懐の広いお店です。 : Ishoku Ya Wairudo Fa-Mu

出張の夕飯に2年ぶりに伺いました。
半年に1度は来ているのですが、
木曜日がお休みということで
久々です。
前回は2014年の11月に伺いました。
運良く？
丁度、日本シリーズを店内の大スクリーンで
写してました。
ドラゴンズファンの私にとって、
阪神が勝とうが負けようが、
まぁ、傍観者的な姿勢で、淡々と食事をしていた
記憶があります。
というか、ここで、阪神の悪口を言ったら、
ちょっと...という感じでした。
その雰囲気を感じ取って、お店のかたは
あえて私に関わらないようにしてくれていた印象があります。


2年後、お店がやっているのか心配になったので、
新幹線の中から電話しました。
ラッキー。お店は健在です。
「今日、やってます？9時位に1人で伺います」
と伝えました。

20時50分頃、到着です。
誠実なお店なんですね。
無記名の電話の私のために席が
リザーブしてあります。
名を名乗らなかった不誠実な自分を恥じました。

お通しはうずらの卵とこんにゃくの煮付け。
この組み合わせ、はじめてです。
美味しいですが、それぞれをバラバラに
食べることになり、ちょっと、
一緒に煮付ける意図が読めませんでした。

つまみのオーダーは、
鶏皮ポン酢、カルビ中落ち、
サンマ塩焼きの3品です。

先ずは鶏皮ポン酢の到着。
鶏皮ポン酢は鶏皮の処理がイマイチだと
生臭くなりますが、バッチリでした。
生臭くありません。
写真を忘れ、バクバク食べてしまいました。

次に到着はカルビ中落ちです。
お肉を焼鳥のタレに漬け、炭火で焼いている
とのこと。
そのお肉を特製味噌タレに付けて食べるとのこと。
かなりこだわりの一品のようです。
更に嬉しいことに、これは、結構なボリュームです。
味噌ダレの濃厚な味付けと
カルビの脂のぶつかり合いです。
途中でちょっと疲れたので、タレを付けずに
一味を付けて食べてみました。
これはこれで美味しいです。

サンマはワタをリクエストに応じて、
別に香ばしく焼いてくれるそうです。
ただ、私はワタの柔らかい苦味が好きなので
リクエストはしませんでした。
炭火でじっくり焼いたので、
頭から骨まで食べられます。
今シーズン初のサンマ。
不漁との話ですが、味は大丈夫です。

驚いたのはお店のご主人。
2年も前の私をを覚えてました。
すごいです。
一人で東京から来たおじさんを、
退屈させないように、偏見なく
接客してくれます。
20年この地でやって来ているそうです。
確かにその接客姿勢には脱帽です。

今度来るのは年越し1月です。
今度も水曜日でありますように。
ご馳走さまでした。