意識高く丁寧に…田舎町から愛をこめて。
風が吹き抜ける田園風景にポツリ佇む古民家カレーカフェ。爽やかなるロケーションと静かなるお洒落空間、そしてしっかりと丁寧なホスピタリティで、大人も安心して利用する事が出来る。
■2種のカレープレート 1580円 チキンカレー&キーマカレー
■2種のカレープレート 1580円 チキンマサラ&海老とココナッツのカレー
こちらのカレーは、インドで学んだ作り方をベースに、日本人好みに合うようにアレンジしたというカレーで、素材は極力地元長沼産を使用している。
まずはカレーやバスマティライスを含め、一品一品、実に丁寧かつクォリティ高く仕上げられている事が印象的であり、今流行の「映え」もしっかりと押さえている。端的に言えば「意識の高いジャパニーズ風インドカレー」
カレーはどれも美味しかったが、知人共々審査した結果、チキンカレーが一番で、サラサラとして適度な旨味とスパイス感がバスマティライスと相性も良い。続いて濃厚なスパイス感のチキンマサラ、これは扱いこそ無いがナンにも合いそう。3番はクリーミイで甘コク深いココナッツが面白い。最後にキーマ、これは名わき役…気分転換に絶好な存在感。
こちらは一人利用や二名での利用が似合いそうだ。長沼にそよぐ風とスパイスのハーモニー…
広大な田園風景に映える古民家カフェ
長沼町、長閑で広大な平野の田園風景が360度広がる中に、ポツリと佇む古民家カフェが、shandi nivas cafe(シャンディ ニヴァース カフェ)である。提供しているフード類はインドカレーを中心とし、ケーキやお菓子類も一部置く。どのメニューも、可能な限りオーガニックや地元産にこだわり、「皆さまの心と体が健やかでいられますように」とメニューで願う。
三角屋根の古民家をリノベーションした店内は、ダークウッドを基調とし、シンプルながらも要所にお洒落感ある装飾を施しており、静かな音楽の流れる落ち着き空間。カウンター席や二人掛け席もあるので、一人での利用も安心だ。
尚、水と白湯はセルフサービス制となっている。提供するインドカレーは、インドで学んだ作り方をベースに、日本人向けにアレンジしたオリジナルとの事。
■2種のカレープレート 1,500円
・お好きなカレー2種(チキンマサラ/チキン/海老とココナッツ/キーマ/ベジタブル)
・ダルカレー
・炒め物2種
・玉葱のアチャール
・ピクルス
・サラダ
・ライタ(ヨーグルト)
・パパド(豆の煎餅)
・ライス(日本米 or バスマティライス)大盛り無料
私はカレー=チキンマサラ、キーマを選択、ライスはバスマティライス(インドの「香り米」)を選択した。尚、辛さの選択は無く、料理と一緒に添えられるチリパウダーで調整する。
チキンマサラはデフォルトでも中辛以上な爽快な辛さ。やや固め、若干オイリーなペースト感で、旨みは濃くスパイスも効いており、バスマティライスに良く合う。チキンもゴロンと大振りで柔らかい。キーマは、穏やかスパイシーなホロホロ鶏そぼろと言った感じで、ライスと混ぜ、他の具材やカレーを少し浸けたりして美味しい。ダルは結構本場系、あっさりとしてトロトロ、スパイス感も穏やか、まったりとした豆の旨みに癒される。サラダは瑞々しさがあれど平凡な感じで、サウザン系のドレッシング。
ふっくらバスマティライスの皿もお洒落に盛り付けられていて、アチャール(漬物)は、適度に酢辛い。野菜の炒め物二種もお洒落感とオーガニックな雰囲気あり。ライタは申し訳程度な分量、普通のヨーグルトだった。パパドは塩分控えめで食べやすい。
一食として、味わい・ボリューム的にも十分満足。穏やかなる雰囲気と丁寧な接客スタイルは、また来たいと思わせられる、静かなるパワーとオーラを持っていた。
店名 |
Shandi nivas cafe(Shandi nivas cafe)
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类型 | 印度咖哩、咖啡店、蛋糕 |
0123-76-7306 |
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预约可/不可 |
无法预订 |
地址 |
北海道夕張郡長沼町東4線南10 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算(评价总数) |
¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
无使用卡 无使用电子钱 |
座位数 |
17 Seats ( カウンター 3席(コップ等が置かれる場合があります) テーブル席 2人用×2卓、4人用×1卓、6人用×1卓 ) |
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个人包厢 |
不可能 |
包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
可能的 店前6〜7台 |
空间、设备 |
平静的空间,有吧台座位 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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位置 |
神秘不为人知的餐厅,家庭式餐厅 |
服务 |
提供外带服务 |
关于儿童 |
接待儿童 |
网站 | |
开店日 |
2014.8.29 |
青空が映える銀世界にぽつりと佇むスパイスカフェ。薪ストーブの温もりが優しく、落ち着いたウッドのインテリアは見事に手入れされ、訪れた者の心にホッと安らぎを与える。
スタッフのユニフォームひとつも妥協せず雰囲気を演出、そして演出では出せないしっかりと気がこもった接客は、料理を待つ者の気持ちをググッと高めてくれる。
●3種のカレープレート 2,000円
目にも鮮やかな珠玉のジャパニーズインディアなカレープレート。物語の始まりは立ち込める幸せの薫りから。
① 左手からチキンマサラは粘性がありオイリー、王道たるドッシリとしたコクとスパイスの奥行き。
② チキンはサラリと南インド風、シャープな辛さの後にフワリとオリエンタルなスパイスの風が抜けるよう。
③ ベジタブルはトマトペーストタイプ。ピリッとした辛さの縁取り中心にはまったりとした野菜の旨味甘味。
④ ダルカレーは優しいだけにあらず。豆のしっかりとした縁取りあるコクが、脇役では無いと主張する。
スプーンを入れると新雪のようにハラハラと崩れるバスマティライスはふわりとエアリーで、汚れなき純白の高貴な旨味、カレーに抱かれるとその味わいは最高点に達する。
脇を固める色とりどりのアチャール達やライタは、華やかさと酸味のリレー。歯応えでアプローチを変え、口の中をリフレッシュするだけにあらず、混ぜ合わせるとカレー物語第2章のように味わいと口当たりを変化させてくれる。
35分の風になれた時間……
嗚呼、私は久しぶりに感動に出会えた気がする。ありがとう、ありがとう。