店名 |
NONOKA RESTAURANT(NONOKA RESTAURANT)
|
---|---|
类型 | 创新高级料理、创作料理、法式 |
预约・查询 |
0943-24-1712 |
预约可/不可 |
仅限预订
前日迄に予約 |
地址 |
福岡県八女市納楚597-1 2F |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算(评价总数) |
¥10,000~¥14,999¥10,000~¥14,999
|
付款方式 |
可使用卡 可使用电子货币 |
服务费收费 |
サービス料10%? |
个人包厢 |
不可能 |
---|---|
包场 |
可能的 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
可能的 |
酒水 |
有日本清酒,有葡萄酒 |
---|
此时建议 |
|
---|---|
位置 |
神秘不为人知的餐厅 |
福岡県八女市にある「ノノカ レストラン」さんへ。八女市の中でも住宅街の一画にあるこちらのお店は、1階がカフェになっており、2階がレストランでした。
建物は倉庫のような外観ですが、中はモダンでおしゃれな内装で、2階はエメラルドグリーンのような青色を基調としており、2組限定のため広々とした空間で食事を楽しめます。
昼も夜も共に2組限定で営業されており、現在は10000円のコース1つのみの構成です。
品数は全部で14品程と色々なものを食べられるのが嬉しいですね!
○青さ海苔
有明海をテーマにした一皿。青さのりを練り込んだ皿状のものの上に、真鯵のタルタルとジェノベーゼソースを和えたもの、最上段には青さのりで作った葉っぱの形をしたチップスが載せてありました。
お皿の色合いと大変合っており、ノノカさんのどの料理にも言えることですが、視覚的にとても惹かれるお料理でした。
今までにない青さのりの調理法、提供の仕方で、斬新さに心も惹かれました。真鯵との相性もよく、一体感のある前菜でした。
器もキレイなエメラルドグリーンで、中央の白い模様が海に漂う波を想像させます。
○さつまいも
さつまいもの焼き芋をスープにし、アマゾンカカオのカカオバターで作った球体の中に入れてありました。その球体の上には蒸したサツマイモとそばの花が添えてありました。
口の中でカカオバターのコーティングが崩れ、中からさつまいものスープが溢れてきます。そのサプライズのような仕掛けの面白さとさつまいもの優しい味わいが印象的でした。
○かぼちゃ、コンソメ
卵の殻を用いて作った器が白いお皿の上に盛り付けてあり、卓上に用意して頂いたときは白一色なのですが、蓋を開くと宝箱を開けたようにキラキラとした料理が詰まっていました。その中身は、底にかぼちゃのムース、中央に温泉卵にしたうずらの卵、車海老とローストビーフ、上には自家製のコンソメのジュレの組み合わせでした。
かぼちゃの甘いムースとコンソメのジュレや具材を混ぜて頂くのですが、それが良い塩梅の美味しさに仕上がります。特にローストビーフはダイス状にカットされていて、小さいサイズながらも存在感があり大変好みでした。
○メロン、リコッタチーズ
長崎の大島メロンを使った料理。メロンに合わせて阿蘇のジャージー牛乳を使用したリコッタチーズ
を一番下に、その上に軽く焼いた生ハムに柚子の皮と果汁を軽く絞って、その上にフレッシュなメロンとメロンのかき氷で構成されています。
上がシャーベット仕立てで、初夏を感じるような一皿でした。
上品な生ハムメロンのような味わいで、リコッタチーズのコクが美味でした。
○玉葱
玉葱とじゃがいもをペースト状にして筒状に焼き上げた一品。その中に玉葱のクリーム、クリームの中には炒めたベーコンと十六穀米をに使用されていました。
お菓子の感覚で頂く料理で、野菜のペーストを生地にしている発想が新しかったです。玉葱のクリームのまろやかな味と口当たり、ベーコンの塩味と旨味が味の特徴でした。十六穀米は説明がなかったら気づいてなかったかもしれませんが、たしかに食感のアクセントとして一役買っていました。
○牡蠣 ミルク
牡蠣をミルクでコーティングした一品。春巻きの皮を揚げたものを皿にしており、その間にアボカドのディップ、玉葱のピクルスを挟んでいました。
春巻きの皮の部分を手にとって頂くスタイルでした。
とてもおしゃれで食べてしまうのが勿体なく感じました笑
○日向鶏 九重ポーク
日向鶏と九重ポークで作ったつくね。赤ワインソースを塗りながら焼きあげていました。
つくねを刺してある枝の部分を手にとって頂きます。野性味ある一品で、肉のジューシーさを大変感じました。2つの違った肉の食感を1度に楽しめるのも特徴的で、赤ワインソースの甘く香ばしい風味も良かったと思います。
○真鯛 舞茸
佐世保で水揚げされた真鯛のポワレ。真鯛の下には菊芋のペースト、上には舞茸のペーストと素揚げした茄子で挟まれています。泡ソースは舞茸の香りをつけたもので、一番上にえのき茸のフリットと舞茸のペーストで作った小さなキノコ形のチップスを一つ一つ丁寧に貼っていました。
これは職人技ですね。
この料理も見た目に圧倒されますが、真鯛の柔らかさと繊細な旨味に、菊芋や舞茸のペーストも合っていました。えのきのフリットもパリパリ感が強く、えのきの旨味が凝縮されており、食材の旨味の引き出し方がすごいなと思いました。
○鹿 巨峰
耳納連山の鹿のロース肉を炭火で1時間かけてゆっくり焼き上げた一品です。ソースは田主丸の巨峰を使ったソースでコンソメと合わせてあり、説明の通り甘くて濃厚な味わいでした。
付け合せはビーツのピューレ、その下にはコンソメで炊き上げたごぼうが添えられていました。
野性味ある鹿肉はしっかりとした歯ごたえがあり、その味わいは巨峰ソースと頂くことでうまい具合に中和されました。ビーツのスパイス感も良い仕事をしていました。
○ほうじ茶 レインボーレッド
田中六五の酒粕を使用したブランマンジェにはほうじ茶のクリームが絞ってあり、その上にレインボーレッドという珍しい品種のキウイフルーツと中にカカオのクランブル、一番上にはほうじ茶のアイスクリームが載せてありました。
鳥かごのような美しい見た目のクッキーはカルダモンを練り込んでありました。
見た目が美しすぎて、食べるのが勿体なく感じてしまう代表作でした。
酒粕のブランマンジェ、キウイフルーツ、ほうじ茶のアイスクリーム、どれをとっても美味しく、これをミックスして食べると食感、味わいも複雑になり、更に美味しく感じました。
追加で食べたい一品でした笑
○アマゾンカカオ
○かぼちゃの焼き菓子
最後にこだわりのコーヒーと共にアマゾンカカオ、かぼちゃのお菓子を頂きました。
アマゾンカカオは特有の苦味や酸味を感じますが、コーヒーととても合います。かぼちゃのお菓子は絶品で、是非持ち帰りたかったです。
全体を通して、器のデザインや料理の飾りつけが良く、他のお店にない構成や盛り付けが特徴的でした。
一つ一つの料理のコンセプトが見え、その芸術性に衝撃を受けました。
中々八女市に行く機会は多くありませんが、観光地の1つと言っても過言ではないでしょう。