景山の北京料理がリーズナブルにいただける穴場 : Kei zan

＜お店について＞
平成11年にオープンした茨城県市町村会館1階にある中華料理店。
京成ホテルに入っている北京料理がメインの中国料理 景山の支店。
市町村会館の正面玄関から入って左奥にあるのがこちらのお店。
建物の外に看板はありませんし、茨城県市町村総合事務組合の公式HPにものっていないので、
知る人ぞ知る…というか、市町村会館に勤める方々の社食のような位置づけなのかと。
店内はオルゴール調の音楽が流れた落ち着いた雰囲気。

・駐車場
100台分程

・席構成
テーブル席…2名がけ3卓程、4名がけ8卓程の他、入口付近別エリアに5,6卓あり
店内奥に個室あり

・その他
毎週金曜日は女性限定デザートサービス


＜料理＞
■曜日限定 湯麺ランチ（スーラー湯麺）…税込820円
今回注文したのは、曜日によって決められた麺料理のメニュー。
　・月曜日…月替り湯麺
　・火曜日…スーラー湯麺
　・水曜日…担々麺
　・木曜日…広東麺
　・金曜日…月替り湯麺
この日は評判のスーラー湯麺がいただける火曜日でしたので、こちらを注文。
13時過ぎで客もまばらであったためか10分と待たずに配膳されました。
メインのスーラー湯麺に、サラダとザーサイ、杏仁豆腐が付きます。
サラダはレタスメインに水菜や角切りトマト、コーンがのったものでドレッシングがかかっています。
ザーサイは自家製なのか不明ですが、薄味で食べやすい味付け。
スーラー湯麺は、当然作り立てで熱々。
熱々の餡がたっぷりとのっており、見るからに美味しそう。
辛味は控えめですが酸味はしっかり効いており、且つ旨味もありとても美味しい餡。
具は、豆腐、豚肉、ハム、玉子、椎茸、三つ葉…等々。
豆腐は長さ最長10cm程の細長い棒状にカットした絹豆腐がたっぷりと。
崩れて短く切れてしまっているものもありますが、ほとんどは長いまま。
よくこの形状を保てているなぁ…と感心。
豚肉はもも肉のようなしっかりとした食感。
ハムは側面が赤く…チョップドハムでしょうか。
そしてトップに盛り付けられた薬味の割に多めの三つ葉がとても素晴らしい。
この三つ葉の香りがたまりません。
その熱々の餡の底に沈む麺は加水中程度の細麺。
恐らく本来はツルツルとしたのど越しの良い麺と思われますが、
粘度の高い餡が絡んでいるためそののど越しを楽しむことはできず。
いや、そののど越しを楽しむべく強引に勢いよく啜ったら喉を火傷しかけました。
麺量は150g程と思われますが、未確認。
このお値段でいただけるスーラー湯麵としてはかなりCPも良いと思われます。
そして最後はシロップ漬けのミカンや黄桃がシロップごとのった杏仁豆腐で締め。
なめらかで美味しい杏仁豆腐でしたので、シロップがない方がより美味しい気も。
ただ、このお値段でデザートまでついてくるというのは素晴らしいと思います。