㊗️Tabelog Reviewer Award 2024 エリア賞 食べログ年末大掃除の日の夕食は作りたくない買い物に出たくない…でもテイクアウトなら取りに行く！ : Piza Ra

そんな不思議な家内の格言を聞いて、2枚目が無料ならと 私のおごりでピザをテイクアウトしました。もちろんクォーターピザ！1枚で4種類の具材メニュー、それが2ピースずつあるからシェアにはベストメニューだと思います。


2品とも私と家内 シェア
●クラシッククォーター M ハンドトス 2980円
∇オリーブオイル 小袋付き
◾️北海道産マスカルポーネシーフード
◾️イタリア産マスカルポーネのこだわりマルゲリータ
◾️ポテト&厚切りベーコン
◾️熟成サラミ&ソーセージ
この4種類の具材メニューが楽しめるピザです。
焼き方は耳がモチモチになるハンドトス！
ドミノのクリスピーはパリパリしていたけど、前回食べたクリスピーは冷えると煎餅みたいになったのでハンドトスに変えました。

味変できるオリーブオイルが付いてくるのは嬉しいです。このオリーブオイルはこだわりがあって、10年以上無農薬の畑から手摘みで取ったオリーブを使用しているそうです。
あとは自宅にあるタバスコやハラペーニョでスパイシーなピザ寄りになります。

北海道産とイタリア産のマスカルポーネチーズの食べ比べができるのが良いですね。
マスカルポーネの語源は「mas・que・bueno！(マス・ケ・ブエノ)」。
「なんて素晴らしい味なんだ！」という意味だそうですよ。
マスカルポーネチーズはコクがあり、ほんのり甘いミルキーな味わいで、クリームチーズと異なり酸味や塩味が少ないです。
特に北海道産はそもそも原料の生乳の違いなのか、日本人の口に合う甘さがありました。

甘味が優しいマスカルポーネチーズとシーフードが冬の北海道の景色を想像させたのは私だけかな？

コクのあるイタリア産マスカルポーネチーズで作ったマルゲリータ。
ナポリピッツァの代表的なマルゲリータ。トマトソースの上に、具材としてモッツァレラチーズとバジルの葉を載せたものです。
マルゲリータが生まれたのは(逸話)、1889年6月11日、当時の国王ウンベルト1世とその王妃マルゲリータがナポリを訪れた際、当時最高のピッツァ職人とその妻にピッツァを作らせた。2人が焼いたのは、3種類。ひとつは、バジルとラードを乗せたもの、ひとつはトマトのトッピング、そしてもう一つは、トマトソースにモッツァレラチーズ、バジルを乗せて焼いたものだった。トマトソースの赤、モッツァレラチーズの白、バジルの緑とイタリアの国旗の色合いを王妃が大変に気に入ったことからこのピザ職人は、このピザを「マルゲリータ」と名付けたと言われています。
子どもに初めてピザを食べさせるなら、アレルギーさえなければ、この王道中の王道であるマルゲリータを勧めます。このようにイタリア国旗のカラーを模し、ナポリの食材で作ったピザこそがマルゲリータだからです。

ホクホクのポテト、厚切りされたコクとうま味のベーコン…ファーストフードの王道！実はピザーラのクォーターメニューではかなりの頻度で用いられる具材メニューです。塩味が気になるならオリーブオイルでマイルドにしましょう。

サラミとは元来はブタのひき肉に食塩やラード、ラム酒などを混ぜ、腸詰してから、温度10 ℃程度・湿度70パーセントから75パーセントの条件で、60日から90日間かけて乾燥熟成を行った物をサラミと呼んでいました。しかし、今では牛肉で作られたサラミや、牛と豚の合いびき肉のサラミも製造されているそうです。また地域ごとに使われる調味料や香辛料には違いが見られ、イタリアのサラミはニンニク、ドイツでは食塩のみ、スペインではパプリカや赤唐辛子、そしてハンガリーではパプリカやニンニクを加えたりするようです。
このサラミとソーセージのマリアージュは別々の製法で作られた元は同じ豚などの肉、生まれも育ちも異なる2つの食材がピザの上で出会い、焼かれ、風味とコクを一層増して口のなかで踊る…
脂身のあるサラミとそれほどでもないソーセージの出会いは想像以上の味を醸してくれました。


●ガーリックスパイシークォーター M ハンドトス
2980円⇒テイクアウト無料
∇スパイシーオイル 小袋付き
◾️ガーリックシーフード
◾️スパイシーペパロニラバー
◾️スパイシーソーセージ
◾️ガーリックトマト
スパイシーなピザは家内の大好物です。
辛みを追えるように6種の香辛料を配合した本格スパイシーオイルが付いています。家内の目がキラリと光りました。

たっぷり染み渡ったガーリックに絡まるシーフードは赤い海で泳ぐようです。辛さはオイルを掛け、タバスコやハラペーニョを掛ければ、それは異次元の辛さになります(私なりの感想)。

ペパロニラバーは名前のとおり、アメリカンタイプのピザでは定番中の定番なペパロニラサラミをメイントッピングとしたピザです。

ちなみにペパロニの起源はイタリアではなく、イタリア系アメリカ人が作ったアメリカ風サラミの一種で、イタリアのサラミのように牛肉や豚肉に香辛料を混ぜて熟成乾燥させたソーセージの事だそうです。これがまた何もしなくてもデフォルトで辛い！

スパイシーなソーセージはペパロニラバーよりもマイルドな辛さに感じました。家内はスパイシーオイルを追い掛けしていました。

ガーリックまみれのトマト、トマトの赤さが辛いのか辛くないのか疑心暗鬼になりそうです。
結論からガーリックのピリッとくる辛さが目立ちました。


●ピザ用テイクアウト袋 30円
ピザの皿状容器は特殊な形、こんな形状のマイバッグがあったらビザが主食になるかもしれません。
一期一会でテイクアウト袋を購入。食後の容器もここに入れて処分できるからやはりあった方が良いと思います。


値段は税込
(1人前は支払額を人数割り)

話は前後してしまいますが、食べログ事務局より連絡があり『Tabelog Reviewer Award 2024 エリア賞 』なる名誉な賞をいただくこととなりました。コツコツと始めた食の備忘録からレビュアー様が2600人を越えるまでになり、群馬県における「美味しいお店探し」が、レビュアー様たちから共感を受け支持されたという大変名誉なことと受け止め、これからも皆さんの参考になれるようなレビューを書いていきたいと思い感謝のご挨拶とさせていただきます。皆さん本当にありがとうございました。

GW中だったので混み合っているかと思いましたが、出前館によると30分から45分で届くというので、春の新メニューを具材分けせず1枚を単品で注文しました。


私と家内
●桜海老のシーフードピザ M 2780円
～イタリア産 ボッタルガ仕上げ～
桜海老、ボッタルガ、かいばしら、イカ、アーリオオーリオソース、クリーチーズ、オニオン、ブラックペッパー(マヨネーズソース)

●ローステッドポテト 9本 サービス
ボッタルガとはサルデーニャ産のカラスミのことです。これを丁寧にすりおろしてポテトに振りかけられています。
桜海老の香ばしさが広がり、貝柱、イカが海の恵みを運んでくれます。
地元にあるパスタ屋でピザ食べ放題で出てくるピザは薄く小さいものばかりなので、久々にしっかりした厚みのあるモチモチのピザを食べました。

ローステッドポテトはフライドポテトに青海苔が混ぜ込まれたものを軽くローストしたもの。
付いてきたトマトケチャップをかけていただきました。ホクホクしていて、青海苔の香りが更に海のイメージを高めてくれます。

昨年の春、家内体調を崩し手術したりして家事が出来なくなったとき、私では大したものが作れないのでデリバリーを良く使いました。
ちょうどコロナ騒のが始まりの頃で、あらゆるお店でお弁当やデリバリーを行なってくれはじめて非常に助かったのを思い出しました。
たまには楽をしてデリバリーも良いですね。

残ってもオーブンで暖め直せば、夜また食べられるからといって注文をして食べ始めましたが、あっという間に半分ずつ食べてしまいました。
昨年の春のデリバリーでは1人前食べきれなかった家内の食欲も戻り、嬉しい限りです。
ごちそうさまでした。


値段は税込