応援しているパン屋
苦楽園のいかりスーパーの裏手にあるこの店は、何かいつも温かい感じがするので好きである。今から25年程前にこの地に居を求めた際には、もう既に有った。その後、東京や海外駐在等でいつも此処に起居していた訳ではないが、地元に戻ると勿論、毎日、毎回ではないが、この店に寄ってパンを2つ求めて、翌朝に細君と食べる。小さな愉しみである。
今回も、又、寄って、中にソーセージの入ったセミハードタイプのパンを求めた。とても小さな店で、客は3人以上入ると窮屈な感じを受けるが、店のカラーである水色の外観を見ると既に安堵した気持ちになる。相当に沢山の種類がある訳もでないし、売り切れの場合は仕方はないが、選ぶ楽しさもきちんとあり、少し控え目な価格で翌朝の愉しみを得ることが出来る訳で、とてもありがたいことだと思っている。地元の宝とまで言うのは何か大仰だが、今は東京に単身で居るが、応援をしているし、帰省すれば毎度でもないのだが此処でパンを求めると何か一つの満足がある。
今回求めたものは初めてではない。以前にも幾度と食べたが、美味いので再度求めたということ。引き千切る様にしてその後、咀嚼する訳だが、何か、篤実な感じがある。いつも奥からご店主がパンを焼いたり、成形しながら、元気よく「ありがとうございました~」と笑顔で言ってくれる。とても素敵なことである。又、帰省した際には行こう!
ミートパイ美味し!
晦日も家の窓や網戸を徹底的に掃除をして綺麗にした。その後、夜は旧友との会食があったので、その前に細君と買い物の際に、この、いつも莞爾と笑顔が素敵なパン屋で、大晦日のパンを求めた。
年末最後の日を、この地元で愛されている小さなパン屋のパンで朝食というのは、何か良いことである気がする。店のある場所は小さな通りで、とても行人絡繹というには程遠い。ただ、いかりスーパーの裏手にあり、その駐車場からは目に付く位置にある。水色の可愛らしい店である。
客も4人も入ればいっぱいという小体な造りである。だが、それ故に愛着があるということもある。
この際は、ミートパイを求めた。初めてではないがとても久し振りである。小振りはあるが、中に具がきちんとぎっしり入っている。香辛料が強い訳でもなく優しい味わいである。パイ生地が咀嚼の食べに少し零れ落ちるので手で受けて食べた。最近は以前の様にいつも惣菜パンを食べるということはないが、やはり食べたという気になるのは惣菜パンである。とても満足した。
細君は、此れも久し振りにマーブルパンである。愛らしい!
クローネは初めて
この地元の水色の可愛いパン屋は、いかりスーパーで買い物をした際にはその裏手にあり、とても近いので重宝する。
この日は、いつものパンに加えて初めてクローネを求めた。これはパンというよりは洋菓子である。各種のパンと同じく陳列棚に並んでいるのだが、円筒状のパイ生地で中は空洞で何も入っていない。これは購入する際に希望を伝えて中にクリームを詰めてもらうことによる。最初から薄いパイ生地にクリームを詰めると生地に徐々に浸透して食感が損なわれるからという配慮に基づくものだそうで理に適っている。クリームは全部で4種類である。この際は最もプレーンなカスタードに、チョコレートを此れに足した。
家で3時のおやつに食べた。夫々、半分に切り分け細君の仲良く分けた。シュークリームとは生地が異なるがさくっとほどけるパイ生地が中の品の良いクリームの甘さによくアクセントを与える。紅茶に実に合う。一つ160円だから手軽である。今までに何度も訪れているのだが、何故、初めてなのだろうか・・・
細君「次から時々おやつにいいなぁ」というと頷いていた。小さな発見だった。次の日の朝はこの時に一緒に求めたパンを是亦美味しく食べた。
地元に帰った際の安堵
高校時代の同期とサシで飲んで帰った次の日は東京へ戻る最終日。その日の朝に細君が買ってきてくれていたもの。
ポテトめんたいこである。偶然だがこの時より一昨日前まで福岡に旅行をしており、その際に博多の名物めんたいこを二度ばかり食べていた。故にめんたいこ続きである。無論、好きなので続くことは構わない。大量に食べる訳でもなく主食でもないからである。
ポテトとめんたいこを組わせるのはよくあることで全然珍しくない。このパンが他の店の同じものの組み合わせで果たしてどれだけ抜きんでて秀逸なのかというと、そんなに力の入ったということではなく、あたりまえの特色が当たり前に表象されているだけである。勿論、安定の美味しさである。
地元の身びいきと言われ様が、畢竟、構わない。詮ずる処、此処のパンは何か安堵する様なものである。水色の可愛らしい外観然り、奥で熱心にパンを作っているご主人然り、勿論、人は変わっているのだろうけどバイトの若い女の子然り、そして店の人が皆、莞爾と感じが良いことを含めて。
挨拶が大切なことを教えてくれる
地元の苦楽園に暫時戻った。翌朝の朝食でのパンである。細君が求めておいてくれた。二度目のカレーバゲットである。ハード系ではあるが硬すぎるということもなく、噛むと最後に寸断される際に幾許か弾性が感じられる。密度の高いパンで大きさの割には想像より重い。カレーとパン生地の親和も程良く。お気に入りのパンである。
細君と食べながら「又、とても愛想が良かった?」と尋ねると、「本当にびっくりするくらい丁寧で挨拶もそうやねん」と仰せ。今回は、事前に細君が求めてくれていたので、勿論その場に居合わせた訳でないのだが、過去の経験からそれは既に自分も経験済みである。愛想の有無はどちらが良いと断言出来るものでもないし、慇懃無礼という方に傾いているものも巷には多いし、殆ど知らぬ場合は、何か下心があるのではないかという気もするので何とも言えない。
が、挨拶はとても大切なこと。おはようございますだとか、いただきますもそうだが、一番、大切なのはやはりお礼の言葉であろう。高々、パンを2つ求めるだけで望外の応対とも言えるが、悪い筈もない。普段、自分が此処まで出来るなら、幸がもう少し舞い込んで来そうだが・・・・ なかなかきちんと適宜に挨拶が出来るというのは難しいのだが、此処のお店のそれはとても素敵なことである。
小さな水色のパン屋、笑顔ときちんとした挨拶。で、パンも美味しい。他に何を求めようか。
地元の安心
夙川・苦楽園界隈には、食べログでも100名店に入るパン屋がかなりある。全て徒歩圏内で行ける場所にあり、散歩がてら或いは買い物に行った折の途中で求めることになるが、当然にこの地に長く居を構えているので全て一度は利用したことがあるということになるが、今は東京に勤めているのでひと月に一度帰省する際に、食べるということになる
。4月に帰省した際は、この 何度も利用している小さな、水色の可愛らしいパン屋のもの。細君が買ってきてくれていたものを戻った翌朝に食べたものである。
通常の帰省は、金曜日の仕事が終わってから新幹線でということになるが、その日は、いつも新幹線の中で弁当。夜の10時前に家に着くことなる、睡眠を取って、こうして地元のそれも気に入っているこの店のパンを食べると、様々な塵労が氷解する様である。時好に投じ、あっという間に消え去る飲食店というのは幾数多あるが、こうして、小さくとも、笑顔でいつも迎えてくれる地元に長く根付くこの愛想の良い店に訪れるのはとても楽しい。こうした小さな素懐の一つの実現が、地元に戻ること自体が抑々そうであるが、日常の掣肘を瞬時霧消してくるのは、此れ亦、帰趣と言っても良い。
カレーバゲットとても美味い。
この苦楽園口に昔からあるパン屋は此れ迄に幾度とREVIEWしている。それは地元の人間として信頼しているし、この小さなパン屋を応援したいという気持ちが作用していることもあるのだろう。
パンの種類が特段多い訳でもないし、初めてだと間口が小さいし店内も小さいし何か入り辛い様な気がするが、この水色の外観の小さなパン屋は何度か利用することでその良さがじわじわと浸透してくる様な微温的な温かさにあると勝手に思っている。
今回求めたのはカレーバゲット。バゲット生地で勿論ハード系であるのだが、翌朝に温め直して食べると、はて、このパンは今迄にこの店で求めたことがなかったか? ひょっとすると新作か? という様な小さな発見或いは驚きがあったのだが、実に美味かった。今は東京で単身暮らしなので毎日パンを食べる訳でもないし、仮に本宅で起居する生活でパンを凡そ毎朝食べるとしても、早々、一度食べたパンを美味いからといって何度も求めることはしないが、この際は、もう一度、次も買おうと思った程だ。
小さな店でレジをする若い女性。勿論、ずっと同じ女性である訳がないのだがいつもとても礼儀正しくて素敵なことである。
店を出る際には、奥でパンを作っているご店主も仕事の手を止めずに挨拶をしてくれる。とても感じが良い。
小振りだが、安くて美味い!
この際には自宅隔離中だったので外食が果たせず、外で買ってきたものを家で食べるに終始している。それでも近所のスーパーに少し買い物に行ったりはしていたが・・・
苦楽園にある小さなイカリスーパーの裏手にある。小さなパン屋。この界隈には昔、ポワソン・ダブリル、アルザスという二つのケーキ屋があったが、今やそれも無くなって久しい。牛タン屋も然りである。小さな郊外の街なので、他所からの人を寄せ集めるという部分ではやはり不利があるのだろう。そのくせ、この界隈にはパン屋、ケーキ屋がかなりあり競争がかなり激しい様に見受ける(飲食と関係無いが歯科とヘアサロンも多い)。
そんな中で、この店は、以前から頑張っている。当初、此処に越してきた際には、然程、気にも留めなかったので、色々、パンを買い求める中の一つという認識だが、長らく海外に駐在しており、偶に戻ってくるとその健在を認め、何だか、頑張っているのだなと嬉しく思うこと屡々。
小さな店で、パンそのものも大体が小さいが値段は安い。今でも200円を切るパンが相当に多くありがたいことである。
この日、求めたのはミートパイ。クロワッサンの生地に肉が包み込んであるもので、パセリ、ケシの実がアクセントになっていると説明にあるがその通りだった。小振りだが、肉が詰めてあるのに172円は安い。それも消費税込みである。
勘定を終えて店を出る際に、いつもの様に「ありがとうございま~す」という元気な挨拶。とても大切なこと。当たり前にきちんと挨拶が出来ない人が多いので、こうした普通のことが素敵に思えることは逆に慨嘆すべきことなのだが・・・・
でも、ここはそうではないのだ。
とても感じの良いパン屋さん
苦楽園にあるイカリスーパーの裏手にある小さなパン屋。もう、結構長く、此の地に居を構えた際にはあった。その後、色んなパン屋が近隣に進出してきたが、今も変わらず、小さな店で頑張っている。そういう地元の店は何か応援したくなる。
水色に塗られた外観でとても可愛いらしい。中に入るとぐるりと三方向に陳列棚があり、残る一方はレジである。そのぐるりの真ん中にもテーブル形式の陳列棚があるが、いずれにしても小さな店。故に、商品の数は然程多くない。表に〇〇パンは何時に焼きあがるという様な看板が掲示されているので、少数でもないが精鋭で臨んでいるのだろう。
色んな新商品を次々に出すというのではなく、定番のものをきちんと作っているという感じである。
パン屋にいくと翌朝のものを家人と買うだけなのでいつも二つ切りりか買わない。従って、せいぜい500円程の小さな買い物なのだが・・・・
この日は、ベーコンエピを買った。エピは多分、フレンチで麦ということだったと思う。
ハードではないが、糖分を沢山使う様な菓子パンではないので、幾分、硬い。バゲットのそれとは若干異なる様だが・・・
翌朝、いつもの様に、コーヒーとヨーグルトと一緒に食べた。咀嚼すると小さく細切れになったベーコンの塩味がアクセントになっており、昔はこうしたパンは求めなかったが、非常に楽しめた。チーズも添えても良かったかも知れぬ。
求めて店を出る際に、アルバイトのレジの女性と奥さんだろうか、とても素敵な笑顔でありがとうございましたと、何だか普通のことなのだが、とても温かい気持ちになった。それに呼応して、奥の調理場からご主人が、同様に素敵な笑顔で挨拶を。
ふむ、自分の笑顔が素敵ではないことは百も承知だが、見習わないといけない。笑顔が街にいつも溢れていれば、紛争や戦争と迄はいかなくとも、争いごとや揉め事は確かに減る筈なのだ。本当に見習わないといけない。
約11年振りの利用
夙川、苦楽園には沢山のパン屋があるが、此処はその中では古参に入るだろう。イカリスーパーの裏手で、丁度、イカリスーパーの駐車場前の十字路の対角にある。今の様に沢山のパン屋が凌ぎを削る前に、此処でよくパンを求めた。極めて小さなパン屋で表の壁などは少し深みのある水色で清々しい。小さな立て看板に何時に何のパンが焼きあがるという様ことが書いてある。焼き立てを求める客の為である。
小さなパン屋故、品数は然程多くなく、最近のパン屋の様に百花繚乱で、選ぶのに迷うという様なことはなく、他のパン屋にもある様な定番のパンが多く、趣向の変わったものを何か探しに行くという様な店ではないが、値段も少し控えめで何やら言うまでもなくそうなのだが、昔ながらの地元のパン屋という感じである。
ここで少なくとも知る限りでは15年はやっている。たかだか15年とも言えるが、何事も移ろいやすい当今、パンは勿論、しっかりとしたもので衒いもなくシンプルで安心して楽しめる。これからもここで永く頑張って欲しいものだ。
異国にいるので滅多に訪れることが出来ないが、帰国の際には又利用しよう。
(再訪) 小さな、いいパン屋さん
久しぶりに訪問。
今回は、ポム・ド・フランスとプチ・ロースハムを購入。
前者は、ポムとあるのに、リンゴじゃなくて中身はポテト。
形状を指してるのかな??
半年前の下記のコメントにも、全くぶれが無いことに安心。
もう少し、新作を出してくれると尚嬉しい。
平日の朝食は、冬の一時期を除いて、パン・牛乳・果物と判を突いたように同じPATTERNなのだけど、パンの種類は当然毎日変わる。
基本的には、所謂、惣菜パンが殆ど。
ソーセージやツナやポテトが入ったものの方が腹持ちがいいので・・・
この店は、時々、利用する、水色の庇とドアの可愛いパン屋さん。
店内もかなり狭くて、種類もそう多くは無い。
ただ、常に「焼き立てです」とか、入口正面にも焼きあがり予定時間がかかれていることから、
かなりの人気店であることがわかる。きっと常連さんも多いのだろうな!
何かこう、ここが凄いっといった感じでなくて、非常に安心できる味というのかな。
いつ食べても間違いが無いという気がする。
そしてそのLEVELは他のパン屋よりも、全てにおいて少しずつ上回っているというか・・・
いい店。気持ちが暖かくなるパン屋さん。
最近、この界隈の歴史のある店が結構閉店したりしていて寂しいので、
この店には末永く営業を続けて欲しい。(まあ、心配する必要は無いだろうけどね)
店名 |
Ke-Zu Kebekku
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类型 | 面包 |
预约・查询 |
0798-71-3669 |
预约可/不可 |
可预订 |
地址 |
兵庫県西宮市南越木岩町4-22 カーサヴィエント1階101 |
交通方式 |
阪急苦楽園口駅徒歩5分 距離苦乐园口 219 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算(评价总数) |
~¥999~¥999
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付款方式 |
无使用卡 无使用电子钱 无使用二維码支付 |
个人包厢 |
不可能 |
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包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
不可能 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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服务 |
提供外带服务 |
关于儿童 |
接待儿童 |
GWの前半の二泊三日の山口旅行を終え、この日は自宅でのんびり。時間的な制約もあり、錦帯橋や門司を訪れること能わずで、少し心残りもあるが、詰め込み過ぎも良くない。又の機会ということ。
昼過ぎに、スーパーマーケットに夕食の食材の買い物に行った際に、此処で翌朝のパンを。苦楽園で昔からある馴染みの小さなパン屋である。4人も入ればもういっぱいの店内。入ると奥でご主人がいつも熱心にパンを作っておいで。道路側に窓があり其れに添う様にそして入口右側の壁側にパンが陳列されている。このL字型の部分と、真ん中に台があり、此処にもパンが並んでいる。その中心の台を廻る様にすれば、其れが全ての小さな店。が、地元にこよなく愛されている店である。
この日は、ピロシキを求めた。そんなに大振りではないが、正統派のものである。中の挽き肉がもう少し多いとありがたい気がするが、此処の店のパンは総じて、巷のパン屋のものよりは安い。故にそれは仕方がない。
香辛料は然程使ってないだろう。上品な味で、勿論、温め直して食べたが、とても満足した。旅行での旅館での数々の料理も良いが、こうして家で細君とパンを細やかに食べる。それが地元の美味しいパン屋のもの。言うことがない。