肉好きにはたまらない巨大な豚角煮がドドドドーンとのった肉の日限定メニュー : kyuushuura-memmotoyoshida

＜料理＞
■豚そば肉の日Ver.…税込1100円
毎月肉の日（29日）だけの限定メニュー「豚そば」の肉の日バージョン。
巨大な豚こと豚の角煮が3塊ドドドドーンとのった圧巻のビジュアル。
ニンニクが効いたスープは豚脂でかなりこってり濃厚。
ニンニク大好きなので幸せなスープですが、その後人と会う予定がある場合は要注意。
麺は麺工房ミタニ製のやや加水率低めの中太縮れ麺で、二郎系寄りの気持ちワシワシとした食感で美味しい。
具は、豚とアブラ、味玉1/2個、茹でキャベツと茹でもやし、生刻みタマネギ。
メインの豚は1塊150～200gくらいと思われる巨大な豚バラ肉の角煮で、これが3個。
豚角煮と勝手に呼んでますが見た目がそうなだけで味付けはチャーシュー。
角煮らいし八角が効いた甘辛い味付けではなくラーメンの具として作られた味なのでラーメンにのっていても違和感感じず。
ラーメンの具としてはおかしいサイズ感ですが、プルプルの脂身部分も美味しいですし、繊維質な赤身部分も美味しく、要するにとても美味しい豚角煮。
アブラは豚の背脂や崩れた豚肉やらで肉率高く嬉しい。
いわゆるヤサイはキャベツ率が高いのもまた嬉しい。
全体的に重いので、清涼感のあるシャキシャキの刻みタマネギが幸せ。
原材料費及び光熱費の高騰により値上げされ1100円になりましたが、この味、ボリュームなら文句なし。
CPの良い限定メニューです。


■白とんこつラーメン…税込700円
以前は「とんこつ屋台ラーメン」という名称でしたが変更したようです。
低加水の極細ストレート麺を使用した博多豚骨系のラーメン。
具は豚バラ肉のロールチャーシューと味玉1/2個、キクラゲ、葉ネギ、焼き海苔1/4枚。
こちらも値上げを繰り返し700円になっていましたが、元が安過ぎたわけで。
このご時世にチャーシューや味玉までのって700円ならCPも良いと思います。


■黒とんこつラーメン…税込750円
「とんこつ屋台ラーメン」が「白とんこつラーメン」に名称変更されたのと同時にできた新メニュー。
「白とんこつラーメン」にマー油と白ネギを加えたものと思われます。
香ばしいニンニク油が加わることで、博多豚骨ラーメンから熊本ラーメンに変化。
少しいただいただけですが、パンチが効いていて美味しい。
博多豚骨ラーメンがいただけるお店は増えましたが、熊本ラーメンをいただけるお店は茨城では数える程しかなく。
コロナ禍で熊本にも気軽には行けないので、熊本ラーメンが食べたい時におすすめです。


■替玉…税込120円
細麺と中麺があり、細麺で。
ずっと100円で頑張っていた「替玉」も遂に120円に。
近所にできた一蘭の「替玉」なんて税込210円ですからそれでも安いのですが。
「白とんこつラーメン」に「替玉」を2玉いただいても1000円いかないので、CP良いと思います。


■辛高菜…税込50円
以前は瓶に入ったものが卓上に置いてあり無料で好きなだけ入れられましたが、有料トッピングになっていました。
券売機にはボタンはなく、着席してから口頭注文現金払いで。
あらかじめ小鉢に入った状態で用意されているものを1鉢分いただけます。
よって入れ放題ではありませんが、塩味辛味ともに強めなのでラーメン1杯+替玉くらいなら適量かなと。
有料制にすることで、無料ならと入れ過ぎて残すような不届きなお客さんも減るでしょうから、良いことだと思います。


■手作り餃子（3コ）…税込270円（サービス券持参で無料）
手作りの餃子。
通常価格270円ですが、毎月1日～10日までに来店でもらえるクーポン持参で無料に。
未食なので詳細不明ですが、美味しかったようです。

＜お店について＞（追記）
・学生証提示で麺大盛りまたは替玉（1玉）またはライス無料
・毎月9日は麺の日として麺大盛りまたは替玉（1玉）無料
・毎月9、19、29日は肉の日として特大チャーシューがのった「肉の日Ver.豚そば」メニュー（1000円）あり
・無料紙エプロンあり


＜料理＞
■チャンジロー…税込930円
2021年10月1日より発売開始となった期間限定メニュー。
こちらのお店の「長崎チャンポン」を「豚そば」風にアレンジした二郎系ラーメン。
中華鍋を振る音とカウンター席からもたまに見える炎を楽しんでいるとカウンター越しに配膳。
スープから上の見えている部分の標高は10cmあるかないかですが、白濁して中が見えないスープの中に具と麺がぎっしり入っていて、「チャンジロー」というなんちゃって感溢れるネーミングとは裏腹にそこそこボリューミー。
麺は麺工房ミタニ製の加水率高めの太平打ち麺。
オーションを使用せず精製度の高い小麦を使用し加水率を上げた二郎系の麺といった…要するに見た目が二郎っぽい普通の中華麺。
食べ始めは違和感を感じましたが、慣れてくるとちゃんぽん風のこってりだけどあっさりとしたスープとも合いツルツルもちもちで美味しい。
麺量は体感的に180gくらいに感じましたが、具が多くこってりとしたスープ故に麺量も多く感じただけかも知れません。
具はエビとイカ、豚肉、ナルト、キクラゲ、もやし、ニンジン、タマネギ、葉ネギ、コーンだったか…種類豊富で量も多め。
炒め野菜が中心でたまに焦げているところもあり香ばしく、油でコーティングされているのでなかなか冷めずずっと熱々。
湯通ししていない乾燥の刻みキクラゲの山に目が奪われがちですが、その下には細かい背脂もどさっとのっています。
ちなみに、エビは表面に並んでいる3尾で、イカや豚肉は数不明。
スープは豚骨ベースのこってりとしたスープで、食べ始めは割とさっぱりとしていますが少しずつ背脂が溶けていき後半はこってりとしたスープに。
途中で卓上の紅生姜を入れたり酢を回しかけて酸味を足すとすっきりとした味わいになり美味しくいただけました。
ただ、二郎系と比べると塩味はさほどでもありせんが、化調はかなり入っており食べ終える頃には口内がヒリヒリ。
冷めやすい茹で野菜ではなく炒め野菜なので熱々で食べるのに時間を要しましたが、食べ終えてみるとそこまでのボリュームはなく、盛りの良いちゃんぽん麺だと考えたらCP的にも悪くないと思います。


■とんこつ屋台ラーメン…税込660円
お店の人気No.1メニュー。
麺工房ミタニ製の低加水の極細ストレート麺を使用した博多豚骨系のラーメン。
少し前まで税込600円だったはず…と思ったら、2021年8月1日に価格改定されていたようで貼り紙がありました。
麺の茹で加減はバリかたで。
なお、こちらのお店のバリかたの茹で時間は5秒です。
ラーメンショップのような水色の丼。
白濁したスープの上には豚バラ肉のロールチャーシューと味玉1/2個、キクラゲ、葉ネギ、焼き海苔1/4枚。
今回私は未食なので詳細不明ですが、食べた者曰く、麺量が少なかったと。
確かに、食べ始めて3分くらいで麺を食べ終えて「替え玉」コールしていましたが。
ただ単にお腹が空いていてあっという間に食べきってしまったのか実際に少なかったのかは謎です。


■しょう油ラーメン…税込660円
麺工房ミタニ製の中細縮れ麺を使用したしょう油スープのラーメン。
具は豚バラ肉のロールチャーシューと味玉1/2個、ナルト、長ネギ、焼き海苔1/4枚。
背脂入りの「こてこてしょう油ラーメン」ではありませんが、少量の背脂が浮いていました。
こちらも私は未食なので詳細不明ですが、「替え玉」コールしていたので美味しかったのだと思います。
なお、こちらの標準の麺は中細麺ですが、「替え玉」については中細麺（中麺）か細麺かを選ぶことができます。


■替玉…税込100円
注文すると1分と待たずに、お椀に入った状態でいただけます。
茹で加減に指定がある場合は注文時に口頭で。
何も言わないと通常の茹で加減（茹で時間15秒）での提供となります。
ちなみに、学生は学生証提示で1玉のみ無料でいただけます。

＜お店について＞
こちらは中華そば浜田屋グループの博多系の豚骨ラーメン店。
スタッフは男性1名の時もありましたが、女性スタッフ2名率の方が高いです。
注文は食券制で、入口を入ってすぐ左手にある券売機で食券を購入してから着席。
お冷やとおしぼりはセルフサービスで。

・駐車場
店舗前に2台分と、店舗向かって右側の砕石敷きのスペースに6台分。

・席構成
厨房を囲むかたちでL字型にカウンター15席
（幼児用ハイチェアー1台あり）

・その他
卓上には辛子高菜や紅生姜、白ゴマ、ラー油、酢等の他、
おろしにんにくやからし、ウスターソースやマヨネーズまでもがありましたし、
ボックスティッシュもありました。
灰皿はなかったので、全席禁煙なのかも知れません。


＜メニュー＞
券売機にはボタンに料理写真が載っているので、メニューを決める際の参考になります。
ラーメンはベースが、豚骨・しょう油・味噌とありますが、九州ラーメンが売りのお店ですし、
券売機の黄金ボタンである左隅のボタンも「とんこつ屋台ラーメン」（550円）ですので、
やはり王道はとんこつベースのラーメン。
ラーメン以外にも「長崎チャンポン」や「長崎皿うどん」、「魚系つけ麺」…等々の麺類メニューもありましたし、
「焼豚チャーハン」（650円）や「焼肉丼」（480円）といったご飯物もありました。
また、終日780円～1050円までの6種類のラーメンセットもあり、こちらのセットに付けるラーメンは、
　・とんこつ（細麺）
　・こてこてとんこつ（細麺）
　・しょう油（中麺）
　・こてこてしょう油（中麺）
の4種類から選択可能。
今まで、セットのラーメン「とんこつ（細麺）」は単品メニューの「とんこつ屋台ラーメン」と同じで、
同じくセットの「こてこてとんこつ（細麺）」は単品メニューの「こてこて屋台ラーメン」と同じ
だと勝手に思い込んでいたのですが、どうやらセットにつくラーメンにはチャーシューが付かないようです。
だからあえて単品とセットのラーメンでは微妙にメニュー名が違うのか…と納得。
替え玉は細麺、中麺ともに100円で、こちらは着席後に現金での支払いも可能。


＜注文方法＞
入口入って左手にある券売機で食券を購入し、好きな席に着席。
その際に食券を渡し、麺の茹で加減やセットの場合どのラーメンにするかとうを口頭で注文。
セットのラーメンは券売機脇の壁面やカウンター席に貼ってある表に記載された番号で注文。
詳細を記載するのはやめておきますが、セット物のラーメンを注文する際、
お店の方が不自然なほど商品名ではなく番号での注文にこだわっているように感じられたのですが、
それはきっと単品注文品とセットでは出てくるものが違うからなのでしょう。
「とんこつ屋台ラーメン」だと思ったら出てきたラーメンにはチャーシューがのっていない…どういうこと？？
とならないために、もしくはなってしまっても正当性を主張できるよう、料理名で確認しているのかな…と。


＜料理＞
■つけ麺…780円＋クーポン利用でチャーシュー1枚追加
「とんこつ屋台ラーメン」等こちらのメインメニューと同じ低加水の極細ストレート麺を使用したつけ麺です。
つけ汁は乳化したクリーミーな豚骨スープに魚粉を大量に追加したような味わい。
スープが茶色く見えるのは表面に浮かぶ魚粉のためで、スープそのものは白濁した豚骨スープ。
なのでお箸でちょっと混ぜるだけで中からは白濁したスープが現れます。
また、その大量の魚粉のさらに上に浮かぶのは背油。
まろやかなライト豚骨と魚粉の組み合わせ、
塩分濃度も高く最初は違和感を感じたものの慣れるとなかなか美味しく、
何よりこちらの低加水の極細麺に合います。
極細麺なので、塩味が薄いと物足りなく感じてしまうのかも知れません。
この低加水の極細麺は、つけ麺の麺としてはかなり珍しく、
啜り始めはそうめんのような錯覚にも陥りますが、
パツパツとした歯切れの良さや噛みしめた時の食感、香りはやはりかん水入りの中華麺。
パッと見はそれ程量があるようにも見えませんが、
極細麺とはいえ標準で2玉なので決して少なくはありません。
つけ麺の麺ですのでかためもどうかと思い茹で加減は特に指定しなかったものの、
これならやはりかためコールしておけば良かったかな…と思える気持ちやわらかめの茹で加減。
トッピングは、
　・豚バラ肉ロールチャーシュー
　・味玉1/2個
　・きくらげ
　・ナルト
　・焼き海苔
　・万能ネギ
で、チャーシューは厚さ8mm程のものが標準で1枚。
今回は情報誌のクーポン利用で1枚追加したので2枚のっています。
そこそこ厚みがあるものの脂身部分が多いバラ肉なのでとてもやわらかく、
写真を見ての通り1枚は配膳時からバラバラになっていました。
塩味控えめで甘味がある薄めの味付けは好みなのですが、
常温なのでそのまま食べると脂のぬちゃっとした感じがあって微妙…
つけ汁に浸してからいただくとその点は改善されるもののそうするとつけ汁の温度がグンと下がるので、
見た目の豪華さはなくなるもののチャーシューは最初からつけ汁に入っていた方が嬉しいかな…とも。
味玉は黄身がややゼリー化した半熟で、中までしっかりと味が染みていてなかなか美味しい。
きくらげのコリコリ感も良いアクセントとなっていますし、
チャーシューに隠れていますがそこそこ量があった刻み万能ネギがまた良し。
やはり、博多豚骨系のスープにはこの万能ネギが合います。
焼き海苔とナルトはビジュアル的にはあった方が良いですが、味の面ではなくてもよいかな…と。
低加水の極細麺でいただくつけ麺、
私が低加水の麺が好きと言うこともあり個人的にはありだと思います。


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2012年6月
■Aセット（ラーメン＋チャーハン）＋半熟味付け玉子…850円＋150円
・こてこてとんこつラーメン
待つこと5分弱での着丼。
先客はいませんでしたが、同時配膳のチャーハンを作るのに時間がかかったためか、
極細麺の割に時間がかかった気がします。
出てきたのは豚骨のコラーゲンで乳化している白濁したとんこつスープ。
その上から、これでもかってくらい背脂がチャッチャされていて、直径5mm程の背脂の塊が層をなしています。
“こてこて”というのは背脂増しのことなのですね…。
とんこつスープそのものが濃厚なのかと思っていたので、これは残念。
スープそのものはノーマルの「とんこつラーメン」と同じと思われ、とんこつそのものの味やコクはやや薄め。
薄いので当然獣臭さ等もありませんが…もう少しとんこつスープならではのコクというかミルキーさが欲しいところ。
麺は低加水で小麦感のある極細ストレート麺。
かためでお願いしたのですが、かたさ普通。
同時着丼で同じかためでお願いした「とんこつラーメン」は少しだけ芯が感じられる個人的にはベストな茹で加減だったので、
同時に何品か注文の場合は麺あげのタイミングの問題でブレがあるのかも知れません。
具は、
　・キクラゲ
　・青ネギ
　・焼き海苔
　・半熟味付け玉子（標準で1/2個。+150円で追加したの計1.5個）
トッピングとして追加した半熟味付け玉子は黄身がゼリー化していて味付けもちょうどよく美味しかったです。
単品メニューの「こてこて屋台ラーメン」との違いはこちらはチャーシューがのっていない点。
トッピングの「チャーシュー」は3枚で190円と安いので、肉が欲しい場合はトッピングで追加するという手も。
ただ、そうなると安くはないセット（850円＋190円＝1040円）となってしまいますが。
物足りなさを補う意味もあり数口食べたところで卓上にある無料食べ放題の「辛子高菜」や「紅生姜」を投入。
「辛子高菜」は茎の部分の感じられる割りとしっかりとしたピリ辛のもので…なかなか美味しいです。
「紅生姜」は赤色○号が入っていると思われる真っ赤なものですが、やはりとんこつスープには合います。
後半はさらにすりおろしニンニクを投入してある意味濃厚なスープにしていただきました。
とんこつスープそのものは薄いものの背脂がきついので、辛子高菜や紅生姜はさっぱり感が増して合います。
低加水の極細麺とはいえ、ライト豚骨で背脂がたっぷりということもあり、
博多を始めとする九州のラーメンというより横浜の家系ラーメンのように感じられてしまいました。
ちなみに、実は今回、前日まで博多にいた主人と訪問したのですが、
こんな背脂が浮いているラーメンは博多とんこつラーメンではないと言っていました。

・チャーハン
セットのチャーハンにしてはボリュームがあります。
半チャーハンではないのですから当然なのかも知れませんが。
具は玉子がほとんどでナルト、チャシューも少しだけ入っていました。
以前は少し塩味が強く感じられましたが今回はいい塩梅。
その代わり少し油がきつかったですが、パラパラの炒め加減で総合して考えると美味しいチャーハンでした。


■とんこつ屋台ラーメン…550円
こちらのお店の基本となるラーメン。
「こてこてとんこつラーメン」程ではないものの、こちらも表面には背脂が浮かんでいます。
スープそのもののとんこつは薄く、それを背脂で補っている感じ。
麺は「こてこて」と同じ低加水の極細ストレート麺。
具は、
　・豚バラロールチャーシュー
　・キクラゲ
　・青ネギ
　・焼き海苔
　・半熟味付け玉子1/2個
基本的には先述の「こてこて」と同じですが、こちらはセットのラーメンではないのでチャーシューが付きます。
豚バラ肉のロール状のチャーシューで、厚さは8mm程。
お箸で摘むとほぐれてしまうくらいトロトロで好みのタイプ。
美味しいチャーシューですね～。
今まで、セットのラーメンと単品のラーメンは同じだと思い込んでいたので気にもしませんでしたが、
セットのラーメンだとこのチャーシューが付かないというデメリットは大きいと実感してしまいました。


■半ライス…100円
少し大きめの男性用ご飯茶碗山盛り一杯分のライス。
全然“半”ではない気がするのですが…こちらのお店ではこれがライスの半分量なのでしょう。
こちらのお店はセットメニューも充実していますが、
このノーマルのライスでも辛子高菜とスープをかけて「かけ飯」としていただいてもスープが薄い分美味しいので、
ラーメン単品にこの半ライスを付けるだけでもかなりお腹は満たされると思います。