中国で大人気・中華ブリトーの隠れた名店に再会
2023年1月15日(日)、女化にある酒屋「松蔵屋」さんで「まつくらマルシェ」が開催されました。
そこに来ていたキッチンカーでおいしいものをいただきました。
「パンさんの店」さん。Instagram⇒@pansannomise
つくば市松代にオープンした中華料理店。
実店舗はテイクアウト専門店。
そのキッチンカーは、いま中国で大人気のスナック「煎餅菓子」のお店です。
「煎餅菓子」は日本のせんべいとは無関係。
クレープに具材を挟んだようなもの。このお店では中華ブリトーと言ってます。
山東省で生まれ、天津、北京を経て、いま中国で大人気で、世界へ広がっています。
日本では2019年末に横浜中華街に初登場し、限られた店でだけ食べられます。
そんな「煎餅菓子」のお店がこのキッチンカーです。
※以前は「茨城県唯一」と書きましたが、つくば市にも煎餅果子のお店「一壺茶」さんがあるので訂正します。
「煎餅菓子」のサンプルがあります。まぁ、こんな感じ。
このお店の煎餅菓子は、中国人留学生の間で口コミで広まって、東京から食べにくるという隠れた人気店です。
本場中国の煎餅菓子に近い、というのが留学生に人気の理由らしい。
モチっとした生地が本場の味の近さ。
秘密は、つくば産の小麦・ユメシホウ100%を使用しているから。
ユメシホウはパン用の小麦で、グルテンが多いから、モチッとしっかりした生地になるみたいです。
煎餅菓子は、横浜中華街や東京に専門店が誕生しました。しかし現在は休業状態みたい。
店舗を構えるのは難しい、ってことでしょうか。
そうすると、このお店の存在はますます貴重になってきてますよ。
手抓餅や中華ドッグもあります。どっちも未食。
手抓餅は、台湾屋台のスナック。生地に油の層が幾重にも織り込んであるので、クロワッサンのような食感に焼きあがるそうです。
中華ドッグは、フランクフルトにタマゴを巻いこの店オリジナル。
ドリンクも各種。
おや、メニューがずいぶんと増えたんじゃない?
メニューは変わってないそうです。
以前は具材の種類を列挙していましたが、わかりにくいので、それぞれをベースとプラスのトッピングとに分けて書いたから、増えたように見えるんだって。
あれ?「肉末」って、以前にはなかったよね?
「肉末」ってなに?
「肉末」(ロウモー)は、中国語で肉そぼろのこと。
鶏肉を細かく裂いて、さらにソボロ状にしたものだって。
へぇ、どんなものだろ。
ということで肉末の煎餅菓子を1つオーダー。
辣油の辛さを選べます。
今回は控えめにして「辛さ多め2/3」にしました。
煎餅菓子は、焼き上げるまで少々時間がかかります。
焼き上げから完成までの写真のパネルがあります。
皮の焼き上げから煎餅菓子を作成する工程は面白いですよ。
「鏊子」(アオズ)と呼ばれる丸い鉄板の上で皮を焼きます。
前回の記事をご覧ください。
◆肉末煎餅菓子
こっちが表側。卵の黄色とネギの緑、胡麻の黒が表面に散らばっていてキレイです。
折り目がある裏側。
断面。キャベツや肉末がいっぱい。揚げ煎餅も入ってる。
キャベツのシャッキリ食感、モチっと柔らかい皮、パリッとした揚げ煎餅のアクセント。
肉末がうまい!肉の味が凝縮されている感じ。
そして自家製のタレが、スパイシーな味噌味で旨いんですよ。
そこに自家製辣油のピリッとした辛さ。
肉末は前回のウインナーよりも旨いよ。
これはオススメですね。
ごちそうさまでした。
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茨城初上陸!いま中国で大人気の中華ブリトー=煎餅菓子がキッチンカーで
いま中国で大人気のスナックを提供してくれるお店をご紹介。
「パンさんの店」キッチンカーさん。Instagram⇒@pansannomise
つくば市松代にオープンした中華料理のテイクアウト専門店のキッチンカー。
この日は11時から、ひたちの整形外科さんの出入口脇に出店です。
わたしの勘違いがあって(詳しくは後述)、夜に再訪しました。
キッチンカーの中にはご主人のパンさんがいます。ちなみにパンさんは日本人ですよ。
つくばの本店や「パンさん」命名の由来については前回の記事をご覧ください。
今回のお目当ては、キッチンカーのイチオシメニュー、煎餅菓子。
「煎餅菓子」って、なんだ?
パリパリしたせんべい?甘いせんべい?
いいえ、全然違うんです。日本の「せんべい」とは無関係。
クレープに具材を挟んだような中国のスナックです。
山東省で生まれ、天津、北京を経て、いま中国で大人気のスナック。世界へ広がっています。
日本では2019年末に横浜中華街に初登場。限られた店でだけ食べられます。
そんな「煎餅菓子」のお店がこのキッチンカーです。
※以前は「茨城県唯一」と書きましたが、つくば市にも煎餅果子のお店「一壺茶」さんがあるので訂正します。
その美味しさが中国人留学生の間に口コミで広まり、わざわざ東京から食べにくる、という隠れた人気店。
さっきの写真の2人も中国人らしかった。
人気の理由はモチっとした生地。
本場中国の煎餅菓子に近い、というのが留学生に人気の理由らしい。
つくば産の小麦・ユメシホウ100%を使用しているから。
ユメシホウはパン用の小麦で、強力粉がつくれます。グルテンが多いから、モチッとしっかりした生地になるんですね。
このお店では煎餅菓子を中華クレープじゃなく「中華ブリトー」と呼んでます。
生地の中に、いろんな具をいっぱい入れているからですね。
デフォルトの「具なし」でさえ、玉子、ゴマ、小ネギ、揚げた煎餅、キャベツ、マヨネーズ、自家製タレ、自家製ラー油が入ってます。
さらにトッピングをいろいろプラスできます。
スタンダードはウインナーですって。
辛さは辣油の量で違っている。
なし(0)、辛さ少し(1/3)、辛め(1/2)、辛さ多め(2/3)、激辛(1)、鬼辛(1・1/2)、地獄(2)は無料。地獄の上(3)は+100円です。
このお店の辣油は自家製で、食べる辣油みたいに美味しいです。
もうひとつのフードは「手抓餅」。
こっちは台湾の屋台で売られている軽食で、これもいろいろとトッピングできます。
【クロワッサンのような生地】ですって。
生地に油の層が幾重にも織り込んであるので、クロワッサンのような食感に焼きあがるそうです。
タピオカや果実ティーもあります。
ということで、今回はウインナー入りの煎餅菓子を辛めでオーダーしました。
カミサンと食べるから、辛さを抑えました。
オーダーを受けると、パンさんが焼き始めます。
「鏊子」(アオズ)と呼ばれる丸い鉄板を熱して、小麦粉の生地を薄く均一に広げる。
卵を割り落として広げ、ネギ、ゴマなどを振りかける。
生地がひっくり返して、自家製タレを薄く塗る。
揚げ煎餅、キャベツを置く。
キャベツの下に生地を揚げた「揚げ煎餅」があります。
トッピングのソーセージをのせて、マヨネーズ、自家製ラー油を加える。
生地を折り畳んで、完成です!
◆煎餅菓子
羽の生えたパンダのロゴマークがついた紙製のパッケージに入っています。
折りたたんだ側。
反対側は卵の黄色とネギや胡麻が表面に散らばっていてキレイ。
この姿を見せるために生地を一度裏返すんですね。
具材が詰まっていてかなり分厚いです。
半分に切った断面。キャベツや揚げ煎餅、ソーセージなどがいっぱい入ってる。
皮がモチっとして柔らかく、揚げ煎餅がパリッとした食感の変化を加えます。
自家製のタレは、味噌味らしいけど、スパイシーで美味しい。
このスパイシーさがエスニックで、南アジアのカレーや南米のサルサみたいな風味です。
こいつは大いに気に入ったから、また食べたい!
「手抓餅」も食べてみたいな。
ごちそうさまでした。
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冒頭に書いたわたしの勘違いについて。
つくば市にある「パンさんの店」のメニューは日によって違っていて、毎日、SNSで発信されます。
インスタで発信されたこの日のメニュー。
以前から食べたーい!と思っていた豚豚足が登場。
しかも牛久市内にキッチンカーが来る、というので、キッチンカーで買おうと思いました。
お店に着いて、パンさんに元気よく言いました。
「トンソクありますか?」
「ごめんなさい、ないんです。」とパンさん。
「えーっ、もう売り切れたの!」(*゜Д゜*)ェ…
「いえ、豚足はつくばのお店にはあるけど、キッチンカーにはないんです。」
あーっ、そうなんだぁ。
インスタにアップされるメニューは店舗用。
キッチンカーのメニューは記事で紹介したように煎餅菓子や手抓餅など、全く別。
この日はつくばに行くのがちょっと大変なので、豚足は断念。(*´ο`*)=3
夕食用に煎餅菓子を買うため、夕方に出直したってわけ。
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つるもち食感の涼皮と焼き小籠包は上海グルメ、そして鶏の・・
つくば市松代にオープンした中国料理のテイクアウト店が面白い。
場所は、国道408号の松代交差点の北側、セブンイレブンの奥の方。
2階建住宅の前に幟が立ったキッチンカー。駐車スペースの奥にある小さなプレハブが店舗。
【中国家庭料理テイクアウト】「パンさんの店」さんです。
駐車場の場所や店名の由来等については前回の記事をご覧ください。
キッチンカー営業がメインですが、店舗営業もしています。
SNSで営業時間やメニューを確認してから行きましょう。インスタで予約もできますよ。
今回は、食べてみたい!という料理があってやってきました。
1つは「涼皮」(リャンピ)という料理。
涼皮は、小麦粉や米粉の生地を「皮」のように広く伸ばして茹でた麺で、今まで見たこともない珍しい料理。だからぜひ食べてみたかったんです。
そしてこれが、予想以上に驚きの麺でした。
もう1つは・・・それは記事を読んでのお楽しみ。
インスタにアップされた今日のメニュー。珍しい料理がいろいろあります。
メイン料理が涼皮(リャンピ)。
一品料理が、翡翠(ひすい)水餃子、焼き小籠包、レモン鶏、レモンもみじ、酸菜・春雨・肉炒め。
箸やすめが、酸辣ジャガイモ、レンコンマリネ、キュウリの漬物、茄子ニンニクパクチーの漬物。
今回は、涼皮(リャンピ)、焼き小籠包、そしてレモンもみじを購入しました。
◆焼き小籠包
上海のB級グルメ、焼き小籠包。
焼き小籠包って、焼いた小籠包と思っていたら、全然違うんですね。小籠包とは無関係。
中国名は、上海では「生煎饅頭」、あるいは略して「生煎」。一般には「生煎包」(シェンジェンパオ)とか、台湾では「水煎包」(シュイジエンパオ)とも言います。「煎」は薄く油をひいて焼くという意味で、「生煎」は蒸し焼きという意味です。
小籠包は、皮がとても薄くて、その中にスープゼリーが入った肉あんが入ってます。
でも焼き小籠包は、半発酵させた生地が少し厚く、餡は肉。それを餃子みたいに蒸し焼きにします。
焼き餃子に近いんだけど、形が小籠包に似ているので、日本では「焼き小籠包」という名がつけられたんです。
おや、緑色の皮ですよ。このお店の焼き小籠包は、水餃子と同じ皮を使っているんですって。
翡翠(ひすい)水餃子と呼ばれる緑色の皮は、青菜(たぶんホウレンソウ)を練り込んだものです。
焼いた包子(パオズ)ですね。
モチっとした皮の中に肉が入ってます。肉餡に味がついているのでこのままいただけます。
小さな一口大の焼き餃子って感じです。
◆涼皮(リャンピ)
オーダーのときに、辣油は要りますか?パクチーは要りますか?と聞かれます。
ラー油はかけてもらって、パクチーは別に付けてもらいました。
プラスチック容器のフタがしっかり閉まっているんだけど、どうやって開けたらいいのか、なかなかわからなくて苦労しました。(*´ο`*)=3
麺の涼皮は、パン用小麦品種のユメシホウ100%の小麦粉を使った自家製麺です。
細切りのキュウリがトッピングされ、自家製ラー油が少しかかってる。そして豆腐みたいな四角い具材もある。
麺を長さ半分のところ箸でつまんだところ。
透明感のある麺で、中華麺とは全然違って、ツルンとしてモチモチ感がある。フォーなどのライスヌードルに近い食感です。
麺の下に中華風胡麻ダレ(麻醬)がある。
タレと麺、そして具材を混ぜ合わせていただきます。
ツルンとした独特の食感にゴマだれがからんで、軽い食べ心地の麺が美味しい。
とんちゃんは、別容器でもらったパクチーをトッピングしていただきました。
パクチーは中国語では香菜(シャンツァイ)。これがあった方が断然、中国料理っぽいですよ。
涼皮も豆腐のみたいなものも不思議な食材なので、インスタで質問してみました。
すると驚きの回答が返ってきました。
・小麦粉と水をこねて作った生地を水で洗い、水に沈下したもので涼皮を作る。
・生地を水で洗って残ったものが豆腐のようなもの。
生地を水で洗うと、小麦粉内のデンプンが生地から分離して水の底にたまります。
そして手元には、デンプンが抜け出たグルテンが残ります。
水の底に沈下したものは小麦デンプン。そして残ったのものグルテン。これを蒸せば生麩です。
涼皮はグルテンを除いた小麦粉デンプンから作った麺。だからライスヌードルに近い食感なんですね。
そして豆腐のようなものはグルテン。生麩ですね。
◆レモンもみじ
「もみじ」は鶏の足のこと。
「足」というより「足の指」の部分を煮て、タレに漬けたもの。
筋肉はなくて、骨の周りにある皮と腱だけで、ゼラチン質いっぱい、コラーゲンいっぱいの部分です。
中国では人気の食材で、値段も高いんですって。
でも日本人には食品としての馴染みが無い。それどころか、見ただけで身の毛がよだつ、鳥肌が立つ、なんて人がいそうです。
唐辛子入りの辛い醤油ダレに漬けこんであって、レモンの酸味が効いている。
ピリ辛で、かなり旨い!酒の肴にはとってもいい。
カミサンは焼き鳥の鶏皮は好きです。
でもこのモミジは、しばらくジーっと眺めてから、パス!でした。(^∇^)
皮と軟骨が旨いですけど、骨が細くて小さいから、食べるのがなかなか面倒。
豚骨とは違って骨が小さく、食べた後は細かな骨の山になります。
ということで、今回はちょっと変わった中国料理をいただきました。
お店の人曰く、豚足が人気なんですって。2時間かけてじっくり煮込んだ豚足は、中国人留学生に大人気だそうです。
次回はぜひ豚足を食べたい!インスタで予約してお店に行こうっと。
ごちそうさまでした。
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中国家庭料理のテイクアウト店がオープン!料理人のパンさんは日本人だよ
つくば市松代に中国料理のテイクアウト店がオープンしました。
キッチンカー営業がメインで、店舗営業は限られてます。
SNSで開店時を確認してお店に行ってみました。
場所は国道408号の松代交差点の北側
右手にセブンイレブン、左れに「らーめんいっとく」さん、さらにその左には「珍來つくば松代店」さんがあります。
セブンイレブンの駐車場の北隣。お店の上部だけがのぞいて見えます。
ぐるっと回りこむと・・・2階建住宅の前にキッチンカー。
そして駐車スペースの奥にある小さなプレハブがお店です。
【中国家庭料理テイクアウト】「パンさんの店」さん。羽の生えたパンダがトレードマークです。
昨年7月にはキッチンカーを営業開始し、今年7月にこの店舗がオープンしました。
お店には、料理人のご主人と日本語が堪能な販売担当の奥様がいらっしゃいます。
この店を経営しているのは日本の酒を中国に輸出している大金森(株)という会社。
その会社が中国人のパンさんご夫婦を雇ってキッチンカーを経営している、と予想していました。
しかしよくよく伺ったら、全くの予想外れ!
料理人のご主人・パンさんは中国人じゃなく日本人!しかも大金森(株)の経営者です。
元捕鯨船に乗っていたご主人は、中国人の奥様とご結婚され、大連にある奥様のオジサンの料理店にしばらくいたらしい。
そして昨年、会社とこの中国料理店を開業されたそうです。
日本人なのに、なぜ「パンさん」なのか?
太っていることを中国語では「胖(パン)」と言うそうで、太っているご主人は中国で「パンさん」と呼ばれていた。
それで店名を「パンさんの店」にして、語呂合わせで「パンダ」をトレードマークにしたそうです。
でも、ご主人はそんなに太ってないですよ。
キッチンカーでの移動販売がメインで、キッチンカーで出店しない日やキッチンカーが戻ってから、あるいは不定期でキッチンカーと並行して、ここで20時まで営業しています。
駐車場はお店の前に1台分。
それ以外は写真のように、セブンイレブンや「らーめんいっとく」さんなどの駐車場以外の部分に停めることができます。
冒頭の写真で、車が何台も駐車しているところです。
メニューなどが掲示されています。
このお店の看板商品は「煎餅菓子」。
日本語の語感だとパリパリの「おせんべい」だけど、中華ブリトーですって。
タピオカドリンクなど。
クラフトビールもあります。
かき氷風のアイス。
小児がん治療支援のレモネード販売もしています。
軽食ばかりのメニューです。
しかしこのお店は、本来は【中国家庭料理】。
だから中国料理のメニューがあります。
インスタに日替わりメニューがアップされてます。それを見てやってきました。
⇒インスタ@pansannomise:https://www.instagram.com/pansannomise/
【メイン料理】
パンさんの気まぐれ弁当、リャンメン(涼麺)、ユーシャンロースー丼
【一品料理】
水餃子、焼き餃子、レモン鶏、ユーシャンロースー、ニラ玉焼き餃子
【箸やすめ】
酸辣ジャガイモ和え、ニンニクの芽・肉炒め
ユーシャンロースーに興味があったんですよ。
漢字で書くと「魚香肉絲」(鱼香肉丝)。細切り豚肉の魚香味炒めで、四川発祥の料理です。
「魚香」は、唐辛子を塩水に漬けて乳酸発酵させた泡辣椒(パオラージャオ)を使うのが本来の調理法。もしその調理方法で作っているなら、ぜひ食べてみたい!と思ったわけです。
唐突に「魚香」だ「泡辣椒」だ、ってなんだ?と思われたことでしょう。
実はこれには前段の話があります。
麻婆茄子という料理がありますよね。しかしそれ、実は和製中華料理で、四川料理にあるのは「魚香茄子」なんです。どう違うかと言うと味付けが違っていて、麻婆茄子は、麻婆豆腐と同じく豆板醤や花椒で味付けする。でも魚香茄子は、本来は酸味のある泡辣椒を使う。しかし今では豆板醤を使って、酢で酸味を加えることが多いというのです。
⇒麻婆茄子は和製中華、魚香茄子が四川料理、じゃあこれどっち:https://onhome.blog.ss-blog.jp/2021-09-13
丼じゃなく、一品料理の「ユーシャンロースー」を1つオーダー。
ユーシャン(魚香)は泡辣椒を使うんでしょ?って聞いたら、泡辣椒じゃなくて豆板醤を使ってるそうです。
四川料理だから辛いよね?って聞いたら。辛くないとママさん。
「辛くするのにラー油を付けておきますね」と、小さな容器入りのラー油をレジ袋に入れてくれました。
◆ユーシャンロースー(魚香肉絲)
豚肉を細目に切った炒め物。
ピーマン、ニンジンやキクラゲも入ってます。
ちょっとピリ辛で濃い目の味付け。こりゃご飯が進むわ!
酸味はありません。
小さな容器に入ったラー油。自家製ラー油です。
こうやって見ると普通の辣油ですが・・・
ほとんどが具です。
食べるラー油みたいに具がいっぱい。辛さもあって、美味しい辣油。
その自家製ラー油をたっぷりたっぷりつけて食べると、さらに旨いです。
白飯が進むー!
今回は、この一品しか買いませんでした。
でも美味しくてリーズナブルで、このお店、気に入りましたよ。
次回は中華ブリトーや他の料理もぜひ食べてみたいと思います。
ごちそうさまでした。
https://onhome.blog.ss-blog.jp/2022-08-29
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店名 |
Pansan No Mise
|
---|---|
类型 | 中国菜 |
预约・查询 |
080-5449-2584 |
预约可/不可 | |
地址 |
茨城県つくば市松代2-1-7 |
交通方式 |
距離筑波 1,578 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算(评价总数) |
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个人包厢 |
不可能 |
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包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
− |
停车场 |
可能的 |
此时建议 |
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网站 | |
开店日 |
2022.7.3 |
备注 |
テイクアウトのみ |
ひたち野うしくに出店したキッチンカーに向かいました。
場所は「ひたちの整形外科」さん前。
「パンさんの店」さんのキッチンカー。
「パンさんの店」は、つくば市松代にオープンしたテイクアウト専門の中華料理店。
今回は、インスタにアップされた特別メニューが目的で来ました。
今日の特別メニュー。
・サンラージャガイモ300円
・昆布と春雨和え300円
・レモンもみじ500円
・チラガーとミミガー和え600円
・中華ブリトーのトッピング、ジャガイモの千切り100円
どれも美味しそうな料理だわ。(*^▽^*)
サンプルが置いてあります。左から、昆布と春雨和え、サンラージャガイモ、レモンもみじ。
レモンもみじ:以前にいただきました。
「もみじ」は鶏の足のこと。それを唐辛子入りの辛い醤油ダレに漬けこんで、レモンの酸味を効かせたもの。すっぱ辛くて、コラーゲンいっぱいで、美味しい。
チラガーとミミガー和え:なんと沖縄料理!
「チラガー」は豚の顔、「ミミガー」は豚の耳のことね。どっちも大好き!沖縄料理をいただけるなんてウレシイ!
サンラージャガイモ:サッと炒めた千切りのジャガイモをサンラー(酸辣)のスッパ辛い味に和えたもの。いいじゃない!
昆布と春雨和え:インスタでは「サンラー和物」と書いてあって、酸辣のスッパ辛い料理です。
中華ブリトーのトッピング「ジャガイモの千切り」:中国の留学生に大人気で、普段は筑波大での出店時に出しているけど、今回は一般向けに初提供ですって。
「ジャガイモ」は中国語で「土豆」(トゥードウ)、その千切りが「土豆絲」(トゥードウスー)。煎餅菓子のトッピングとして中国人留学生に人気があるそうです。
パンさんの店のインスタ記事ではその名を「トドス」と、スペイン語みたいに書いてありました。実際の発音はそうなんでしょう。
ちなみに「サンラージャガイモ」は「酸辣土豆絲」だから「サンラートゥードウスー」です。
ということで、サンラージャガイモとチラガーとミミガー和えを購入。
「サンラージャガイモは辛めでいいですね?」とご主人。とんちゃんの好みをご存知ですね、ありがとうございます!
ご主人のパンさんが料理を作っている間に、興味深いものを発見。
認定証です。日本創芸学院のコーヒーコーディネーターと紅茶コーディネーターの資格があるんですね。役に立つかと思って取ったけど、いまのところ役に立ててない、とご主人。
落ち着いてコーヒーを落としたり、紅茶を淹れたりするお店になってもいいんじゃないですか。
さて、購入した料理を持ち帰って、いただきました。
サンラージャガイモ(上)とチラガーとミミガー和え(下)。
◆チラガーとミミガー和え
これはミミガー。耳の皮のこと。
中に軟骨があって、コリコリと硬い食感があります。
皮膚と軟骨ですらコラーゲンたっぷりで、お肌の美容にいいですよ。v(^o^)
これはチラガー。豚の顔の皮です。
コリコリとした食感で、コラーゲンが豊富。これもお肌の健康にいいですよ。
人間の場合、図々しい人は「面(ツラ)の皮が厚い」そうですが、豚もそうかどうかは不明。
ミミガー:「ミミカワ」の「カワ」が「ガー」と変化して、「ミミガー」です。
チラガー:「ツラカワ」の「ツラ」が沖縄語では「チラ」。「カワ」が「ガー」に変化して、「チラガー」です。
ここでミニ沖縄語講座。
日本語の母音は「アイウエオ」の5音ですが、沖縄語の母音は「アイウ」の3音です。
だから日本語を沖縄語で話すと、「アイウ」は同じですが、「エオ」がない。そこで「エ」は「イ」に、「オ」は「ウ」に替わります。
例えば、「そば」(沖縄そば)は、「ソ」が「ス」に替わって「すば」と言います。
「心」を意味する「肝(きも)」の「モ」が「ム」に替わって「キム」。それが「チム」に変化しました。だから「チムどんどん」という語が生まれます。
◆サンラージャガイモ
千切りのジャガイモとニンジンをサッと炒めて、スッパ辛いタレと和えてある。
ジャガイモの食感がシャキシャキしていて、心地いい。
それがピリリと辛くて酸っぱいから、これまた爽やか。
ミミガーもチラガーも、カミサンは食べないから、とんちゃん一人でいただきました。
晩酌の酒の肴に、とっても美味しい料理でした。
ごちそうさまでした。
https://onhome.blog.ss-blog.jp/2023-01-19