侮るなかれ、コストパフォーマンスが高い！ : Sushi Tei Saijo Ekimae Ten

↑誰も侮ってないですかね。


日本酒の町、西条。
駅から徒歩圏内に、いくつもの酒蔵が軒を連ねています。

午前中から、数店舗で試飲を繰り返し、お昼を食べたくなったので店を探しますが、
日曜の昼間だからなのか、なかなかみつからない。

駅に戻れば何かあるだろうと進んでいくと、駅の端のほうに「すし」の文字が見えます。
「たとえ回転ずしでも、瀬戸内の新鮮な海の幸が食せるのでは？」という
淡い期待を秘めて店の中へ。

以外にも、回転はしていませんでした。
カウンターに着席。目の前で板前さんが握ってくれます。

10貫くらいがセットになったものをいただきました。
何という名前のものだったか忘れましたが、「松・竹・梅」とかではなく、
カタカナだった気がします。「デラックス」とか「スペシャル」みたいな。

大きな笹の葉が目の前に置かれ、その上に1貫ずつ乗せられていきます。
ネタの名前をしっかり言ってくださいます。

あなごは、ふわふわでネタが大きくて、ツメの味もちょうどよく美味しかったです。
生ホタテも、ぷりっぷりで生臭さがなく、美味しくいただけました。
中トロ、タイ、ヒラメ…どれも満足いく味でした。

つまみに頼んだ1品料理が「品切れ」と言われたのは、
ちょっと残念でしたが（仕入れてなかったのか？）、リーズナブルに美味しい寿司をいただけました。

店の看板と店名の安っぽさを変えれば、もっと集客できるんじゃないかと、
マーケティング的なことを考えてしまうほど、安くておいしい店でした。