尼崎の武庫之荘で本格的なスパイスカレーを堪能♪ : ROGSPA 883 CURRY

『阪急　武庫之荘駅』近辺での仕事の際のランチで利用したお店が、
「ＲｏｇＳｐａ８８３」さん
でした。
昼はカフェとして夜はバーになるような感じのお店なんですかね？また、ランチタイムはスパイスカレーが好評のお店でもあるようです。
お店の場所は『阪急　武庫之荘駅南口』を南下し、『尼崎市女性センター・トレピエ』の交差点を東側に曲がって、真っ直ぐ２７０ｍ程歩いた所にありました。
入店時間は１２時０９分。
この時点での先客はシングル客２名、トリオ客１組の合計５名。
こちらのお店の席数はＬ字型バーカウンター席８席、二人テーブル１脚、ペアチェアー＆テーブル１脚、三人テーブル１脚、四人テーブル１脚が有りました。
マスターらしい店員さんから「お好きな席にどうぞ。」って言っていただけたので私はペアチェアー＆テーブル１脚を一人でゆったりと使わせていただきました。
席に着席後、マスターらしき人がお冷やと共に何か長年使い込んで少しボロッとしてきている木製のランチのメニューを持ってこられました。このマスターらしき人が言うにはこちらのお店のランチはこの木製のランチメニューに書いてある、
「８８３カリープレート」￥１，０００
のみだそうです。
このカレーは所謂『三種合掛け』のカレーのようですね。その三種盛りのカレーは「花山椒の辛口キーマ」「レンズ豆とひよこ豆」「本日のカリー」の三種類だそうです。ちなみにこの時点ではまだ「本日のカリー」が何なのかの説明はありませんでした。また、辛さを好みで調整出来たりとか、オプショントッピッグ付けるとかは無さそうな感じでしたね。ただ、他のお客さんの注文を聞いていると「ライス大盛」って言うのは１００円アップで出来るようではありました。
で、カレーの出来上がりまでの間にお店のサービス品として、
「ハーブティー」無料
が届きました。
そのハーブティーをチビリチビリと飲みながら待つ事２０分でカレーが出来上がってきました。結構時間がかかりましたね。
では、届いたばかりのカレー皿の全体像を俯瞰で眺めつつ実際にいただいていきましょうか。
このカレー皿の中は以下のような感じの内容でした。
１．カレー
以下の三種のカレーは混ぜ合わさないのがお店のオススメだそうです。と言う事で各々個別にいただきました。
（１）花山椒の辛口カレー
マスターらしき店員さんの説明に一番力が入っているような気がしたのがこの花山椒の辛口カレーでしたね。このカレーがお店の推しなのかな？その説明の際に「かなり辛いから気を付けて下さい。」的なアドバイスがありました。カレーの色合いは焦げ茶色ですね。カレーの上にはピンクペッパーが５粒のっかっていました。かなり辛いと言われていたので恐る恐る食べ初めたのですが、最初はそんなに辛くないのかな？と感じるんですが、後になる程にじわじわ辛さが込み上げてきて、あまり後に引きずる事なくスゥ～と辛さが引いていく感じでした。いただく前はちょっとビビっていたのですが、実際は辛いものが弱い私でも耐えられる辛さだったので普通の人なら美味しくいただける辛さだったと思いますよ。具材は何かの肉と何かの根菜って感じでしょうか。肉は牛か羊のどちらかだと思います。骨っぽいもの入っていたので羊なのかな？と思ったんですが、羊肉らしいクセが全く無かったんですよねぇ。これは何の肉だったんだろうか？根菜の方は大根かカブだと思いますが、多分大根かな？分からんけど。甘い辛いの違いはありますが味のイメージとしては鮪フレークの缶詰みたいな感じのするカレーでしたね。
（２）レンズ豆とひよこ豆
レンズ豆とひよこ豆のダールカレーですね。色合いは黄土色です。豆っぽさが高くてサラサラした辛みの全くないカレーでしたね。表面に振りかけられていた何かのスパイスの風味と苦味が良いアクセントになっていたカレーでしたよ。
（３）本日のカリー
本日のカリーは『アサリのカリー』だそうです。色合いは少し濃いめのウグイス色ですね。表面にはみじん切りされた緑色した何かのハーブが振りかけられていました。三種のカレーの中ではこれが一番スパイスらしいクセが強かったと思います。辛さは二番目に辛かったですね。アサリの身も何個か入っていて、時々口の中に表れる貝らしい旨味が良いポイントになっていました。
２．ライス
ライスは黄色いターメリックライスです。ライスの上には甘納豆みたいな、実際いただいてみても若干甘い豆っぽいものがごくごく少量のっかっていました。お米自体はパスマティライスみたいなインディカ米ではなく普通の日本米ですね。お米の炊き加減はホンの少しだけパサパサ気味って程度で、この手のスパイスカレーのライスとしてはかなりしっとりした方のライスでしたね。
３．副菜等
（１）玉ねぎのサラダ
細かくみじん切りされた玉ねぎで、味付けとしてはビネガーの酸味は低いですねって言うか殆ど酸っぱくは無かったですね。サラダ油やオリーブオイルのような油っぽさも全く無かったです。と言って生の玉ねぎっぽさも無かったんですけどね。そんな中で一番感じられたのはクミンらしいカレーっぽい風味だったかな。お店によるとこれは単品でいただくのではなく、各カレーに混ぜて使うものなんだそうです。辛みを抑えたり、マロヤカにしたりする効果があるそうなんですが、私的には辛みを抑える必要性も感じなかったですし、マロヤカさも求めていなかったので、そのまま単品でいただいてしまいましたとさ。
（２）玉ねぎのアチャール
玉ねぎは輪切りしてありました。ピンク色に染まっているのはアチャールらしいところでしょうか。インド風ピクルスのアチャールですが、酸味は殆ど感じなかったですね。マイルドなアチャールでした。
（３）パパド
インド風の煎餅みたいなものであるパパド。やっぱりスパイスカレーにパパドは欠かせませんね。直径１４ｃｍくらいのパパドプレーンを四つ折りにして揚げたものです。パリパリした食感が気持ち良いですねぇ。塩加減も良くてちょっとビールが欲しくなったかな。意外とパパドってキンキンに冷えたビールに合うんですよねぇ。チクショウ、仕事中でなければ・・・。
（４）サラダ
レタスにごく少量のフレンチドレッシングがかけられたサラダでした。これはごく普通のサラダでしたね。
（５）温泉玉子
これだけはカレーのお皿にはのっておらず、別の小皿にのせられて提供されていました。温泉玉子の上には赤い粉っほい何かが少しだけ振りかけられていましたがそれが何なのかは分かりませんでした。花山椒の辛口カレーに混ぜて味変させる為の物だったようなんですが、そのままカレーをいただいてしまったので、この温泉玉子もそのままいただいてしまいました。なので普通の温玉でしたね。
そんな感じでカレー一皿全て完食です。
なかなか本格的なスパイスカレーでとっても美味しかったです。ライスは珍しく普通盛りにしましたがランチとして適量でお腹もふくれました。ご馳走様でした。