茨城県産品のこだわりを、県南牛久でも。
水戸南郊・茨城町までわざわざ通い詰めた「森の家庭料理レストラン」が、数年前に県南の牛久に出来て、以来何度となくお伺いしています。
茨城町の施設同様、農産直売のテーマパーク「ポケットファームどきどき」の併設レストランとして運営されていて、以前のように運営そのものにかかわっているのか、それとも提携のレベルなのか、熊本「ティア」の食材が散見されます。
茨城の農畜産物による地産地消と安心安全という、一目瞭然のコンセプトは相変わらずですね。
素朴ながら旨い料理の数々には、県境を越えて惹きつける魅力があります。
茨城町同様、お店は田園の緑に囲まれた環境の中にありますが、ピアノの生演奏などは当初から省略。
広いホールにはたくさんのテーブルが並んでいますが、ディナー2,000円という価格設定もあるのか、少なくとも夕方は、昔のような入店待ちの行列に遭遇することはなくなりました。
土曜の夜、1/3ほどの客の入りで、落ち着いた環境でのんびりと。
牛久という立地ですから、東京通勤リタイア組の老夫婦とその娘家族というふうなクラスタが目立ちます。
夏には夏の、秋には秋の、茨城の大地が育んだ四季折々の新鮮な野菜たち。
それに、県内産を中心とした農産加工品や、乳製品、パン、それにローズポークやハムソーセージなど、これまた畜産王国ならではの逸品。
素材の持つ力を上手に引き出す、家庭的な薄味の料理が身上ですね。
野菜そのものの旨み、甘み、そういったものを大切にしています。
ここのハイライトは、ローズポークのバラスライスで作るしゃぶしゃぶ。
水菜、ぶなしめじ、エノキと一緒に、さっとしゃぶって、胡麻ダレをたっぷり。
脂の甘い、さすがローズポーク!という味わいです。
これの食べ放題と県産コシヒカリで1,000円くらいのランチをやってくれたなら、それこそ通い詰めたくなりますね。
食後には、四季折々の県産フルーツ。
とちおとめに対抗して売り出し中の「いばらキッス」は、甘みと酸味のバランスが良い。
夏場のメロンなど、日によっては大盤振舞に遭遇することも。
そして、県産乳でつくるヨーグルトとソフトクリーム。
茨城町の時代、1,200円から2,000円への価格アップと引き換えに導入された、地場の業者さんが県産乳で作る2種類のディップアイスがあって、それこそ上質な味を楽しめたもの。
この牛久にも暫く置いてあったのですが、値上げの代替サービスだった筈なのに、最近何時の間にか、ひっそりと廃止。
アイスのローコスト版として入ってきたのが、このソフトクリームということのようです。
濃厚かつ爽やかなヨーグルトに、ふんわり甘いソフトクリームを浮かべて。
この食べ方、かのヤスダヨーグルトの人気メニューにヒントを得たのですが、ここではあんまりやっている人を見かけません。
この旨さを味わいながら、アイスの廃止のことは、とりあえず諦めることに。
それから、もう一つ。
以前、此処では極めて上質な味わいの冷甘酒が飲めたのですが、今回のものはどうやら大手醸造の凡庸なもの。
茨城町の店長さんが休みのたびに田圃の草取りをした無農薬のコメで、郡山の仁井田酒蔵が造った、あの酒粕。
アイスの件よりも、こっちの方が数倍残念ではあります。
何とか元に戻らないのか。
ホールを仕切るスタッフさんの対応も、もう少し考えて欲しいもの。
茨城弁というのは、笑顔で話されるとホンワカあたたかくなりますが、慇懃無礼に使われた日には、心の底から寒々としてくるコトバです。
勿論事情の説明はあるにせよ、クローズまで僅か30分という時間までお客さんを案内して、まだ食べている傍から片付け始めるのもどうかと。
写真撮影を申し出ると、以前は料理の自慢を交えながら付添い、大皿が並ぶ風景を撮影させていただけたもの。
それが、最近は一律で、自分のテーブル以外ではダメ!と。
そんな思考停止に陥っていたのでは、食べかけの汚い写真ばかりがあちこちに拡散してしまいますね。
料理を心をこめて作るスタッフさんと、運営、営業サイドとの意識に、何らかの溝が生まれていなければいいのですが・・・・
いろいろ思うところはあるわけですが、茨城町のお店以来、かれこれ10年の定点観測を続けている身とすれば、ぜひとも末永く続けてもらいたいところ。
地域のお客さん一人ひとりを大切にして、地産野菜が醸す素朴な食の理解者を、一人でも増やしてもらいたいですね。
バイキングというスタイルをとる以上、温かい出来たて料理にありつけるには、やはりお客さんがたくさん来てくれないことには、上手く回って行かないのですから。
新鮮野菜はお家芸。
秋茄子
体によさそう!
青菜にふのり
御縁の鯖。これもティアのもの。
茨城町のお店以来、定番のコロッケ
芋の旨さがダイレクト。
鶏ムネ唐揚げ
豆腐が旨い!
めかぶとひきわり納豆、茶碗蒸し・・体に良いもので腹いっぱいになれる幸せ。
家庭的な味付けの野菜料理がたっぷり。
しゃぶしゃぶは一番人気!(ローズポーク・バラスライス)
軽くしゃぶって、脂が甘い!
お米のジュース(甘酒)。
これもはちきれるほど!
いばらキッス!
アイスクリームの代わりに登場したソフトクリーム。
玉葱、さつま芋。
新しい大型施設ですが、茨城町のお店で以前やっていたピアノ演奏などは省いています。
豚さん。
ポケットファームどきどき・牛久。牛久市街の北方にあります。
店名 |
Morino Katei Ryouri Resutoran(Morino Katei Ryouri Resutoran)
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类型 | 西式自助餐、天然食品、蔬菜料理 |
预约・查询 |
029-879-8801 |
预约可/不可 |
可预订
予約割引は前営業日の15時までにご予約いただき、当日11時30分までにご入店ができるお客様に限ります |
地址 |
茨城県牛久市猪子町967-1 |
交通方式 |
国道408号線(学園西大通り)つくば市内に向かう側から路地に折れたところ 距離日立野牛久 2,314 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算 |
¥1,000~¥1,999 |
预算(评价总数) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、JCB、AMEX) 无使用电子钱 |
个人包厢 |
不可能 |
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包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
可能的 300台 |
空间、设备 |
座位宽敞 |
料理 |
对蔬菜菜式讲究 |
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此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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关于儿童 |
接待儿童(接待婴儿,接待学龄前儿童,接待小学生)
全日、小学生950円、幼児・未就学児0円です |
网站 |
https://www.zennoh.or.jp/ib/dokidoki2/contents/restaurant.html |
开店日 |
2010.10.2 |
备注 |
当店はバイキング形式。税込利用料金は |
県都水戸に隣接する茨城町で、全農いばらきとのコラボでかれこれ20年位前から展開を始めた「森のレストラン」という自然食バイキング。
熊本のティアと組んだ貴重な取り組みでした。
全農の「ポケットファームどきどき」が此処牛久で始めた直売所の敷地内に併設して、森のレストランが牛久店を始めたのは、もうかれこれ10年以上前。
最初は茨城町の内容をダウンサイジングしたような展開でしたが、時間が経つにつれ、少しずつ中身が変わってきましたね。
本家茨城町のほうも、バイキングの維持が難しくなり、最近では営業形態をガラッと変えてしまいました。
牛久のお店はどうなっただろうか?
久しぶりに土曜のお昼に出かけてみます。
最近、土日のお昼は大人2100円と、少々敷居が高くなった印象でしたが、隣の直売所で2000円買い物をしてレシートを見せると500円値引きをしてくれて、なんとか1600円でお昼が食べられるという設定に。
今回もレジでレシートを見せると・・
「なんですか?それは」とのご返答。
あれこれ説明すると、「それって半年前にやめちゃいました・・」と。
仕方がない、此処まで来て他へ行くのも面倒だから、食事していきましょうかね。
なんだか嫌な予感しかしないんだけど。
茨城の瑞々しい野菜たちが楽しみ。
でも、品数がちょっと寂しいかな?
レンコンとかケールとか、旬のものがあったから救われたけれど。
ここの看板メニュー、ローズポークのしゃぶしゃぶ。
以前はバラ肉ともも肉と両方置いてあったんだけれど、単価の高いバラ肉は撤去。
デザートも出来合いのゼリーとかそんなのだけになっちゃった。
食後には、奥久慈牛乳で作るソフトクリーム。
此れは相変わらず牛乳感が強くて、甘さ控えめでおいしい。
ソルベみたい。
楽しみにしていたイチゴはありません。
去年まで出していたご当地いちご・イバラキッスを、今年もそろそろ出すけれど、別途料金500円にするとのことです。