昔ながらの横丁の昔ながらのお好み焼き屋さん : Okonomiyaki Hidechiyan

横川で飲み食いし、広島駅に戻ってきました。
コインロッカーに荷物を預けていて、荷物を取り出した後ホテルにチェックインするのですが、
締めはやっぱりお好み焼きでしょう。

広島駅構内にもいろいろお店はあるのですが、結構混みあっていることもあって
駅からホテルにむかう間のどこかのお店で入ろうで歩いてみました。

広島駅の南口を出て少し歩くと、横丁を見つけました。
その名も広島駅前横丁。広島は結構来てるのですが、初めて見つけました。
なんとも昭和の香り漂う哀愁漂う横丁です。なんか気になります。
看板を見てるとお好み焼き屋さんも入っているようで、のぞいてみることに。

横丁内もまたいい雰囲気。
いろんなお店が入っていて雑多な感じではありますが、何かいいんですよね〜

横丁の中ほどにこちらのお店があります。
黄色い暖簾はかなり年季が入っていますね。
暖簾をくぐって店内へ。

店内はこじんまりとしています。
鉄板周りのカウンター席のみで10席もありません。
先客が数名いました。すでに飲んでいるようで、締めのお好み焼きのようです。
覗き込むと空いている席に通していただきました。

まずは生ビールを飲み直し。
そしていきなりお好み焼きを注文です。
オーソドックスにそば肉玉をお願いしました。
厨房内のママさんがさっそく調理にかかります。

焼き上がりまで10分ちょい。
広島風お好み焼きは時間がかかります。
鉄板からちょい離れた席のためお皿での提供です。
さっそくいただきます。

こちらのお好み焼きはキャベツが千切りではなくざく切りでした。
そしてそばは焼いている最中にソースに絡めていました。
広島風お好み焼きにそばは付きものですが、焼いている最中にそばにソースをからめるのは
珍しいのではないでしょうか？
しかも焼きそばのソースはお好み焼きのソースとちょっと味が違うかも。
お好み焼きのソースは甘めで焼きそばのソースはちょっと辛口のようです。
ざく切りキャベツからキャベツの甘みも感じ、味はなかなかよかったです。

食べてる途中に先客が帰り、ママさんといろいろ話を聞かせていただきました。
店名はママさんの名前のひでみさんからのようです。
ずっと一人で、この横丁で20年以上やっているようです。
昔はこれくらいの大きさのお好み焼き屋さんが結構あったのだとか。
そんな話を聞きながらお好み焼きとビールをいただき満足です。

ママさんの人柄で長く続けているお店なのでしょう。
広島駅近辺は再開発が進んでいますが、こういう雰囲気も残ってほしいものです。