蕎麦打ち技術とコスパが魅力 蕎麦・蕎麦湯も十分な量 評価上げ
平成27年12月6日(日)昼時再訪問
「本日より蕎麦が新潟魚沼産に変わりました」で超ラッキー\(◎o◎)/!
12時頃伺うと20席しかない座席は当然のことながら満席、前の待ち客さんは
3組で15分ほど玄関入った土間で待つ。
〇 鴨ざる蕎麦 1200円
〇 田舎蕎麦 1000円
〇 感想
・ 今日から新潟県は魚沼産の秋新蕎麦、昨日までは北海道産新蕎麦使用であった。
・ ともに香り・甘味が強く先回伺った時とは全く違う、特に田舎は香り高かった。
★ 昨日の粗びき系とは違いこちらは表面のつるつる感とモチモチ感、そして
十割ながら細く長くつながる蕎麦 量的にも昨日の2枚分近くありこの価格設定は
良心的と言える。
★ 合鴨はぶ厚くはないがそこそこの厚さで7切れ入り、この十割蕎麦で1200円は破格
★ 鴨汁はやや濃いめも甘さは控えめで柚子の香りが漂う。
★ ざる蕎麦の辛つゆは、甘さ控えめも返しはさほど濃くない。
〇 総じて、本日からの秋新蕎麦使用はラッキーであった。蕎麦切り技術もそこそこで
この価格設定は評価アップせざるを得ない。
もう1枚を妻とシェアしようと思ったが、次のナポリタンがあるのでやめておいた。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
また食べログレビュアーさん方のお陰で美味しい蕎麦にありつくことが出来
食べログとレビュアーさん方に感謝
自分一人では到底見つけられない粋な蕎麦屋「そば処桔梗」さんに初訪問
○ 鴨ざる蕎麦(田舎蕎麦) 1400円(税込) 鴨ざる蕎麦1200円+田舎200円
○ 蕎麦の感想
・ 厨房の茹で釜がみえるテーブル席に座り、蕎麦切り投入からタイム計測・・・・
測ったように45秒! わくりの粗挽きせいろと全く同じタイム(°0°)
・ そば殻挽きぐるみとは聞いていたがこんな黒い蕎麦は久しぶり、さらに
予想とは全く違う切りベラでかなり細い
・ まずはそのまま、弾力あり切れない、表面つるつる、食感もちもち
・ 次に鴨汁に通すと、切りベラ細いので汁をたっぷり持ち上げ濃いめの鴨汁が
勝り、蕎麦の甘み残るが香りが逃げた 鴨汁が濃すぎるかな?
・ 北海道の夏新使用とのことだが甘みも香りもそこそこ、あと1週間くらいかな?
11月に入れば本州の秋新蕎麦が入ってくる、次回訪問が楽しみになった。
◎ 嬉しいのは、蕎麦・蕎麦湯の量が十分であること これは客の欲する客目線
蕎麦がのびる・俺の打った蕎麦はこれ位の方が旨く食べられる等々、拘る蕎麦屋さん
多々あるが、それはそれで良しとするもそれは店目線 小生は前者に賛同
○ 鴨汁の感想
・ 厚切りの合鴨4切れ(炙りは無し?)、炙った筏ネギ4切れ、春菊(≧Д≦)
・ 汁は塩分(返し)濃いめも逆に鴨出汁が弱いかな?
・ 合鴨は厚みあり十分な歯ごたえあるも堅すぎず、噛むと鴨の肉汁が口に広がり
鴨独特の香りが鼻から抜けていく。
○ 蕎麦湯の感想
◎ 蕎麦湯は蕎麦粉を足し粘度が高いのも嬉しい。焼酎割りにしたら旨いだろうな♡
◎ 薬味の小皿が志野焼には驚き(°0°) 山葵も本山葵おろし砂糖使用 蕎麦を
頂き終えたところで、これをちびちびつまみにしながら焼酎蕎麦湯わりならぬ
鴨汁蕎麦湯を頂く。
この味・ボリュームで鴨ざる蕎麦1200円・1400円はかなり安い! ご馳走様でした。
店名 |
Sobadokoro Kikyou
|
---|---|
类型 | 荞麦面、天妇罗、日本料理 |
预约・查询 |
0572-44-3388 |
预约可/不可 |
可预订 |
地址 |
岐阜県多治見市笠原町上原1647-154 |
交通方式 |
・多治見駅より東濃鉄道バス笠原線「上原」バス停降車徒歩10分 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算(评价总数) |
¥1,000~¥1,999
|
付款方式 |
无使用卡 无使用电子钱 |
座位数 |
26 Seats |
---|---|
个人包厢 |
可能的 可容纳6人 |
包场 |
可能的 可接受20人以下 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
可能的 12台 |
空间、设备 |
时尚的空间,平静的空间 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
---|---|
位置 |
家庭式餐厅 |
开店日 |
2007.10.25 |
备注 |
蕎麦懐石(3、150円~応談)あり |
芽吹く種 発芽の胴突き 蕎麦香る(SG325)
11月3日文化の日、年中行事として恒例化した「酒文化の日」グルメ会は今年で7回目、一昨年の三河蒲郡、昨年の尾張小牧から今年は舞台を東濃多治見に移し酣に開催されました。
先ずは第一ラウンド、会場は笠原町の石臼自家製粉手打ち十割蕎麦が頂ける「桔梗」さん。
此処東濃地方ゆかり明智光秀の旗印、水色に桔梗紋の暖簾を潜りいざ開宴。
○桔梗コース2500円
・一口蕎麦(発芽蕎麦)
・蕎麦掻き
・枝豆の飛竜頭
・キスと野菜の天ぷら
・田舎蕎麦
・プリン味バスク風チーズケーキ
※北海道幌加内産2023夏新蕎麦(玄蕎麦)を店内石臼自家製粉
○厚焼き玉子(出汁巻)900円
○蕎麦前
・アサヒスーパードライ中瓶700円×2
・三千盛(岐阜県笠原)900円
・勝駒(富山県高岡)800円
・みむろ杉(奈良県桜井)800円
以上、昼のコースとは言え2500円で上記の内容は蕎麦好き蕎麦前好きには十二分な内容でハイコスパ。
純粋に蕎麦と蕎麦前を楽しみたい蕎麦通には、本末転倒にならないギリギリ一歩手前の豊富な蕎麦前のあて、段取りして頂いた地元幹事様に先ずは感謝。
お料理色々ありますが、今回のレビューは一点集中、最も感動した前菜の一口蕎麦について感想を述べます。
石臼自家製粉の十割蕎麦専門店のコース料理に相応しく、一口蕎麦の前菜からスタート。
所々鮮やかな緑色、新芽の星が見られ、一目で手打ちと分かる平打ちの乱切りは一つに、家は手打ちですよ♪のアピールの為、わざと揃えないという店もありますが、当店芽吹きに限っては別の理由が第一のようでした。
芽吹き蕎麦は別名発芽蕎麦、スプラウト蕎麦と呼ばれ、蕎麦の実の玄(外殻)を剥いた丸抜きを冷水に晒して、青芽が出た蕎麦の実を粉にせず、そのまま杵で突くことから胴突き蕎麦とも呼ばれます。
冬眠中、仮死状態だった蕎麦の実(種)は、冷水に晒すことにより覚醒して数日後に芽吹きます。
この発芽直後の蕎麦の実は自身化学変化を起こし、ルチンを作ると同時に澱粉の質を急激に向上させる為、また製粉による摩擦熱も生じない為、香り高く甘味の強い蕎麦になります。
蕎麦の持つポテンシャルを最大限に発揮した胴突き、芽吹き蕎麦の香りと甘味を十二分に味わってもらおうとの意図。
啜らずじっくり味わって食べてもらおうと、短くそして歯応えも楽しむ為の乱切りにした蕎麦切りが当店の十割「芽吹き蕎麦」です。
その芽吹き蕎麦の特徴はまず、噛めば噛むほどじわじわ甘味が増し、皿の縁に盛られた天日塩を足せば甘味絶頂を迎えます。
わざと切り幅バラバラにして短めに切られた蕎麦切りは、啜ろうとしても啜れず、その為口内での滞在時間長くしかも北海道産キタワセ特有の弾力が強く感じられ、弾力強い生地故に薄い平打ちにしてあることもこの段階で理解しました。(新芽の緑が映える目的もあるかな?)
冬の寒い時季、外殻ごとの玄蕎麦を川の冷水に晒した後、冬の寒風で乾燥させてから製粉する寒晒し蕎麦とは少々製法が違いますが、寒晒しにヒントを得て生まれたのが胴突き蕎麦こと芽吹き•発芽•スプラウト蕎麦です。
胴突き蕎麦を頂いたのは岐阜市と京都伏見に次いでこれが三度目。
同じ玄蕎麦を使った蕎麦切りでも、本来香りが強いはずの粗挽きや玄(外殻)挽き込み田舎蕎麦以上に香り高く、更に甘味も強い丸抜き「芽吹き蕎麦」は逸品でした。