個性爆発の「そばがき蕎麦」と、日替わり丼のセットメニュー : Tsukesoba Azumino

荒川沖の駅近くにある『つけ蕎麦 安曇野』さんに初訪問です。

こちらの蕎麦は、自店の石臼製粉機で挽いた蕎麦粉で打った「そばがき蕎麦」を出してるそうです。太くて弾力があり、もっちりと柔らか。そばがきを意識した食感の独自で打った蕎麦を「そばがき蕎麦」と呼んでるんだそうです。こちらの蕎麦は、この「そばがき蕎麦」一本だそうです。

冷たいそばがき蕎麦と、日替わり丼のセットをお願いしました。この日の丼は「ハムカツ丼」です。

その自慢の「そばがき蕎麦」ですが、極太でゴワゴワムチムチの食感です。江戸前の蕎麦と違って啜るというより、しっかり呵責して食べる蕎麦です。

噛み締めると、蕎麦の香りをしっかり感じます。好みは分かれると思いますが、これは好きな人にはたまらない蕎麦でしょうね。

この店のオススメは「あげ玉」と「蕎麦湯」だそうです。天かすではなく「あげ玉」として作ってるんですね。途中つけ汁に加えると、香ばしい香りと、サクサクした食感のアクセントを感じます。

「蕎麦湯」も同様で、茹で汁じゃなく「蕎麦湯」として作ってるそうです。コッテリトロリとした乳白色の「蕎麦湯」です。これは凄いです。香りが素晴らしいですね。

セットの「ハムカツ丼」は、文字通りの「ハムカツ丼」です（笑）

厚切りハムカツをつゆに潜らせて、卵で綴じる。カツじゃなくても、しっかり丼として成立しています。美味しいです。妙に納得した丼でした（笑）

総じて…
個性爆発の「そばがき蕎麦」です。

好みは分かれると思いますが、美味い蕎麦だと思います。拘りの自家製粉からくる手打ち蕎麦です。

しかも、この「そばがき蕎麦」一本で押し通す気合いが凄いですね。こういう地域密着で、個性的なお店大好きです。頑張っていただきたい良店です。