店名 |
Kaniya(Kaniya)
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类型 | 日式小酒馆 |
预约・查询 |
029-231-1820 |
预约可/不可 |
可预订
・予約は営業時間のみとなります。 |
地址 |
茨城県水戸市宮町2-5-38 |
交通方式 |
水戸駅北口から徒歩5分 距離水户 375 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算(评价总数) |
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付款方式 |
无使用卡 无使用电子钱 无使用二維码支付 |
座位数 |
20 Seats ( 1階全席カウンター:20席 2階座敷:25名程度(事前予約要・宴会可)) |
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个人包厢 |
不可能 |
包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
可全面吸烟 自2020年4月1日起,有关被动吸烟对策的法律(修订后的《健康促进法》)已生效,因此请在访问前与餐厅联系,并且可能与最新信息有所不同 |
停车场 |
不可能 店前及び近隣にコインパーキングあり |
酒水 |
有日本清酒,有烧酒 |
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料理 |
对鱼类料理讲究 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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关于儿童 |
お子様同伴は可能ですが、全席喫煙可となっておりますのでご注意下さい。 |
网站 | |
备注 |
裸電球にコの字のカウンター |
昭和21年(1946年)創業、水戸の鮮魚・かに・貝の老舗居酒屋、「かにや」さんに会社の同僚と待ち合わせで、土曜夕方17時に伺いました。週末は予約でほぼいっぱいになるようなので、予約は必須です。私も勿論予約して伺いました。
お店は、水戸駅北口から徒歩5分ほど。水戸東照宮の大鳥居をくぐって右に折れ、50m程先左側にあります。なんせ創業77年も経つお店、終戦の翌年の創業ですからね。お店の外観もそれはそれは昭和の風情漂う見事な佇まい。
ガラガラっと引き戸を開けて入ると、一番乗り。天井からは裸電球が3個ぶら下がり、ちょっと薄暗い感じが雰囲気を出しています。店の奥は調理場になっていて、中央には大きなコの字カウンターがぐるりとあります。なお、メニューは壁に貼ってあるものだけで、メインの日替わりメニューは、黒板にチョークで書かれています(メニューは撮影不可)。
予約した名前を告げて、カウンター席に座ります。同僚が来るまで暫し待機。程なくして同僚が到着して飲み会の開始。今回は以下のメニューを頼みました。
【サッポロラガービール赤星(中瓶)】@?
私は赤星で、同僚は生ビール。今回もいいお店で美味しく飲める幸せに乾杯!男は黙ってサッポロビール(by 三船敏郎)、ん〜美味いっ!ちなみにお通しは、キャベツの漬物と鯵か何かの干物をほぐしたもの。渋いね。
【サッポロ生ビール】@?
店の方が丁寧にジョッキに注いでくれています。同僚が飲みましたが、間違いな美味さですね。
【気仙沼産 戻りガツオ】@2420
そろそろ戻りガツオも終わりの時季。終盤の戻りガツオを頂きましょう。大きくて分厚いカツオの刺身が6切れもあって、見るからに美味しそう。適度に脂ののったカツオは、ねっとりとした歯応えで旨味がとても濃厚。正直ここまで美味いカツオは中々ありません。めっちゃ美味いです!生姜とニンニク両方を使って頂きましたが、日本酒との相性は最高でした。
【北海道産 本ズワイガニ(特大)】@16500(時価)
本日のメインは、かにやさんの主力メニューの「蟹」。これが食べたくて伺った訳ですね。蟹は当日の仕入れ次第で産地や種類が変わり、値段も大きく変わるようです。今回は「本ズワイガニ」の大と特大、それに特大の毛蟹です。毛蟹も食べたいところですが、今回は思い切って「本ズワイガニ(特大)」@16500をお願いしました。
注文すると、ご主人が甲羅を開け、足と腹にザクザクと包丁を入れて食べやすく分割してくれます。お皿に盛られた姿を見ると、さすが特大、、、で、でかい!脚も太くて立派。10本の脚は甲羅の中の根本部分からカットしてあるので、簡単に食べられます。カニ味噌も付いていて、カニの足の身と一緒に食べましたが、これが言葉にならない絶品の美味しさ!カニのつけだれもありましたが、カニの旨味が濃厚なので、タレ無しでそのまま頂きました。
途中でお店のお母さんがカニを剥いてくれました。道具は使わず素手でバリバリと蟹の身を取って山積みされていきます、さすが蟹達人の手さばき。あっぱれ、お見事です!今回は、ホントに美味しい蟹をたっぷりと頂き、誠に感動的でした。
【一品 辛口(熱燗)】@400
「かにや」さんで熱燗を頼むと、一升瓶からお酒を黒ずんだヤカンにドボドボ注いで、ガスコンロで温めた後にコップに注いでくれます。コップには表面張力でギリギリまで注いでくれ、最初は口を近づけてズズッと飲むのが「かにや」の流儀。男も女もワイルドです。ちなみに同僚は5杯くらい飲んでました(笑)。なお、「一品」は寛政二年(1790年)創業の水戸の蔵元。水戸ではお馴染みのお酒です。
【純米大吟醸 郷の誉】@720
冷酒も飲むのは熱燗と同じコップ酒。一升瓶で直接コップに表面張力ギリギリまで注いでくれます。「郷の誉」は、茨城県笠間市の「須藤本家酒造」さんのお酒で、平安時代から850年以上の歴史がある、日本最古の蔵元。味に深みはありますが、優しく飲みやすいお酒でした。
【キンキ煮付け】@3960
注文を受けてから煮るので、出来上がるのに少々時間は掛かりますが、出来立てのキンキの煮付けは、ふっくらトロトロ!脂もめっちゃのっています。やや濃い目の味付けで、とても美味しいものでした。お酒にもご飯にもピッタリですね。
【芋焼酎(お湯割り)】@?
壁のメニューには麦焼酎しか表示されていませんが、お訊きしたら芋焼酎もありました。お湯割りをお願いしたので、きっとヤカンでお湯を温めて芋焼酎と割ったのでしょう。かなり熱々の芋焼酎のお湯割りでしたが、美味かったですね~。ちなみに芋焼酎のブランドも値段も訊き忘れ、写真も撮り忘れました(笑)。酔っぱらってますね。
【真鱈白子】@1320
そろそろ旬の時期を迎える真鱈の白子。軽く湯通しして頂くことが多いと思いますが、新鮮な白子は生で食べられるんですね。生の白子は初めて頂きました。食べると、舌の上でとろける様なトロトロ食感で、めっちゃクリーミー。甘みのある旨味が感じられ、此方も酒の肴にとてもいいアテです。
【肉厚ワカメ】@495
シンプルな肉厚の生ワカメ。さっぱり酢醤油で頂きます。ヘルシーだし、箸休めにも丁度いいお味です。
…以上が今回の注文でしたが、実は他にも、『うなぎ白焼き、真だこ刺身、天然本まぐろ、くじらスタミナ焼き、生うに、焼きはまぐり』等々、めっちゃ食べたいメニューがまだまだあります。とは言え、さすがに胃袋は限界。また次の訪問までのお楽しみですね。
たっぷりと蟹と魚を堪能した「かにや」さん、味の素晴らしさはレビューしてきた通りですが、店にあまり電気製品が無いというのも特徴です。テレビやBGMも無し、もちろん電子レンジもありません。きっと殆どのものが創業当時の頃と変わらずやっているものと思います。その敢えて変わらないことの素晴らしさ、余計なものが無いことの心地良さを教えて頂いたような気がします。
もうひとつの特徴は、この狭い「コの字型カウンター席」。隣のお客さんとの距離が近く、時折り肩や腕が触れ合う密着感です。この密着感は、まさに昭和のガード下の飲み屋、赤提灯屋台にも通じる、不思議な心地よい窮屈さです。「袖振り合うも多生の縁」とも言いますが、実際、私たちもお隣の男女お二人連れと色々お話しさせて頂き、大変楽しく盛り上がってしまいました。
まったくもって、味・雰囲気・サービス、いずれも最高の飲み屋だと思いますね、これぞ名店!
また伺います、ご馳走様でした~!