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 1世紀を超える歴史に彩られた呉の名割烹。 : Kappou Todahonten

Kappou Todahonten

(割烹 戸田本店)
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4.5

JPY 8,000~JPY 9,999每人
  • 菜式/风味4.7
  • 服务4.5
  • 气氛4.5
  • 成本效益4.0
  • 酒类/饮料3.5
2014/07访问第 1 次

4.5

  • 菜式/风味4.7
  • 服务4.5
  • 气氛4.5
  • 成本效益4.0
  • 酒类/饮料3.5
JPY 8,000~JPY 9,999每人

 1世紀を超える歴史に彩られた呉の名割烹。

 呉の名割烹戸田本店。
平成の大合併で呉市に編入された音戸町であるが、呉で生まれ育った私には未だに「音戸の戸田」と呼ぶほうが風光明媚な景観も併せて思い起こされて味わい深い。

 海軍の消滅、平成の不況などで暖簾を降ろした老舗が多い中で孤軍奮闘する一軒である。
旧海軍は階級によって利用する料亭、割烹がほぼ決まっており、それぞれ勝手に横文字の愛称をつけて楽しんでいた。

 幹部クラス(佐官以上)は呉随一の高級料亭吉川(通称グッド、昭和20年空襲で焼失)、ガンルーム(青年将校)は岩越(通称ロック、昭和20年空襲で焼失)、下士官(兵曹長以下)なら34012356,五月荘](通称メイ、現在も営業中)と明確に色分けされていた。

 最初から決められていたのか自然にそうなったのかは不明であるが、上官に気を遣いながら酒を飲んでも心から楽しめないのは今も昔も変わりない。 懐具合も当然違うので自ずと色分けされたのかもしれない。

 上記以外にも崋山(通称フラワー)、徳田(通称ラウンド)、常盤(通称グリーン)なども海軍料亭として一世を風靡した。

 一方戸田本店は郊外という場所から海軍というよりは地元の旦那衆に愛された店のようである。 その美味、景観に魅かれて呉鎮守府や連合艦隊の高官も利用したのは想像に難くないが、常用というよりもお忍びの利用が多かったようである。

 件の一流料亭群が海軍の消滅と共に消え去り、あるいは往時の輝きを失ったのに対して、戸田本店のみが今もって超一流の家格を保っているのもそれだけ地元で愛されていた所以であろう。

 さて某月某日二人で利用した。
昔から見覚えのあるお馴染みの木造三階建ての建物である。 玄関に到着すると着物姿の御婦人が出迎えてくれる。

 一、二階は明治時代の建築で三階部分は大正時代に増築されたという。

 二階の一番奥の部屋に案内される。 全ての部屋が音戸の瀬戸に面しており、旧音戸大橋と最近完成した第二大橋を窓から臨むことが出来る。
 行き交う船も様々で文字通り数時間にわたって大パノラマを満喫できるのであるが、この風景こそが戸田本店を今日たらしめている普遍の財産といえるだろう。 

 室内は決して豪華ではないが、質実にして剛健なる明治期の和風建築の特徴を色濃く残し所々に補修の後も散見されるが、これこそ現役で100年以上使われ続けている証しといえよう。

 各部屋の欄間は瀬戸内の名勝を透かし彫りにした工芸品であるが、興味深いのは食後見学させていただいた三階の一号室である。
山本五十六大将が馴染の芸者とのお忍びで活用したとの伝説のある特別室であるが、現在も当時の姿で残されている。

 他の部屋と違い話し声が外部に漏れないように欄間に透かしがない。 また他の部屋は隣の部屋と衾一枚で隔てられているのだが、三階一号室だけは隣の部屋との間に1メートルほどの隙間が設けられている。

 これも海軍高官の密談が外部に漏れにくいようにとの特別な設えであるのは言うまでもない。
 
 さて、昼は4000円、5000円、6000円の三コースがあり、夜は4000円から10000円までいろいろあるが、予め予算を申し伝えてお願いすることもできる。

 この種の料亭は夜に本領を発揮するのが一般的であるが、風光明媚なる音戸の景観を満喫してこそ一席の妙がある当店は昼こそ真骨頂であるとの定評もあり、この度我々が昼の利用としたのも上記の理由によるものである。

 電話で予約する際にコースの金額の差は品数の違いによるものかと素直に質問をぶつけてみたが、応対した仲居によると、品数というよりは料理のグレード、素材の差によるところが多いとのことであった。

 せっかくの機会であったので一番上の6000円のコースを予約した。 これに15%の奉仕料(サービス料)と8%消費税が加わるとのことであった。 つまり総額7452円ということである。

 さて問題の料理である。 店の佇まいと歴史的なエピソードが優曇華の花でも料理が不味ければ本末転倒である。

飲み物は私のみ瓶ビールを。 中瓶700円と通常の料亭価格。

まず一皿目は玉子豆腐。
 いい塩梅の味付けでヒヤ酒の肴にしたらさぞ美味しかろうと思われた。

二皿目はタコと海老の酢味噌和え。
 タコ、海老とも食感が素晴らしく、酢味噌も酢が勝ち過ぎず私好みの味付け。
  酢味噌和えという食べ物はさほど好きではないのだが、これは美味しかった。

三皿目はタイと海老の刺身。
 タイ料理こそ戸田本店の真骨頂であり、刺身は殊の外有名である。
 目の前の海に浮かべてある舟が生け簀になっており、いつでも最上のタイが供給できる。
 このタイ刺しはウマかった。 常温であったので捌きたてなのであろうが、
 捌きたて特有の過度の歯ごたえが抑えられており私好みの食感。
 半分は松笠造り。 タイの皮が大好きな私には嬉しい。

四皿目は鯛の骨蒸し。
 これぞ鯛ソーメンと並び称される戸田本店の逸品である。
 身はしっとり、出汁は柚子の風味をたっぷりと溶け込ませた秘伝のもので、
 「自慢の汁なのでたっぷり飲んでください。」とお店の方の弁。
 そもそもタイという魚は体の半分近くが頭であるから古来より頭をいかに美味しく調理するかが
 芸予地域の料理人の腕の見せ所である。
 鱗がしっかり残ったタイの御頭は慣れていない人には食べにくいであろうが、
 是非骨までシャブって食べていただきたい。

五皿目はサザエの壺焼き。
 弾力のあるサザエの身と焦げた醤油の香ばしさがたまりません。

六皿目はイサキの塩焼き。
 見事なサイズのイサキを一匹丸ごと塩焼きしてある。
 塩加減、焼き加減が絶妙で身がほっくり。
 これ程魚を上手に焼いてある店は近頃稀である。

七皿目は海老の天ぷら。
 このサイズで出てくればほとんど衣かと思いきや、
 ほぼ海老の天ぷら。 海老がデカい。 しかもプリプリ感が半端ない。

〆はタイ飯とタイの吸い物。
 これも実に美味しい。 タイの骨の出汁は本当に素晴らしい。

デザート。
 完熟のメロン。 最後まで一点の隙もなし。

 着物姿で接客されている笑顔の素敵な女性が女将だと思っていたが、この方はベテランの仲居さんで、実はこれほどの老舗にもかかわらず、この戸田本店にはいわゆる接客する女将はいない。

 80代の女主人がおられるそうだが、ひたすら厨房で料理を作っているのだという。 これには吃驚した。
京師の名料亭をも上回るこれらの料理群を専属の料理人ではなく老女主人が全て作っていたとは!

 お造りも焼き物も煮物も全て自分自身の技だそうで、後継ぎの女将(次期女主人)の腕も素晴らしいそうだが、大宴会などの大皿で供される活き造りなどはまだまだ大女将の包丁の冴えには遠く及ばないという。

 手伝いの料理人が一人いるそうだが、全てこの三人で作っているという。
まったく凄い店である。

 冒頭に記した15%のサービス料であるが、予約した時点では正直割高感を禁じ得なかったが、全ての料理を食べ終えた今となってはむしろ破格であるとさえ思えるのである。

これ程の建物、これ程の接客、これ程の料理がサラリーマン割烹に毛が生えた程度の価格で提供されているのは驚きである。

 19世紀に開業し、激動の20世紀を駆け抜け、21世紀の今日まで看板を守り続ける戸田本店。
これは広島県というより日本の財産とも言うべき老舗である。

  • Kappou Todahonten - 明治期の建築。大正時代に三階部分を増築。

    明治期の建築。大正時代に三階部分を増築。

  • Kappou Todahonten - 玄関。

    玄関。

  • Kappou Todahonten - 客室の床の間

    客室の床の間

  • Kappou Todahonten - 客室の欄間

    客室の欄間

  • Kappou Todahonten - 客室の障子

    客室の障子

  • Kappou Todahonten - 左手に第二音戸大橋

    左手に第二音戸大橋

  • Kappou Todahonten - 右手に音戸大橋

    右手に音戸大橋

  • Kappou Todahonten - キリンビール

    キリンビール

  • Kappou Todahonten - 玉子豆腐

    玉子豆腐

  • Kappou Todahonten - タコと海老の酢味噌和え

    タコと海老の酢味噌和え

  • Kappou Todahonten - タイと海老の刺身

    タイと海老の刺身

  • Kappou Todahonten - 見事な松笠

    見事な松笠

  • Kappou Todahonten - 分厚くも繊細なタイの身

    分厚くも繊細なタイの身

  • Kappou Todahonten - 海峡に浮かべた生け簀

    海峡に浮かべた生け簀

  • Kappou Todahonten - 日本一短い渡し船

    日本一短い渡し船

  • Kappou Todahonten - タイの骨蒸し

    タイの骨蒸し

  • Kappou Todahonten - サザエの壺焼き

    サザエの壺焼き

  • Kappou Todahonten - 熱燗。もちろん音戸の華鳩。

    熱燗。もちろん音戸の華鳩。

  • Kappou Todahonten - イサキの塩焼き

    イサキの塩焼き

  • Kappou Todahonten - 海老の天ぷら

    海老の天ぷら

  • Kappou Todahonten - タイ飯とタイの吸い物

    タイ飯とタイの吸い物

  • Kappou Todahonten - デザート

    デザート

  • Kappou Todahonten - 三階1号室。右奥の上座が山本五十六の定席

    三階1号室。右奥の上座が山本五十六の定席

  • Kappou Todahonten - 三階1号室の欄間には透かしがない。

    三階1号室の欄間には透かしがない。

  • Kappou Todahonten - 三階1号室のみ隣部屋と隣接していない。

    三階1号室のみ隣部屋と隣接していない。

  • Kappou Todahonten - 南方出撃前に酔った士官が切りつけた鴨居。

    南方出撃前に酔った士官が切りつけた鴨居。

  • Kappou Todahonten - 第56代内閣総理大臣岸信介の書

    第56代内閣総理大臣岸信介の書

餐厅信息

细节

店名
Kappou Todahonten
类型 日本料理、海鲜
预约・查询

0823-51-2155

预约可/不可

可预订

地址

広島県呉市音戸町坪井1-1-29

交通方式

車:広島より・呉自動車道を通り音戸大橋を渡ってすぐ
バス: 呉駅から広電バス・昭和町経由・音戸の瀬戸方面「音戸渡船口」バス停下車、徒歩約1分 渡船にのりかえ乗船時間3分 下船後徒歩3分

营业时间
  • 星期一

    • 11:00 - 15:00
    • 17:00 - 21:00
  • 星期二

    • 定期休息日
  • 星期三

    • 11:00 - 15:00
    • 17:00 - 21:00
  • 星期四

    • 11:00 - 15:00
    • 17:00 - 21:00
  • 星期五

    • 11:00 - 15:00
    • 17:00 - 21:00
  • 星期六

    • 11:00 - 15:00
    • 17:00 - 21:00
  • 星期日

    • 11:00 - 15:00
    • 17:00 - 21:00

营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。

预算(评价总数)
¥8,000~¥9,999

检查支出金额的分配情况

服务费收费

15%

座位、设备

座位数

80 Seats

个人包厢

可能的

可容纳6人

6部屋(1部屋2〜6名)※80名までの団体も可

禁烟・吸烟

抽烟与禁烟分区

自2020年4月1日起,有关被动吸烟对策的法律(修订后的《健康促进法》)已生效,因此请在访问前与餐厅联系,并且可能与最新信息有所不同

停车场

可能的

12台(大型バスも可※要予約)

空间、设备

平静的空间,有日式包厢

菜单

酒水

有日本清酒

料理

对鱼类料理讲究

特点 - 相关信息

此时建议

与朋友/同事

许多人推荐的用途。

位置

风景优美,能看到海,家庭式餐厅

备注

創業1895年 の老舗割烹料理店。2012年時点で117年の歴史。 
呉海軍時代は、芸者さんなどを呼んで楽しむ料亭だった。
かの山本五十六も常連。
予約のみ。2名以上から。