丘の上のワイナリー
*****2014年10月追記*****
全国に先駆けてここ北海道で上映されたぶどうのなみだ。上映初日、朝一番の時間帯で見に行きました。
先日このワイナリーを訪れた時に気づいたのですが、カウンター横の壁に宝水ワイナリーと同じように製作スタッフのサインが書かれています。宝水ワイナリーで映画の撮影が行われましたのでサインが書かれているのが分かるのですが、なぜここにもという疑問がありました。
しかし、映画を見るとその理由が分かりました。エンディングの部分で「企画取材 山崎ワイナリー」というのが出て来るのです。そして購入したパンフレットを見ると、映画を作る直接のきっかけがここだというのが分かりました。
「なるほど、そうだったのか」
と頷きながらパンフレットを見入ってしまいました。
*****2014年9月初訪問*****
新篠津村の秘境スープカレー店でランチを食べた後、ふと思い出したのがここです。
ぶどうのなみだが北海道で先行上映されるのももうすぐで楽しみなのですが、そういえばポトリベーカリーが長月祭に出店するというのを思い出して、その会場である山崎ワイナリーはどこにあるのだろうかと興味を持ったのです。
ナビに電話番号をインプットしてもヒットしませんでしたので、住所をインプットして向かいました。そして到着したのは見晴らしの良い丘の上のワイナリーだったのです。
駐車場にバイクを停め、エントランスから敷地内に入るとまるでログハウスのような建物ばかりです。ワインの直売所は一番奥の建物で、ブーツを脱いで中に入ります。
それほど広くはない店内ですが、しっとりと静かで落ち着いた雰囲気なのです。
中央には試飲用のワインが準備され、訪れた客は自由に飲めるのですが、バイクで訪れているため試飲ができないのが残念です。
窓際にワインが陳列された棚があり、その上に完売になったワインのリストが陳列されています。
「そうか、完売になったワインもあるんだ」
と呟きつつ陳列されたワインを眺めていると、1本しかないワインがありました。
それは、直売店でしか販売していない限定300本の「シャルドネ2013PR」です。こういう限定品は非常に気になるものであり、しかも目の前にあるのは1本です。価格は4,320円と他のワインの1,5倍から2倍というものでしたが、これを逃すと来年まで手に入りそうにありませんから、ここは思い切って購入です。
ワインを購入した後は、敷地内をぐるりと巡って景色を見渡します。決して標高の高い山の上という訳ではありませんが、なだらかな稜線や、遠くに見える山並みを眺めるのは気持ちが良いです。
自宅に戻り、冷やしたワインを取り出して、ワイングラスに注ぎます。そして飲んだワインの味は、結構しっかりした味わいです。
宝水ワイナリーで購入したケルナーは、すっきりした飲み心地でしたが、ケルナーではなくシャルドネというこのワインは、力強さのようなものがあり、「飲んだー」という気分になります。
「グッと来る味わいよね~」
と妻。
今回は急遽購入したので、チーズなどのつまみは用意しませんでしたが、ワインだけでも美味しく頂けました。
さあ、間もなくぶどうのなみだの上映開始ですね。楽しみです。
店名 |
YAMAZAKI WINERY(YAMAZAKI WINERY)
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类型 | 其他 |
预约・查询 |
01267-4-4410 |
预约可/不可 | |
地址 |
北海道三笠市達布791-22 |
交通方式 |
JR峰延駅からタクシーで5分 距離峰延 2,203 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算(评价总数) |
¥2,000~¥2,999
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座位数 |
( 店頭販売) |
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个人包厢 |
不可能 |
包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
可能的 店前指定駐車場 7〜8台 |
酒水 |
有葡萄酒,对葡萄酒讲究 |
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此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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位置 |
风景优美 |
关于儿童 |
接待儿童 |
网站 | |
备注 |
土日祝日のみの営業です。 |
映画「ぶどうの涙」のモデルがここ山崎ワイナリーです。
物語の中で大泉洋扮する主人公が作っているのがピノノワールという品種です。
そこで映画の公開にちなんでピノノワールのワインを飲みたいと思いましたが、公開された2014年10月時点では販売されていませんでした。
そのピノノワールワインを手に入れたのは、翌2015年9月で、ウェブサイトで発売開始を知って取り寄せました。
当時の職場で大きなイベントを初めて担当したので、それが終了した日に飲もうと考えていましたが、慣れない業務で大変だったことと、来年もこれを担当するのかと考えると憂鬱になってしまい、ワインどころではありませんでした。
そこで日を改めて何か記念の日に飲もうと考えたところ、自宅の涼しい場所に眠らせたまま6年半の月日が経ってしまいました(笑)
喜茂別の【チーズ工房タカラ】のチーズが手に入ったこともあり、
「あのワインはどうするの?」
という妻の問いかけに、おおそうだ忘れてたと寝床から引っ張り出したのです。
山崎ワイナリーのウェブサイトのワインリストを見て頂ければ分かりますが、ぶどうが収穫された翌年に発売されるワインと、2年後に発売されるワインがあります。
私が購入したピノノワールは2012年に収穫されたぶどうで、3年後の2015年に発売されました。
さあ2022年3月の今、ワインのコルクを抜き、洞爺湖町の【gla gla】で購入したワイングラスに注ぎます。
ワインの飲む時は何も考えずに素直に飲めばよいのです。
ワインを取り扱ったテレビ番組を見ると、料理とのマリアージュだとか小難しいことばかり取り上げるからとっつきにくくなる訳で、それが出来れば越したことはありませんが、もっと肩の力を抜いて飲めば良いのです。
そのピノノワールをグビリと飲むと、
「おお、角が取れたというか、渋みが薄れてまろやかになったぞ!」
「あらホントだ♪」
元々は白ワイン派だった私が赤ワインを飲むようになったきっかけが「ぶどうの涙」でした。
白ワインのスッキリした飲み心地とはひと味違う、赤ワインならではの深い味わいです。