ロケーションの良さとフルコースな割にはお手頃価格かと思われます。 : Salloto de CANA

　とある休日、以前より気になっていた藻岩山の麓にあるレストランにタイミング合いお邪魔させて頂きました。薄々感じてはいましたが挙式等がメインかと思われる冠婚葬祭あいプランが母体のお店だそうです。

　現着すれば駐車場の男性より「予約は？」と聞かれ無い旨答えたらわざわざ確認して頂きO.K.貰いグルッと上に登って駐車場に車停めてお店向かいます。

　建物は一気に緊張する入り口にてコート預けて笑顔が可愛いお姉さんにエスコートされレストランスペースへ、レストランも楽々披露宴出来る広さあり、ホテル的苦手なナイフとフォークいっぱい並ぶテーブル座れば一気に身体が硬直しますが窓からの景色も良く気分は上々です。

　BGMは小気味良いジャズが流れています。

　この日メニューより、お店の雰囲気から覚悟はしていましたが、覚悟していた分思いの外ランチのお値段は目が飛び出る(古)程ではなく、せっかくなのでとその中で高め設定の“Luxe(2970円)”なるコースに挑む事にしました。

　ヒーッ！、更にナイフとフォークが増えたぁ～(ﾟoﾟ;。

　では一口・・・前菜のカニと人参のムースはキレイなガラスの器に入っており、花びらの下には酢締めしたカニ、人参は控えめな生クリーム？なムースが仄かな甘さでグッド、周りの紫蘇や香草が脇役として活躍しております。

　豚肉パテのパイ包みは枝豆＆トマトソースにて、そのまま食べると豚肉の脂が固まった味わいがちょっと気になりますが、さすがしっかりと濃い味わいの枝豆＆トマトのソースと合わせて初めて素敵なものになり、パイ端のワイン風味な煮凝り？も美味しかったです。他には何かは分からないそぼろみたいなのが見た目より爽やかな印象でビックリ、他にレンコン酢漬け、人参茹でたのやら葉っぱ類、黄色トマトの茹でて冷やしたの、クリームチーズ、絹さやetc.が彩り鮮やか見た目にも楽しめました。

　パンはカリカリフランスパンと自家製であろう弾力あるものを期待通りな白っぽい生クリームのようなフワフワバターにて戴き、お店の方からお声をかけて頂いたので甘えておかわりしちゃいます♪。

　紫芋のポタージュスープは、おーっ♪、甘～い！、甘いと言ってもいつものスタバさんのフラペチーノな甘さではなく、紫芋本来の甘さであろう甘さと風味が広がり幸せな気分になります。

　真鱈と小松菜のソテー、白ワインペースのソースは皮がパリッと焼かれて身はフワっとした海を感じる風味、小松菜も味が濃いもの、ソースは白ワインの恩恵は僕には謎ですが完成されたホワイトソースがグッド、添え物の大量のグリンピースはベーコンであろう味付けが良く、玉ねぎと共にペロリンちょでございます。

　牛頬肉赤ワインソース煮と冬野菜とマッシュポテトは、お皿の縁の胡椒でしょうか？温めたお皿なので香り立ち上り食欲増して、ひと口食べたら、おーっ♪柔らかくも弾力もあるお肉らしい味わいが強めにあって、それに負けない位良い濃さのワインソースがお肉を包み込んでおり、添え物のブロッコリー、何とか大根？、分厚いレンコンは食べ応えあって素敵♪、甘い人参、マッシュポテトも軽い塩気が良いですね♪。

　ガラガラとワゴンにてやってきて何かと思えばデザートをその中から４種類選べるそうで選んだ中の“エクレア”はキャラメルクリームとナッツ入っており上品でほろ苦いクリームがグッド。“りんごのパイ”はちょっとだけ甘め寄り且つシナモンな仕上がり。“クレームダンジュ”はフワフワムースでヨーグルトとチーズな風味にベリーソース。“抹茶のロールケーキ”は写真映えする可愛いものでした。最後は思いの外ハーブが炸裂！お口スッキリ鼻の通りも良くなりそうなハーブティー戴き終了します。

　最初は慣れない空間やお料理のジャンルに緊張しまくりでしたが担当してくれたお姉さんの良い意味で気さくな接客に心も和み良かったです。

　これだけ品数豊富なお料理のコースとサービスでアンダー3000円高くは無いように思えました。

　お陰様で良いランチ戴きました。今度は両親でも記念日に連れて伺いたいです。

　ご馳走様でした。