店名 |
Akameno Oyaji
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类型 | 食堂 |
011-205-0935 |
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预约可/不可 |
无法预订 |
地址 |
北海道札幌市中央区南5条西3-8 N・グランデビル B1F |
交通方式 |
距離薄野 128 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算 |
¥2,000~¥2,999 |
预算(评价总数) |
¥2,000~¥2,999¥2,000~¥2,999
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付款方式 |
无使用卡 无使用电子钱 无使用二維码支付 |
座位数 |
19 Seats ( カウンター7席テーブル12席) |
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个人包厢 |
不可能 |
包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
可全面吸烟 自2020年4月1日起,有关被动吸烟对策的法律(修订后的《健康促进法》)已生效,因此请在访问前与餐厅联系,并且可能与最新信息有所不同 |
停车场 |
不可能 |
空间、设备 |
时尚的空间,有吧台座位,有沙发座位 |
酒水 |
有日本清酒,有烧酒,有鸡尾酒饮料 |
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此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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位置 |
神秘不为人知的餐厅 |
关于儿童 |
喫煙可能店につき未成年入店不可 |
开店日 |
2020.2.1 |
2,053文字★
東京から北海道に来ております。
すすきの深夜食堂を謳う同店(3.58)。
2020年2月のオープン当初は深夜0時オープン早朝6時クローズだったようですが、
現在は18時から24時までの営業となっています(営業時間に関しては要SNSチェック)。
オレンジ色に近いサーモンピンクな断面のサーモンレアカツ。
とんかつ檍(3.63)よりレアーな見た目の極太豚バラとんかつ。
看板商品という牡蠣バターなど、SNSにアップされた「映え」写真を拝見したのが訪問動機。
元祖さっぽろラーメン横丁の雑居ビル地下1階にお店を構えています。
エレベーターで下りて店内へ、入口に「1ドリンク制」との貼り紙あり。
キッチン前の直線カウンター6席とテーブル12席(計18席)。
男性の料理人1名とホールスタッフの女性2名でお店を切り盛り。
平日21時頃の客入り8~9割で満席に近く、カウンターだけ2席空いていました。
すすきの駅すぐラーメン横丁の地下という好立地だけあって席の配置はギチギチ。
カウンター席と後ろのテーブル席との間の通路が狭いです。
卓上に、醤油、塩、胡椒、割り箸。
ワンオペ調理ということで料理の提供に時間を要するとの事前説明あり。
角ハイボール(500円)
ザ・モルツ(600円)ジョッキ生ビール
お通し(300円)スジ煮込み
映え!サーモンレアカツ(単品 1,600円)
厚岸産牡蠣バター定食(2,800円)
20:55 入店&注文
20:59 お通し
21:11 サーモン
21:18 牡蠣
食べた料理の寸評は以下の通り、【】内は個別の採点、表示価格は内税です
【3.2】お通し(300円)
厚揚げ、蒟蒻、人参、牛蒡も入った具沢山のスジ煮込み。
醤油ベースを思わせるクリアーなスープで煮込んでいます。
お客さんを慮(おもんぱか)ってか野菜たっぷり健康的なのですが、
雑味が出てしまうので美味しさとヘルシーさは反比例の関係となりやすいです。
スジばかりの不健康で茶色い煮込みのほうが美味しくなってしまうというジレンマ。
【3.7】映え!サーモンレアカツ(単品 1,600円)
定食の600円引きで単品注文も可能(ex.後述の牡蠣バターは単品2,200円となります)。
カリッとサクッと軽やかな衣を纏ったベリーレアーサーモン。
千切りキャベツ、黄色いポテトサラダ、タルタルソース、別皿にポン酢も添えて。
中心がナマに近くてもう少し温かく火を入れるほうが理想ですが、
スーパーで販売しているサーモンの柵が最大限に美味しくなったような料理。
サーモンの世界も資本主義で素材として頂点に君臨するのは天然のサクラマス。
鮭児、マスノスケ、サツキマス、ビワマスといった高級種や希少種もございますが、
フレンチで出会うサーモンと言えばサクラマスでしょう。
食べログGOLDの蒼(4.50)で食べた寿都(北海道)産サクラマスに比べると、
脂が重かったり臭みが気になったりするのですが、
48,400円コースの蒼との価格差を考えれば十分に健闘していると思います。
脂っ濃いサーモンなのでタルタルソースよりポン酢との組み合わせに妙味を覚えました。
【3.7】厚岸産牡蠣バター定食(2,800円)
1.厚岸産牡蠣バター、千切りキャベツ、黄色いポテトサラダ、カットレモン
2.じゃこおろし
3.オクラ納豆
4.けんちん汁のようなお吸い物(油揚げ、大根、人参、牛蒡、椎茸入り)
5.香の物(沢庵漬けのような大根と人参)
6.白米
7.茄子の揚げ浸し
8.ナムルのようなお浸し(もやし、青菜、しめじ)
単品注文の場合は「1」だけで定食注文の場合は「2~8」も付くのだと思います。
お店のInstagramに、一汁三菜『ちゃんとしたご飯』食べましょ、と記されている通り、
客側の健康を気遣うような小鉢が色々と付いてきました。
どれも2,000円台の定食と考えれば十分な美味しさ。
具沢山のけんちん汁は前述スジ煮込み同様ヘルシーな一方で雑味が気になってしまうのですが、
単体勝負の茄子は酸味の効かせ方が絶妙で、小鉢の中で白眉といった美味しさ。
メインの牡蠣バターは薄衣でレアーな火入れ。
サーモンレアカツ同様に東京レベルといったレアー感を実現しています。
生っぽさが残り過ぎている点が課題なのもサーモンレアカツ同様。
フレンチ業界の凄腕シェフであれば、この生っぽさは残さずレアー感だけ残し、
中心に仄かな温かさを感じるような火入れを実現していたりします。
そういう全国トップレベルの技術までは及ばないように思ったのですが、
大衆食堂(しかも地方)でここまで火入れにこだわるお店は稀有でしょう。
お米の炊き加減も硬めで牡蠣やサーモン同様に東京仕様といった印象。
ご主人の料理人としての経歴が気になるところ。
前述した極太豚バラとんかつなど他にも気になるメニュー多数。
同地に住んでいれば「ヘビロテ確定」といった普段使いの優良店。