札駅北口　「士別焼鳥」の系譜。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「鳥源 札幌店」。 : Torigen

2023/9　再訪

母の実家が士別市であったことから、
子供の頃は夏冬それぞれ1ｹ月を士別市で過ごしました。
士別市にあった今は無き「鳥源」さんの焼鳥を親戚で食べるのが習わし。
売りは何と言っても「本数単位で頼むもつ串」と「かけそば」でした。

完全に「美唄焼鳥」のスタイル。でも、当時「美唄焼鳥」とは言わなかった。
私の親戚筋も美唄市におり、「美唄市と士別市」とは繋がりがあったのかも。

士別市の「鳥源」さんは、美唄市の「美唄焼鳥の元祖」と言われる
「三船」(現「福よし」)さんにて修行した方が士別で開店。
御兄弟で運営してました。
「鳥源　札幌店」は、士別市の「鳥源」から独立して開店。
また、2013年5月に一旦閉店した「鳥源 旭川店」さんも士別からの暖簾分け。

今では、旭川の「鳥源 旭川店」さんは、士別「鳥源」さんの
次男の方が継承し再出発したそうです。
士別のお店は、三男の方が「もつ焼き 㐂助」としてやられているようです。

士別で開業した「鳥源」は、今や、「札幌」と「旭川」だけになりました。

そんな「鳥源　札幌店」も現店主さんで三代目。

札幌駅北口でもしっかり「老舗」になりました。

「ビール」

しっかり冷えてます。

「お通し」

美味しい自家製新漬け。

「燗酒」

鳩燗で焼き燗にしてくれます。これは間違いなく旨い。

「鳥串」　176円

美唄では「精肉・もつ串」と別れていますが、こちらは「鳥串」のみ
しっかり親鶏ですが、「きんかん」が付いているのと付いていないのとがあります。
当然、本数単位で注文。
塩・胡椒のみのシンプルな味付けです。

「かけそば」　498円

恐らく、串の材料である「親鶏」を軽くボイルしたと思われる
ゆで汁をそばつゆに活かしたもの。
本場「美唄」よりもかなりあっさり目。
最後に「鳥串」を追加で焼いて貰って、具をそばに入れるのはお約束。

久し振りに食べた「美唄焼鳥」ですが、「鳥源」さんは
しっかり「士別焼鳥」です。

久し振りに、母方の故郷、「士別市」を思い出しました。