんて嘆かれたもんです。
というか、使う言葉さえ気を付ければワタシなんぞは良かったものの、イントネーションからして違う地方出身者は悲惨で、例えば宮崎県出身者などは北関東みたいな抑揚があるから、いつまで経っても田舎臭さが抜けず、果ては開き直ってましたけどね(もっとも宮崎県民って悪い人に会ったことないから、どなたも好かれてましたが)
ただ、そうして気を付けていても完璧には出来ず、所々でお里が知れちゃうのが方言というもの。
こちらは当たり前だと感じていても、全国的に見れば珍しかったりするんで『秘密のケンミンSHOW』みたいな番組が成り立つわけですから。
例えば、いつまで経っても使っちゃうのが『なおす』で、むろん『しまう、片付ける』という意味で使われるものの、東京じゃ『修理する』でしか通じません。
もちろんワタシたちも『修理する』という意味でも使い、逆に『片付ける』という言葉は知ってますから、要するに『なおす』を『しまう、片付ける』として使ってるのは、あくまで方言にカテゴライズされちゃうんでしょう。
だからか、関西人も『なおす』という方言は分かるし、使いますけど、彼らは特に東京への対抗意識が強いからか意識的に『カタす』と言い、方言だと小馬鹿にされないようにしてたのかもしれません。
もっとも今回の『わや』に関しては、最初っから方言臭いから使わないようにしてましたが、多用する地方出身者もいるから釣られてしまい、いつの間にか使ってて東京人に笑われる始末。
やはり西日本じゃ当たり前に使われるようで、特に中国地方の山陽側は言葉の端々に現れます。
不思議と北日本では通じるみたいで、たぶん北海道は明治以降に開拓され、西日本の人も入植したからだと思われますが、青森や秋田でも通ずる理由はよく分かりません。
ともあれ、そうして方言を馬鹿にする風潮も徐々になくなってきてますし、逆に意図的に使う『あざと女子』まで出てきてる昨今ですが、それでも流石に『わや』は厳しい、というか、いくぶん品がないのかもしれませんね?
もっとも、逆に今回の同店『らあめん わや』さんみたいなラーメン屋さんの場合、失礼ながら品がないのも、特にワタシみたいなドブ育ちの人間も安心して暖簾をくぐれるんで合ってるような気もします。
『モンマルトルの風』みたいな屋号のラーメン屋さん、ちょっと入りづらいじゃないですか?
そんな同店『らあめん わや』さんは、いよいよ拡張工事が行われそうな県道53号久留米筑紫野線沿い、移転された『薬師うどん』さんの隣にあります。
駐車場は共同なんでしょう、とにかくだだっ広いんで、駐められないことはないでしょう。
新店だからか美味いからか待ちも発生してるそうですが、開店時間11時にゃ間に合わなかったからでしょう行列はなし。
で、平日だから大丈夫だろうと暖簾をくぐると、空席は1席のみあったものの食べ終わりの丼が置いてあり、後は満席という盛況っぷり。
〝ここでええっちゃろか?〟
そんな空席に座ればいいのか、従業員さんの姿が見えないから立ち尽くして待ってたものの、
「ああっ、外の名簿にお名前を書いてお待ちください」
とのこと。
って、急いで空の丼を片付けてくれたらいいのにと思いましたが、とにかくお忙しいようなんで従うことに。
要するに、やはり開店から満席になるほどの人気店のようで、まだ配膳自体が終わってないような感じでしたね。
〝まだかなあ?〟
とはいえ、2〜3分しても招ばれないし、あいにく外は雨が降ってたから、5分して何の音沙汰もなけりゃドロンしちゃおうかとも感じましたが、そう思ったのが分かったかのように
「お待たせしました」
と招ばれました。
『ラーメン 750円』
写真のように券売機制、購入後お冷はセルフみたいなんで汲んでから席へと着きましたが、なぜか先程の空席ではなく別の席に?
退店された先客さんは見なかったんで狐につままれたような感じもしたし、新店らしく白木調の清潔感もあったりするんだけど、なんか簡易的な雰囲気も感じられました。
そんな店内は、L字型カウンター8席なものの、開店祝いの花が無くなったら+3席増える計11席のみのようで、そんなところが簡易的に見えたのかもしれません。
ご主人と若い男性アルバイトさんかと女性アルバイトさんかの計3名で営業されてるようで、最初のサービスだけは素っ気なかったものの、後は至って普通でしたね。
〝うむ、美味いっちゃ美味いんだけどなあ?〟
で、1〜2分で供されたスープを啜るに、とにかくしっかりした豚骨らしい旨味はあり、コク深さもありますが、なんとなく座りが悪いような?
マイレビ様のコメントによると、同店は、なんと北九州や唐津にあった名店『一竜軒』さんを目指してらっしゃるようで、なるほど直系の各店に通ずるザラつきのある昭和のハードボイルドさもあるっちゃあります。
その味は以前、そんな『一竜軒』さん直系の店々を食べ歩いてきたワタシには嬉しい限り、というか、身震いするほどなんですが、あくまでも個人的な感想だし、上から目線ながら、ほんの少し違いがあるのは否めません。
っていうか、同店の場合、意識的かもしれませんが引きの良さがあり、あの『一竜軒』さん直系の食べてから何時までも残る旨味がないような気がするんですよね?
あの唇を覆う粘りもないし、喉の奥に残り続けるような艶っぽさもない。
ってまあ、同店は流石に令和オープンだから、いくら昭和っぽさがあるからといっても、下手をするとクドさとも捉えられかねない可能性は排除されたのかもしれませんが、ワタシのようなオールド・ファンにとっては、そこが物足りなかったんでしょう。
加えて、毎度同じことを書きますが、塩分についても同じことで、令和なら充分な濃度なのかもしれませんけど、これじゃワタシの魂は掴まれません。
それに比べて脂分は結構あり、おかげで多少モタつくようなイメージもありますが、その辺は令和では良い頃合いなのかもしれないものの、ワタシには正直トゥー・マッチです。
単に年配者だからかもしれませんが。
つまり、同店はそちらに重きを置いてらっしゃるのかもしれず、昭和っぽさの重さを塩分濃度よりは脂っぽさに、食後のヘビー・デューティさをキレに変えてらっしゃるんでしょう。
それはそれで悪くないし、麺については中細で、カタ注文した想像通りの喉ごしの良さがあり、文句のつけようはありません。
思わず替え玉したくなったほどです。
ただ、チャーシューは薄めながら底味も適度にあるから良かったんだけど、ネギは残念ながら青ネギじゃなかったから、トッピングにしなくて良かったなあと胸を撫で下ろしたほどでした。
青ネギ以下の細さでないと、ちょっと喉ごしに支障が出ちゃうのよね。
そのように、幾つか個人的な好みとは合わないところもあるんだけど、それこそ『贅沢なイチャモン』なのかも?
ハラスメントを覚悟で書くなら、ブスは最初から眼中にないけど、それなりの美人なら「こうすればいいのにな」って思っちゃうもんですからね。
つまり、ワタシ好みの『一竜軒』さん直系の店々とは僅かに違うから、もしそんなお店どうしが並んでたら、残念ながら同店はパスしちゃうでしょう。
ワタシの好みって常に『ヤサグレてるラーメン』で、その点、同店のは多少の品の良さがあるから、その辺が我慢ならないような気もするんですよね。
その顕著な例えが、写真にあるスープ完飲した後の豚カスの量で、ちゃんと漉されてるんでしょうが、その辺こそ昭和と令和の違いのようにも感じられました。
あのオリのような豚カスに、妙に怨念めいたコダワリを感じちゃう昭和世代だからなんでしょうけどね。
要は『惜しい』ラーメンですが、逆にこれぐらいが丁度いいのが大多数かもしれませんから、このままで構わないような気もします。
ワタシみたいな年配者なんか、どうせ近いうちバタバタ死んじゃいますし。
● 個人的 食べログ 評価点・・・3.8