店名 |
Nobo chan
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类型 | 大阪烧、炒面 |
预约・查询 |
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预约可/不可 | |
地址 |
兵庫県神戸市長田区久保町9-1-20 |
交通方式 |
距離驹林 475 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算(评价总数) |
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禁烟・吸烟 |
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此时建议 |
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休日にちょっと所用で神戸市は長田区にある『ふたば学舎』にやって来た際のランチでお伺いしたお店が、
「のぼちゃん」さん
でした。
こちらのお店は何の変哲もない町のごく普通のお好み焼き屋さんですね。この辺りには昭和の時代から続く老舗のお好み焼き屋さんの名店が無茶苦茶いっぱいある地域ですが、こちらはそれらのお店達と比べたら全然新しいめのお店です。結構最近出来たんじゃないかなぁ。そんなお店達の中からあえてこちらのお店を選んだ理由はただ単に『ふたば学舎』からちょっとだけ近かったから。それだけです。あえてもう一つ言うのならまだこちらには行った事が無かったからって言う事も理由になるかもしれまん。
お店の場所なんですが特に目印になるものもない普通の住宅街の中にあったのでとても説明しにくいのですが、『ふたば学舎』から西に向かって150m程行った所にありました。以前は同じお好み焼き屋さんだった「駒福」さんの店舗をそのまま居抜きで使っている感じのお店ですかね。
入店時間は12時57分。
この時点での先客はペア客1組、トリオ客1組の合計5名。雰囲気としては皆さんお店のお母さんと親しげにお話しされておられ自転車や徒歩で来店されている方が殆どだったので多分ご近所の人達なのでしょうねぇ。新しいめのお店なのに既にご近所さん達に愛されているお店になっているんですね。何か期待が持てるなぁ。
こちらのお店の席数は、お店のお母さんがお好み焼きや焼きそば等を調理する大きな鉄板前のカウンター席が3席、鉄板付き四人テーブルが4脚有りました。
私は空いていた鉄板付き四人テーブルの一つに着席です。
着席後、メニューを見ながら何をいただくか検討した結果、
「お好み焼き 豚」¥500
「そばめし」¥570
「そばめしのトッピング スジ」¥140
を注文です。
こちらのお好み焼きはお店で焼いてくれるタイプです、って言うかこの界隈のお店はほぼ全てそうですし、これが本来は普通のスタイルですよね。
で、注文後「そばめし」が6分で、「お好み焼き」が9分で出来上がってきました。
では、まずは先に出来上がってきた「そばめし」からいただいてみましょう。
この「そばめし」の構成なんですが、当然中華麺とライス。中華麺はこれも当然の如く細切れになっています。これら以外では千切りされたキャベツとオプショントッピングの「スジ」である細切れされた牛すじ肉と同じく細切れされたコンニャクって感じでしょうか。
この「そばめし」に使われているソースはここ長田のそばめしやお好み焼きのソースと言えばの「ばらソース」。やっぱり長田のそばめしやお好み焼きには「ばらソース」を使わなくちゃね。でも、そんなソースの味付け自体は濃くはないかも。酸味も甘味もフルーティーさも殆ど感じられなかったですね。まあ、そのためにも卓上には後掛けするソースとしてステンレス製の容器に入って刷毛で塗るタイプの甘口ソースが置いてあり、お店のお母さんにお願いすれば辛口の「どろソース」も用意してくれます。「ばらソース」と共にこの「どろソース」が用意されているのも長田のお好み焼き屋さんらしいところですよね。私は今回「どろソース」の方を適量刷毛で塗り込みソースの濃さとピリ辛さをアップしつつ「うまみ調味料」を少し振り掛けて味を整えます。うん、ちょうど私好みの濃さになったかな。
オプションのトッピングで付けた「スジ」である長田名物の『ぼっかけ』自体はよく煮込まれておりスジにもコンニャクにも甘辛い味付けがよく染み込んでいましたが、そばめしの中に入るとその存在が殆ど分からなかったですねぇ。作り置きされていたものだと思うので少しパサパサ気味だったのも残念な点だったかな。これなら他のオプショントッピングの豚とかイカとかタコの方が良かったかなもなぁ。
そんな感じで食べ進めると初めはしっとりとしていたライスと中華麺も保温されているテーブルの鉄板の熱によって段々と水分が飛んでいき終盤はライスも中華麺もカリカリになってきました。私的にはこのカリカリになった状態が好きなんです。カリカリになり過ぎても駄目ですがカリッとくる食感と少し焦げたソースと麺とライスの香ばしさを味わえるホンの一瞬が好きなんですよねぇ。ここでスピードアップして一気に「そばめし」を食べきりましょう。
次にお好み焼きの方いただいてみますか。
先程からお好み焼きって言っていますが神戸風に言うと『にくてん』って言うのが正解なのかな。まあ、大阪のお好み焼きの『まぜ焼き』とは明らかに焼き方が違うもんね。『広島焼き』や京都の『まんぽ焼き』のように生地を鉄板でクレープみたいに薄く丸く広げて、その上に具材をのせていくのが神戸の『にくてん』の焼き方。このお店ではそこに大量のキャベツをのせるのでちょっと『広島焼き』に似ています。でも、デフォルトだと中華麺はのせないので(勿論、中華麺やうどんをのせる「モダン焼き」もメニューには有りましたけどね。)具材はそのキャベツとごく少量の青ネギと豚ばら肉のみです。薄くて軽やかな生地の中にはしっとりしたキャベツがギュ~ウと詰まっており、キャベツの甘味が良いですね。そしてたまに姿を現す青ネギの苦味と甘味がそこに色を添えている感じです。また、豚ばら肉のカリカリした食感と肉の旨味が美味しかったですよ。
そんな感じで「そばめし」も「お好み焼き」も全て完食です。
「そばめし」と「お好み焼き」二つ鉄板の上に並ぶと見た目はすごくボリュームが有り一人ではとても食べ切れないのでは?と思ったんですが意外と軽やかな味付けだったのでペロリッと食べ切れちゃいましたね。特に「お好み焼き」生地が重くなかったのでスルッと食べられました。本当にランチにはちょうど良いボリュームでしたよ。