二郎系のやま虎さんでつけ麺を頂きました
本日、廣島は中の棚商店街にあります、やま虎さんにて、御晝を頂きました。
こちらは、いはゆる二郎系のラーメン店さんでして、ラーメン、つけ麺、まぜそば等を提供されてゐます。
今は更新してゐない私のブログを檢索して見ますと、一昨年にたづねてゐるやうです。が、食べログにて扱ふのは、今囘が初めてです。
昨年は、東京は櫻臺の二郎にて、日常的に二郎を食べてゐましたが、今年は二郎のみならず、二郎系すら、食べてゐないのではないでせうか。其處で久し振りに二郎系を食べて見ようと思ひ、當店へ伺ひました。
十一時の開店時間ちやうどにお店に到著しました。一番乘りです。暖かくなつて來た事もあり、ラーメンではなく、つけ麺(900圓)にします。券賣機にて食券を購入し、店員さんへ渡します。
その際、「中盛、ニンニク入り、脂増し、辛さマシ」と傳へます。麺の量は、竝(200グラム)、中盛(300グラム)迄が無料です。
カウンターに著席し、暫し、待ちます。十分少々でつけ麺が運ばれて來ました。
つけ汁(スープ)はかなり温かい仕上りです。色合ひは薄茶色と云ふ感じですが、非乳化で、清湯に近いやうな見た目に、脂が入つてゐます。まづはスープだけ飮んで見ると、見た目に違はず、アッサリとした味はひです。
一昨年のブログには、多少のにほひが氣になつたと記してゐましたが、今囘はそのやうな事もありません。豚骨の御出汁に、醬油ダレが主な味附だと思はれますが、その風味からして、魚介系や節系の出汁が用ゐられてゐるかも知れません。
辛めにするかどうか、註文時に迷ひましたが、後述する太麺との相性を考へますと、辛めにして正解です。スープとやゝ絡み難い太麺であれば、味は濃いめのはうが好ましいからです。
麺はいはゆる二郎系の太麺です。多加水寄りで、もち/\とした食感や喉越しが特徴です。低加水寄りの細麺が主流である廣島にあつて、久し振りに左記したやうな太麺を食べました。ダイエット中ですので、300グラムは多いかなとも思ひましたが、幸か不幸か、然程、多くはありませんでした。
トッピングは、やゝ多めなもやし、極僅かなキャベツ、二郎系として標準的な量の刻みニンニク、チャーシューが一枚です。
矢張り、仕事や人に會ふ豫定がない限り、二郎系には、ニンニクは必須ですね。風味が増しますし、スタミナも附きます。
チャーシューは、サイズとしましては、いはゆる直系二郎の豚と一般的なラーメン店との中間ぐらゐです。一昨年と異なるのは、煮豚が、醬油ダレに漬けられてゐる事です。とろ/\とした食感で、脂に由來する甘味もあり、美味しく頂けます。
今囘、スープ割は遠慮しましたが、總じて美味しく頂けました。御馳走樣でした。
店名 |
Mensyou yamatora
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类型 | 拉面 |
预约・查询 |
050-5890-9438 |
预约可/不可 | |
地址 |
広島県広島市中区立町5-2 キャッスル立町 1F |
交通方式 |
距離立町 105 米 |
营业时间 |
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预算 |
¥1,000~¥1,999 ~¥999 |
预算(评价总数) |
¥1,000~¥1,999~¥999
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付款方式 |
无使用卡 无使用电子钱 |
座位数 |
24 Seats ( 吧台10席4人桌3席2人桌1席) |
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个人包厢 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
不可能 附近有收费停车场 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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关于儿童 |
接待儿童(接待婴儿,接待学龄前儿童,接待小学生),接待婴儿推车 |
开店日 |
2019.6.14 |
电话号码 |
082-569-8085 |
备注 |
外卖拉面我们已经开始! 不含配料拉面¥ 550 含配料拉面¥ 700 不含配料沾面¥ 600 含配料沾面¥ 750 另加 ¥ 100 折扣(购买两份或更多可享受额外配料)! |
昨日(令和3年9月11日、土曜日)、廣島市中區立町にあります「麺匠 やま虎」さん(以下、「やま虎」さんと記します)にて、御晝を頂きました。廣島市の方々には、場所は「中の棚商店街」と云つたはうが、分り易いかも知れません。
廣島市の中心部に於て、二郎系インスパイアラーメンが食べたいと思つたばあひ、選擇肢として擧がる御店です。
先日、私は、廣島市中區流川町にあります「衝青天」さんが「限定ラーメン」として出してゐた「太麺のがつつりタン二郎」を食べた際、「これは二郎ではないのでは?」と思ひました。と云ふのも、麺は細く、返しの味はひには主張を感じなかつた爲です。
何を以てして「二郎」とするかですが……。麺に就いては、小麦粉はオーションを使用してをり、極太、平打、ちぢれであり、それでゐて、加水率は低めと云ふ感じでせうか。スープは、豚骨醤油で、醤油ダレや化學調味料を惜しげもなく用ゐる、極太麺に負けない濃厚な仕上がりであると云へませう。
少くとも上述の二點は外せないものだと、廣島市にて痛感するに至つたけふこの頃ですが、「食べログ」にてフォローさせて頂いてゐる方のレヴューを讀んで、更に「成程」と思ひました。と云ふのも、その方、二郎(系)に於ける野菜のマシマシには一切興味がなく、野菜は少なめにするか、拔きにするとの事です。
ラーメンを食べるばあひ、野菜も食べて、それが恰も「免罪符」であるかのやうに思ひ做す人々がゐますが、殊に二郎(系)を食べるのであれば、その一杯が健康的かどうか抔と考へる事自體が野暮と云ふものです。
純粹に二郎(系)を樂しむならば、野菜は少なめか、出來れば拔きにして、麺とスープとを中心として食すに限るとの事です。慥かに二郎(系)の野菜とは、その99%がもやしですが、このもやしが旨いとは私も思ひません。それならば、私としても、二郎系を廣島市で食べるならば、野菜拔きに挑戰して見ようと思ふに至りました。それで、昨日、實行して見た次第です。
御店に到著したのは11時51分です。先客は、カウンター席に5名です。まづは券賣機で食券を買ひます。普通のラーメンにしようと思つてゐたのですが、上段には目當てのボタンを確認出來ません。やゝ下に視線を移して見ると「らーめん」(850圓)を確認出來た爲、之を購入します。
一名なので、カウンター席を奬められますが、ホールのお姉さんとしては、一席分は空けて、著席させたいやうです。一席開ける餘裕がなくなつてからは、さう云ふ方針が撤囘されたやうですし、後の客として、二名以上のお客が二組ぐらゐ來店して、テーブル席に通されてゐました。
食券を渡す際、「コール」もするやうです。「ニンニク、辛め、野菜拔き」と傳へますが、ホールのお姉さんが云ふには、「ニンニクは増しでいゝですか?」との事です。ニンニクは増しが普通なのかと思ひ、その儘、「それでいゝです」と云つて了つたものゝ、後に確認した處、貼紙には、「普通」もあると書いてあります。普通、「ニンニク」とだけ云へば、「普通」だと受取るのが普通だと思ふのですが……、それこそ「普通」だけに……。私の顏に「増し」とでも書いてあつたのか、そのお姉さんからすれば、如何にも「増し」なヲッサンに見えたと云ふ事でせうかね(笑ひ とまれ、ニンニクは普通に訂正です。
7分後に「らーめん」(ニンニク、辛め、野菜拔き、850圓)が屆きます。詳しくは、何時ものとほり、畫像を御覽下さい。「百聞は一見に如かず」と申しますから。
然し、或意味、「潔い」見た目ですね。二郎系の麺とスープとを食す爲に特化した在り方、と云へば、如何にも大袈裟でせうか。たゞ、殘念な事に、ニンニクが卸しニンニクへと変更されてゐます。以前は、二郎系らしく刻みニンニクだつたのですが……。
以下、飽く迄も二郎系インスパイアですから、麺もスープも完全な二郎とは云へません。
麺は、太麺から極太麺邊と云へるレヴェルでせうか。以前、「つけ麺」を食べた際には、「多加水寄りで、もち/\とした食感や喉越しが特徴」と書いてゐますが、今囘、食べた感じであれば、加水率は然程高くはないやうに感じます。少くとも中加水率、若しかすると、やゝ低加水率寄りとさへ云へる麺が、若干かために茹でられてゐると感じます。
スープは、「辛め」に指定した爲か、思惑通り、返しの主張は中々のものです。ニンニクの風味が強烈である事と相俟つて、だしの存在感は可也控へめです。ニンニクは「普通」の量でも、にほひが強い爲、次囘、頼む際には少なめにしたはうがいゝかもと思ひました。
豚は一個です。そこ/\の大きさと厚みがあり、適度に柔らかいと云ふ感じです。「つけ麺」のそれとは異なり、醤油だれには漬けられてゐませんが、スープに浸かつてゐるものを食べると、中々美味しいです。
「野菜拔き」の註文方法に就いては、私も氣に入りました。昨年迄、東京は櫻臺の二郎に通つてゐた際に、この註文方法を知つてゐればなあ……と少しだけ後悔です。櫻臺の二郎は、直系の御店の中でも、麺やスープが美味しいと感ずる御店だけに。たゞあの御店のばあひ、接客も打つ飛んでゐると云ふか、接客と云ふ概念自體、存在してゐないのが特徴の一つではありますが。然し、スープ、麺のみならず、豚も美味しかつたと記憶してゐます。
「やま虎」さんに話を戻しますが、地方都市で二郎系インスパイアを食べられる事自體は有難く思ひます。御馳走樣でした。